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どうもこんにちは。ONE COMPATH(ワン・コンパス)広報の戸田です。
今回は、ONE COMPATHに新卒入社して現在6年目となる北嶋さんのインタビューをお送りします。
北嶋さんは入社3年目のインタビュー記事もありますが、当時所属していたShufoo!企画グループを2022年度に離れ、2023年4月より新規事業を担当しています。そして、この新規事業プロジェクトにおける取り組みを通じて、社内表彰制度「THE COMPATH」の最高賞を受賞しました。これまでにどんな経験をし、どんな学びを得て受賞に至ったのか、じっくりと聞いてまいりました。落ち着いた語り口でありながら情熱的で、私は体温が1度上がりました。ぽっ
この記事は、こんな方にオススメです!
✓ONE COMPATHで活躍する人を知りたい方
✓ONE COMPATHの仕事やキャリアアップについて興味のある方
✓新規事業に興味のある方
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目次
・新卒入社から6年の軌跡ー開発の業務が企画の業務に生かされている
・企画職の配属直後にPMを任されて気づいた「リーダポジションが好きなのかも」
・目指したいキャリアについて話す機会、ズレがないかを確認
・考えたこともなかった新規事業で毎日新しいチャレンジ
・社内表彰で最高難度のMVPを受賞
・自分の頭で考え「自分がやってやるんだ」と意識
・最後にーキャリアアップの考え方
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新卒入社から6年の軌跡ー開発の業務が企画の業務に生かされている
ー北嶋さん、宜しくお願いします!まずは自己紹介をお願いします。
「買いものエンゲージメント本部 買いものPF(プラットフォーム)企画グループの北嶋絢子です。今は買いものエンゲージメント領域の新規事業の立ち上げを担当しています」
(▲笑顔の北嶋さん)
ー北嶋さんは新卒で入社して現在6年目ですね。入社後から現在まで、どんな業務を担当してきたかを教えてください。
「2018年に総合職で採用されまして、『まずは開発の知識を身に着けて欲しい』という会社からの期待もあり、最初はウォーキングアプリ『aruku&(あるくと)』の開発部門に配属されました。SQLを書いてデータを抽出する仕事です。企画やクライアントからの希望に応えるためのデータを抽出していました。その後、法人向け地図ソリューションサービス『MapionBiz』の開発部門に異動し、銀行や消防署などの店舗(拠点)検索システムの改修や、新規でカーシェアの検索サービスの開発を担当しました。
2年目の2019年4月に社名がONE COMPATHに変わり、それと同時にTOPPANから当社に事業承継された電子チラシサービス『Shufoo!(シュフー)』の企画グループに異動しました。このタイミングで大きな人事異動もありましたので、前任者からの業務を引き継ぎながら、主に開発ディレクションを担当することになりました。2023年4月に現在の部署に異動するまでShufoo!企画グループにいました」
ー2年目に企画グループに配属されたのは、どんな経緯があったのでしょうか?
「私はもともとデザイナー希望で入社しました。といっても、表に見えるUI(ユーザーインターフェース)デザインではなく、上流工程から関わるUX(ユーザーエクスペリエンス)の設計をやりたいと思っていました。ONE COMPATHにはUXデザイングループもありますが、上流工程の設計に関しては主に企画グループが担っていますので、それで異動になったんだと思います」
ーもともとUX志望だったんですね。開発部門での経験は生かせていますか?
「企画は開発と連携して進めていくことが多いので、開発にどんな要件を渡したらいいか、これならできそうとか、なんとなくイメージがつくのは開発での経験が生かせていると思います。最初から企画に配属されていたらそういった動きはできなかったかもしれないですね」
企画部門の配属直後にPMを任されて気づいた、「リーダポジションが好きなのかも」
ーこれまで担当した業務の中で特に印象的だったのはどんな業務でしたか?
「以前のインタビューでも話しましたが、Shufoo!企画グループ時代に経験した『らくらく投稿』の開発が印象的でした。(※らくらく投稿は、スーパーやドラッグストアなど主に店舗の現場で働く方を対象とする、簡単に販促投稿ができるサービス)Shufoo!企画グループに配属されてすぐにPMを任せていただきました。抜擢された時はとてもわくわくしていたことを覚えています。右も左も分からない状態で0からリリースまでUX設計を含めて全て経験できました。外部のUXデザインの会社との取り組みや企画と開発で二人三脚で作っていく作業も大変勉強になりました。当時の上司は、一旦崖から落としてくれるタイプの上司だったので(笑)、そのやり方が私に合っていたしありがたかったです。実践しながらセミナーやイベントにも積極的に参加するなど、チャレンジができるいい機会でした。
私はリーダーポジションが好きなのかもしれないと気づきました。実際に使っていただくユーザーやクライアントにとって価値があるものを目指して、それを自分が中心になって主体的に取り組むことができる。裁量が大きく自分に責任がかかっている感じがいい。それがやりがいでしたし、嬉しいことだなと思っていました。
もちろん失敗もたくさんありました。プロジェクトの進行をしながらサービスの設計もしないといけないわけですが、どちらも初めての経験で分からないことばかりだったんです。今では当たり前に分かることも当時は分からなくて‥。ただ、当時の経験によって『こうすればうまくいく』といった基準が自分の中にできました」
目指したいキャリアについて話す機会、ズレがないかを確認
ーONE COMPATHには将来の目指す方向性について伝える制度「ジョブコンパス」があるほか、振り返り面談や目標設定時の面談などキャリアについて会社や上司に伝える機会がいろいろあると思いますが、どのように活用してきましたか?
「確かに入社して以来、私がやりたいことや価値を発揮できることについて伝える場は常にあったと思います。会社や上司が、それを考慮して人事を考えてくださっているというのが大前提としてあると思います。その上で、上司と“WILL・CAN・MUST”のすり合わせを行うので自分としてはズレがなく、『違う』と伝えるのではなく『合っているか』を再確認をするようなイメージです。
私は、基本的には言われたことをやるより、自分で発見したことを仕事にしていくようなタイプですし、自分の役割の範囲を決めていないこともあって、足りない部分を埋めようとする傾向があります。リーダーが足りなければリーダーを、つなぎ役がいなければつなぎ役をやる。そうした性格もあって、方向性が噛み合わくなるようなことがあまりないんです。だからズレがないのだと思います。仕事を増やしすぎて回収しきれないこともあるんですけどね‥。むしろ『ここが足りない』ってもっと言われたいです」
考えたこともなかった新規事業で毎日新しいチャレンジ
ー会社と北嶋さんのエンゲージメントが上々ということですね。そんな会社からの期待もあり、今年4月からは新規事業立ち上げプロジェクトへ参画となりましたが、未経験の分野に関わる事について、どう感じていますか?
「しばらくShufoo!の企画グループにいましたが、Shufoo!企画で一通り経験した後は、得たノウハウやスキルを運用するフェーズになっていて、新しいチャレンジや学びが少なくなってきたなと感じていました。そんなタイミングで、会社からの期待が込められた新規事業のプロジェクトに関わることになりました。
実は新規事業をやりたいと考えたことはなかったんです。ONE COMPATHには新規事業創出制度「POM(Plus One Mile)」がありますが、それも自分から手を上げようと思ったことはありませんでした。結果的に新規事業の担当になって新しいチャレンジができる環境になってよかったと思っています。昨日の自分を今日の自分が否定するような日々です。船酔いしそうな、ジェットコースターのような毎日(笑)。追いつけていないことも多くヒリヒリ感がありますが、とてもいい成長機会をいただいていると思います」
ーもしかしたら、北嶋さんの上司はなんとなく気づいていて、新規事業を任せたいと思ったのかもしれないですね。毎日が充実していそうですが、具体的にどんなことが充実していると感じるか、教えてください。
「今は、新規事業におけるビジネス・テクノロジー・クリエイティブ(UX)の真ん中を見つけるのが重要になっています。それぞれ3つのグループに分かれていて、私自身はUXグループのリーダーをしていますが、UXのことだけを考えているとビジネスやテクノロジーの視点が落ちてしまいます。ビジネスとして成り立つのか、テクノロジーの実現性はどうか、またユーザーにとって価値があるのか。この3つがうまく揃わないとサービスが事業として成立しません。そのすり合わせが、難しくて面白いです。簡単には手に入らなくて、試行錯誤しながらちょっとずつ答えに近づいていく過程は楽しいです。難しいからこそ、手に入れた時に達成感がありますし価値を感じます。それは仕事だけではなくプライベートでも同じような気がします。
今は、これまでの経験も生かしていますが、自分が学びにいかないと太刀打ちできないことが多いです。新しいスキルを身に着け、実践に生かしていく、ということを毎日やっているのが楽しいですし充実していると感じます」
ー大きなプロジェクトで関わる人も多いのでコミュニケーションが大変そうですが、具体的にはどのように進めていますか?
「すり合わせの会議は週に1回、3時間行っていますが足りないです。なので個別でコミュニケーションをとるなど必要に応じて視野や視点を合わせていく作業をしています。
実はテクノロジーグループのリーダーは唯一の同期なんです。入社当時、同じMapionBizに所属していましたが、グループが分かれてからは全く違う業務をしていて業務上一緒になることがなかったので、まさか数年経って一緒の仕事をするとは思わず、びっくりです。MapionBizにいた当時からすごいなと思っていたけど、数年経って同期の成長もすごく感じました」
社内表彰で最高難度のMVPを受賞
ーいい話ですね。そんな北嶋さんの同期も過去に受賞した社内表彰制度「THE COMPATH」(※)ですが、2023年前半期の最高賞(MVP)を受賞されましたね。おめでとうございます!表彰内容と、改めて感想をお聞かせください。
※「THE COMPATH」は、ONE COMPATHのありたい人材像「当事者意識を持って挑戦し続ける人」を最も体現した人を表彰する、半期に一度の社内表彰制度
「名誉ある賞をいただけて光栄です。月刊OC(全社員が参加する、会社のことを知るための時間)で発表された時はびっくりしました。本当に自分の名前が書いてあるのかなと目を疑いました。
表彰内容は、今関わっている新規事業の立ち上げにあたって、体制の見直しやプロジェクトにあったフレームワークの採用、またサービス名称を発案するなど当事者意識を持って取り組んできたことを表彰いただきました。でも自分だけの力ではありませんので、一緒に取り組んでいるみなさんにも感謝したいです。まだサービスがローンチしたわけでも市場に受け入れられたわけでもないので、サービスが成功したときにまた賞をいただけるよう、チーム全員で取りにいきたいです!」
(▲「THE COMPATH」受賞者に贈られる盾を手に記念写真)
自分の頭で考え「自分がやってやるんだ」と意識
ー最高チーム賞(MVT)への意気込み、いいですね!そんな北嶋さんが日々の業務の中で意識していることや大事にしていることは何でしょうか?
「2つあります。1つは『自分がやってやるんだ』という意識です。もちろん全部を一人でやるのは無理だし、上長やチームがいないとできません。でも『誰かやってくれないかな』『困っているんだよね』みたいな他人任せの姿勢は持たないようにしています。
もう1つは、自分の頭で考え、選択や判断を他人任せにしないことです。これはShufoo!企画グループに配属された時に上司から教わったことです。他人任せにするのではなく、よりよい選択をするためにまずは自分なりに考える。そして相手の考えや意見を聞いてうまく引き出しながら、よりよい選択に向かっていきたい。まだできていないこともありますが、心に留めています。でも頑張りすぎて仕事をスタックしちゃったり、一人でやろうとしてできることの範囲が狭まったりするのはよくないので、今後もっとうまく仲間を頼れるように意識したいですね」
ーすごい当事者意識ですね。どうして「自分がやってやるんだ」という意識を持つようになったのでしょう?
「これは父の言葉の影響が大きいです。『何か座礁することがあったら、誰かを期待して待つのではなく自分で解決に向けて動けばいい』というようなことを言われ、それから意識するようになりました。
『なぜ今それが必要なのか』をきちんと理解、共感し、自分自身が心からやりたいと思うと、『やらなきゃ!』『やりたい!』という気持ちになります。上司から理由や背景について説明いただく機会もありますが、それでもやるべき理由が分からない時は理由を聞いて腹落ちするようにしています。もちろん違うと思えば意見します。就活でのグループワークでは全然発言できないような学生でしたが、入社後の経験から自然と変わってきたような気がします。
また、プロジェクトメンバーには前向きで楽しく仕事に取り組んでほしいですし、そういうチームでありたいので、そのためにはリーダーである自分に熱量がないといけないと考えて心がけています。サービスやUX設計を考える上でペルソナ(サービスの理想的な人物像)のこともよく考えていますが、ペルソナに限りなく共感することで『こういうサービスが欲しいんだ』と心から言えるような熱量を自然と持っていることが多いです」
ー北嶋さんは、全社で数名が選抜され1年かけて取り組む「選抜研修」にも参加されていますよね。
「選抜研修は、講師の方のセミナーを受講し、そこで得た学びを生かして会社をより良くするための取り組みを自主的に考え、実行していく取り組みです。セミナー受講もありますが、それ以外は月に2回ほど選抜メンバーだけで集まって議論しています。直近では全社員にアンケートを実施し、ONE COMPATHの組織としての良い点や課題点を聞きました。今は課題解決に向けた施策を検討中です。
私は、何か問題があれば仕組みそのものに問題があると考え、仕組みを見直せばうまくいくと考えるタイプでした。セミナーの中で人間同士の相互理解も必要と言われ、『考えたこともなかったな』と思いました。それ以来、上司や後輩が今何を考えているかを気にかけるようにしています。選抜研修は、他部署や自分とは異なる職種の同僚とワークをするので、営業の視点を知ったり、選抜メンバー自身がどんな人なのかを学んだり、あるいは組織に対する見方の違いを知ったりと発見が多いです」
最後にーキャリアアップの考え方
ー最後に、今後のキャリアアップに関してどのように考えているかを教えてください。
「目指す方向としては、プロダクトマネージメントをやりたいです。組織上のピープルマネージメントではなく、プロダクトの成功のために何でもやるようなジェネラリストのイメージでスキルアップし、会社に貢献していきたいと考えています。ONE COMPATHにはピープルマネージメントができる人は当然いますが、プロダクトマネージメント人材が不足していると考えています。プロダクトを全て見て、施策案を優先順位と共に考える人ですね。今は新規事業でそれに近いことをしていますが、よりスキルをつけていきたいです」
ー自分で発見し仕事を見つけていく、当事者意識の塊ともいえる北嶋さん。ジョブコンパスなどをうまく活用して夢を実現してください。ありがとうございました!
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