まいど採用担当の笠松です。
この度BEENOSはグローバル人材の採用を行うべく子会社のtensoのメンバーと共に台湾の採用イベントに参加してきました。私はこのイベントに参加することができず(ベトナムにいたため)、台湾現地オフィスの李さん主導で企業説明や候補者たちとの面談を実施しました。当日の様子を聞くと、とても広い会場には多くの来場者がおり、BEENOSのブースも多くの方で賑わっていたそうな。ここから優秀な人材の採用につながっていけたらと思っています。
さてここからが本題。
なぜ海外採用なのか?
実はBEENOSとして海外採用にこだわっているわけではなく、日本での採用ももちろん継続していきます。そもそも「日本人が」とか、「外国人が」とか採用において意識をしたくないわけです。採用の本質は優秀な仲間をチーム加えることで、優秀な人が日本人である必要がないわけです。ただしここでボトルネックになってくるのは「言語」「文化」の壁です。これが現在多くの日本企業における海外人材の採用が進まない大きな理由でしょう。つまり「採用」と「受け入れ」の両輪が一致して初めて可能になるのです。
人はどうしても効率がいい方法や、楽な方法を選んでしまいます。普段慣れた言語で慣れた方法で採用し、社内育成をする方が楽なのです。このアプローチが間違っているわけではないのですが、その思考に時間軸を加えて考えられているのでしょうか。
そこで問いたいのが・・・・
10年後もその採用方法で大丈夫ですか?
採用を計画する時になるべく自問自答するようにしています。
10年後日本の人口は当然のように減少し、人口減少のペースを上回るペースで労働人口が減少して行きます。それは出生数を死亡者数が上回った2005年から始まっています。若年層の減少はもっと早い段階で進行していました。
ビジネスの視点で考えた時に、自社が向き合っているマーケットが日本であるならば、そのマーケットは縮小しています。また日本の若者をターゲットにしている企業はもっと早いスピードでマーケットが縮小していくことを経験するでしょう。しかし世界に目を向けると人口は増え続けています。大きなマーケットがすぐそこにあるわけです。そして結果として以下の2つの事象が起きると思っています。
A) 日本人の採用単価は上がる。(特に若年層)
B) 日本人のみを相手にする企業は減少するパイを取り合う熾烈な競争にさらされる。
偉そうに書いていますが、BEENOSもどんな外国人も受け入れられるほど態勢が磐石ではありません。しかし対応すべく努力をしています。近い将来にこれらの波にのまれることを想像できているからです。筋トレと一緒ですぐに対応できるわけではありません。社内の従業員をグローバルスタンダードに慣れさせる必要があります。これは早く始めるに越したことはありません。
最後に、BEENOSでは学歴・国籍・人種・性別を問いません。採用時にはその人のキャラクターと能力をみます。言語は日本語か英語ができたらOKです。
写真)台湾採用イベントの様子。 今回台湾のメンバーは本当によく頑張ってくれました。