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オンライン診療の推進によって、自らの首を絞めています

オンライン診療の拡大の実態

新型コロナウイルス感染症の拡大の中で、安心して医療機関に行くことができず、不安な思いをしている人が多くいました。そこで、政府の決定によって、オンライン診療の拡大(実際には電話等による診療の拡大)がなされました。

これはこれで、私はとても良かったと思っています。医療制度のことや、医療支出の面もあるでしょうが、何より、実際にキャップスクリニックのオンライン診療をご利用されている多くの患者様の言葉から、そう思わざるを得ないのです。

オンライン診療利用者の声

「新型コロナウイルスの感染が流行しているなか、かかりつけ医をオンラインで受診できることが本当にありがたく、いつでもどこでも相談できる安心感はとても大きいです。クリニックのオンライン診療への対応の早さには感服しますし、感染リスクと隣り合わせで勤務をされているお医者様はじめ全てのスタッフの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。」
「持病があって薬が切れそうで不安なところでしたが、非常に丁寧に良くしていただきました。ありがとうございました。」
「日頃より定期的に通っている皮膚の薬を頂きたく、子供を自宅で見ながらの在宅ワーク中でありかつコロナ禍の感染等が気になるご時世に大変素晴らしい試みとおもいます。日本国内に置いての医療で様々な制約等ある中で、諸外国では当たり前のことを率先して取り組む姿勢が素晴らしいとおもいます。治療内容にもよるのかとおもいますが利便性が高く大変助かりました。また利用します。」

結果的に患者単価が下がり、収入は下がるかもしれない。でも・・・

とは言え、分かっていてやったとは言え、一部、かかりつけ患者様で「これまで来院していたけれど、今後はオンラインで」という人も出てきました。ここだけ見ると、「オンライン診療によって患者単価は下がる」ということをしている面もあるかと思います。診療時間など、コストはあまり変わらない中、診療報酬だけが20-50%になるかもしれません。

それでも、我々はブレてはいけないと思っています。今後、統計的に、かかりつけ患者様が「来院からオンラインに流れている」というデータが出たとしても、仮に、時限特例のオンライン診療がこのまま延長されたとしても。

「このくらいの規模の時に、このイノベーション・DX(デジタルトランスフォーメーション)が起きて良かった」と思うようにしたいと思っています。自らの首を絞める意思決定を恐れた組織が、結局第三者から首を絞められたのがイノベーションの歴史かもしれませんから・・・。

(でも、正直なところ、不安もあります。仲間たちと知恵と勇気を出し合って、乗り越えていきたいと思っています。一緒にこの変化を作り上げていく仲間、求めていますw)

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