Gyazoのプロダクトマネージャーのyuisekiです!
私が2023年6月26日から2023年7月2日の間に自腹で参加したカンファレンス、FOSS4G 2023 は、コソボのプリズレン市で開催された、地理空間情報に関するフリー・オープンソース・ソフトウェアの世界最大の集まりでした。この記事では、なぜ私が自腹で参加したのか、そしてHelpfeelが、個人の学習や成長をどのようにサポートしているかについてご紹介します!
自腹で参加した理由や目的
私は、国連のOSS推進活動であるUN Open GIS Initiativeにボランティアとして参加しています。FOSS4Gでは、毎年UN Open GIS Initiativeのメンバーが集まり、発表やネットワーキングが行われます。私はこのカンファレンスでUN Open GIS Initiativeのメンバーとして登壇発表したいという目標がありました。さらに、対面で他のメンバーと交流し、活動により深く関わりたいという思いもありました。
弊社が個人の学習や成長をサポートする姿勢
弊社は、個人の学びや成長を大切にしています。社内技術勉強会やオープンな技術勉強会を積極的に開催しており、社外の学会への参加も積極的にサポートしてくれます。私は今回、弊社の事業とは直接関係のないカンファレンスに参加しましたが、会社は快く私の意欲を支援してくれ、10日間の連続有給を許可してくれました。その間、優秀なチームメンバーが私の不在時にも自律的に仕事を進めてくれました。
弊社の自由で多様性のある働き方
弊社の自由で多様性のある働き方は、私のカンファレンス参加に大きな影響を与えました。直接業務に関わらない新しい技術への積極的な触れ方を奨励しており、私の学びを後押ししてくれる雰囲気があります。弊社はフルリモートの環境で働くことができます……が、時差の問題もあり、さすがに今回のカンファレンス参加中に仕事をすることはできませんでした。
カンファレンスのハイライト
カンファレンスでは、様々なセッションやワークショップに参加しました。特に私にとって印象的だったのは、以下の2点です。
国連の存在感
カンファレンスでは、国連の存在感が予想以上に大きかったです。国連は様々な方面からGISにアプローチしており、1つのワークショップ、1つのサブミーティング、1つのジェネラルセッション、そしてクロージングセッションは国連地理空間情報課・オム課長によるスピーチでした。さらに、多数のFOSS4Gコミュニティが国連と協力関係にあることを知りました。
コラボレーション
カンファレンスでは、世界トップクラスのソフトウェアエンジニアと交流する機会がありました。特に印象に残ったのは、HOTOSMの開発者、Protocol Labsの開発者、そしてPMTilesの発明者との出会いでした。彼らとの交流は刺激的で、自身のプロジェクトに新たな視点を加えることができました。
今後の展望
現在のところ、弊社の製品ではGISを扱っていません。しかし、私がFOSS4G 2023に参加したことで、弊社の同僚たちもGISに強く興味を持ってくれたようでした。今後、GISに対する私の情熱と能力を活かす機会を与えていただければ、会社の成長にさらなる貢献ができると思います。
結びに
FOSS4G 2023への参加は私にとって貴重な経験でした。世界中の優秀な専門家との交流は、私の成長を加速させるきっかけとなりました。次回のFOSS4Gは、なんとブラジルで開催されるとのことです。地球の反対側ですが、可能であればまた参加したいと思っています。次回までには、優秀な人々と過ごす時間をより有意義なものにするために、さらに能力を高め、優れたソフトウェアを生み出したいと思っています。
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