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私の譲れないもの

2023年1月にカスタマーサクセスチームにジョインしました伊藤です。
私は転職を機に田舎へUターンしてきました。
今回はその経験をもとに、「Helpfeelだから叶えられたこと」について書きたいと思います。


①自己紹介

生まれ:神奈川県

5歳頃までは神奈川県におりました。
親がサザンオールスターズが大好きで、名前も「愛しのエリー」から名づけられました。
喘息があり、幼稚園でも運動会などの催しはいつも見学。うどんを啜るだけで発作。
入院生活の記憶しかない、とても寂しい日々を過ごしていました。


育ち:山形県

小学校入学までの約2年前くらいからは、祖父母が住んでいる山形県に一人出荷され、大自然の中で育ちました。
初期は軽い発作もありましたが、空気が綺麗なことでみるみる回復。低学年の頃には吸入器(発作が起こった際に使うマシン)も不要になり、毎日山や川を走り回っていました。

祖母が漬けるナス漬けが大好きで、学校の廊下に貼りだす「私の好きなもの」に(6歳にして)デカデカと「なすづけ!!!」と書いたことにより、家族に大恥をかかせたことがあります。(同級生たちは「ケーキ」などかわいいものを書いていた)


進学:宮城県

私が山形に移住したことにより、神奈川に住んでいた家族もそろって山形に引っ越してきました。それからずっと山形に住んでいましたが、大学進学のために宮城県へ行くことに。

高校時代に母を癌で亡くし、今まで親代わりになってくれていた祖母のために就職をしようと考えていましたが、母が「大学には行きなさい」と言い残していたこともあり、葛藤の末に決めました。

そういえば、通っていた高校のクラスが進学コースだったため、「進学しないなら3者面談」と言われたことも…。親がいないため「3者揃えられない…」といったジレンマを抱えました。あの頃の私かわいそう笑


宮城での生活

大学4年間は自分で学費を払うために、アルバイトの日々を過ごしました。祖母に心配をかけないよう、家族を置いて宮城に来たという罪悪感を抱きながら必死でした。

就職を検討する際も山形を考えましたが、企業数が宮城に比べて少なく、ここでも葛藤の末に宮城での就職を決めました。

離れている祖父母がまだまだ元気でいてくれていたから決断できたと本当に感謝しています。
将来は恩返しとして同居をしたいと強く思いながら、日々仕事と戦っていました。


②葛藤の日々・決断

大学時代と合わせて10年間宮城を拠点に生活をしていました。帰省できるのはお盆や年末のみ。仕事とプライベートの両立が難しく、祖母とは電話でやりとりをしていました。

お互いが心配をかけないよう、どこか本音では話せていないような会話。

「お前はお前の人生を生きればいい。何も心配いらねがらな」といつも言ってくれた祖母。その言葉を聞くと、いつも胸が痛くなりました。私の人生は祖母あってこそだったからです。これからの人生は祖母の近くで暮らしたいとずっと思っていました。

そんな中、新型コロナウイルスが世界を襲い、世の中が一変しました。「リモートワーク」というものが世に浸透してきて、当時勤務していた会社でも週数日のリモートワークが可能となりました。

またちょうどその頃、祖父が倒れたと祖母から連絡が来て、宮城から救急車を要請する事態になり、「私が近くにいれば」と悔しい経験をしました。

幸い祖父はその日のうちに帰宅でき、体調も回復しましたが、この先こういったことも覚悟をしていかなければならないと強く思いました。

「決断するならこのタイミングだな」と思い、仕事の少ない山形でも働ける完全リモートワーク可能な企業への転職に向けて動き出します。


それからありがたいことに私の事情を知ってくれていて、先にHelpfeelに転職した先輩がHelpfeelを紹介してくれました。どこにいても勤務可能、今までの経験を活かせると聞き、「ここしかない!」と応募をしました。D、本当にありがとう。


宮城では毎日つらい日々を過ごしたというような書き方をしてきましたが、もちろん全くそんなことはなく、かけがえのない親友たちに出会えたし生活しやすかったので、去るとなるとそれもそれでとてつもなく寂しかったです。

ですが、私にはどうしても譲れないものがあります。自分が後悔したくないという自己満かもしれませんが、数少ない家族を大切にしたい。そんな生活が叶えられるのは、Helpfeelだけだったと心から思っています。


③今の生活

毎日家族と直接会話でき、役立っていることに幸せを感じながら働くことができています。休日はできるだけたくさんのところに連れて行ってあげられているし、祖母も今では本音で話をしてくれている気がします。

困っていること、やってほしいことなどを聞くことができています。急な通院なども時には発生しますが、そんな時でも安心して家族に寄り添うことができるHelpfeelの環境にとても感謝しています。


最後に

Helpfeeでは、自分にとって譲れないものを大切にしながら働くことができると私は思います。少なくとも私は、Helpfeelだったからこそ自分が後悔しない選択をすることができました。いつも支えてくださっている皆さん、本当にありがとうございます。

Helpfeelの魅力である「働きやすさ」について、気になった方はぜひお気軽にカジュアル面談へ。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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