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【Interview #04】「自信がない人」ほど3Sunnyが合う。事業責任者が語るキャリアと成長のチャンス

ADK、GREE、リクルートと大手企業にて営業やプロジェクトマネージャー、新規事業企画を担当されてきた菊池さん。なぜ、その後のキャリアで3Sunnyを選んだのか。苦悩が多かった今までのご経歴や今注力している課題、3Sunnyが求めている人物像などを伺いました。

目次

  • 自分の得意分野を求めていたら、自然とWeb領域に行き着いた

  • 新規事業では失敗の連続。それでも、チャレンジをし続けた。

  • 医療という新しい業界での挑戦。新規事業とより良い組織づくりを目指して。

  • 「自信がない人」ほど3Sunnyが合う。活躍できるチャンスが溢れているから。

自分の得意分野を求めていたら、自然とWeb領域に行き着いた

ーーーーー菊池さんの今までのご経歴をざっくばらんに教えてください。

もともと広島出身なのですが、高校卒業後は美学を専攻できる関西の大学に進学しました。昔から絵画や現代アートが好きでとにかく学びたいという強い気持ちがありましたね。

大学で美術について深く学んでいく中で、「広告も美術に近いな」と興味を持つようになりました。大学生時代にお金を貯めて『コピーライター養成講座』に通うようになり、本格的に仕事として広告業界を目指したいと思うまでになりました。

就活のときは、広告業界トップ10企業しか採用試験を受けていませんでした(笑)。ところがその10社すべて落ちてしまうんです(笑)。

「もう就職浪人するしかないか…」と考えていた卒業3か月前、当時の株式会社アサツーディ・ケイ(現:株式会社ADKホールディングス)の広島にある支社で採用募集が開始されると聞き、すぐに応募しました。なんと結果は採用。もう3月中旬に差し掛かる時期で、内定決まってすぐ入社という状況でした。

入社後は約3年ほど広告営業をしていました。しかし、実はあまり良い営業成績は出せておらず、思ったほど成果はあげられていなかったんです。

悩んでいたちょうどその頃、大手通信会社さんのWebサイト制作を担当した結果、効果がものすごく良かったんです。

先輩たちはテレビや新聞などのマス媒体が得意ですが、新しいWebサービスには詳しくないなと気が付き、Web領域を自分の得意分野とし、積極的にそういった案件を回していただくことで自分の居場所をどんどん作っていきました。

広島で約4年勤務した後、憧れの本社に異動することができました。

—————本社に異動した後も広告営業をされていたのですか?

いいえ、Web領域に強みを持つ僕を理解してくださったのか、デジタルメディアのプランニングやバイイングを行う部署に異動しました。ADKとWebメディアの間に入り広告企画を立案するというのが主な業務内容でした。

しかし、ずっと願っていた本社勤務ではあったのですが、わずか異動後8か月で退職したんです(笑)。

当時は、顧客に対しターゲット含有率が高い広告や投資配分、獲得できるインプレッションの予測などをご提案していたのですが、ルーティンの業務が多く、今の職場に不満はないものの、もっと面白いことをしたいという気持ちが強かったですね。

その頃友人がグリー株式会社(以下、GREE)の面接を受けていて、「すごく面白い会社だから受けてみなよ」って言ってくれたんです。そこで思い切って選考を受けてみたところ内定をいただくことができました。

ゲーム自体はもともと小さい頃から好きでしたし、ソーシャルゲーム自体は馴染みはなかったものの、今以上にWeb領域に深く関われると思ったので転職を決意したんです。大阪オフィスの立ち上げメンバーとしての入社ということもあり、学生時代を過ごした懐かしさも感じていました。

新規事業では失敗の連続。それでも、チャレンジをし続けた。

—————GREEではどのような仕事をしていたのですか?

当時ガラケーゲームからスマホゲームに徐々に変わる時代を迎えており、僕も人気アプリを生み出すために、レーシングゲームなど世界的に人気のあるジャンルのアプリを作り、企画や分析を担当していました。

具体的には、ゲームの利用ユーザーさんの遊ぶ頻度や時間をどのように増やすのか、どんなイベントであれば参加したくなるのかなど、よりゲームを活性化させるための分析や企画を繰り返していました。

そのときにGREEの本社では志水さん(3Sunny代表)、矢澤さん(3Sunny CTO)も勤務していたようなのですが、当時はまだ知り合ってはいなかったんですよ。

GREEは1年半ほど勤務していたのですが…、まさかのオフィス閉鎖になってしまいまして。この時、新規事業の難しさを肌で感じ、あの時こうすれば良かった、などたくさんの悔しい気持ちの中で終わってしまったので、もっと自分自身の力をつけたいと思い、次の仕事ではより成長できる場を探して、転職活動を開始しました。

転職活動をしているときに、株式会社リクルートキャリア(現:株式会社リクルート)という会社に出会ったんです。面接では、前職の悔しい経験から今の自分に足りていないと思う3つのスキルと伸ばしたいと伝えました。

具体的には①開発のマネジメントができるようになること、②財務構築のための商品企画に携われること、③組織マネジメント含め経営層としての経験ができること、この3点を35歳までに経験し、自分の成長に繋げたいことをアピールしました。

IT部署というまったくの未経験からの中途入社だったのですが、「面白いから採用!」と言われたのを覚えています(笑)。今思えばリクルートは常に「自分はどうしたいか?」を問われる会社だったので、自分のキャリアについて意思がはっきりしていた点が合っていたのだと思います。

その後社内異動を経て、3Sunnyに誘ってくれた志水さん・矢澤さんと出会うこととなります。

—————未経験で挑戦したIT部署ではどのような業務をしていたのですか?

リクルートでは新規事業の担当となり、事業側と開発パートナー様との間に位置し、事業側がやりたいことをかみ砕き開発側に伝えたり、要件定義などを作成していました。いわゆるプロジェクトマネージャーの立ち位置ですね。

未経験ながら本当に面白い仕事だなと感じていました。自分自身がGREEに勤めていたときに、開発のことが分からない中で無理やり開発側に依頼をしていたんです。もっと知識やコミュニケーション力があれば良いプロダクトが作れたのではと感じているので、反省点を活かしながら仕事をしていましたね。

そこで1年半ほど経験を積み、その後、同じサービスの事業側の部署に異動し、商品企画という役割で財務構築のことを考える業務をしていました。

この業務では、ロマンとそろばんの成立を求められ、社会的価値と経済合理性の双方の成立に向き合い、カスタマーが求めるサービス改善を検討する一方、財務構築のための販促支援を行うなど、様々な経験をさせていただきました。

そこで約2年ほど勤務し、その後マネージャーに昇格しました。マネージャーになってからも、主に新規事業を経験させていただき沢山のチャレンジをさせて頂きましたが、どれも成功と呼べるまでは成長せず悔しい思いをしていました。

リクルートではたくさんのチャレンジをさせて頂いたのですが、まだ成功したと呼べるものがなくそこがずっと引っかかっていました。

このままリクルートで仕事を続けていけば、役割は広がり、裁量も増えていくイメージはできるものの、自分がもともとやりたかった新規事業に関与する機会は減っていくだろうなと思いました。当時37歳だったのですが、チャレンジできるうちに外の景色を見ようと思い退職を決めました。

医療という新しい業界での挑戦。新規事業とより良い組織づくりを目指して。

—————3Sunnyに入社するきっかけは何だったのでしょうか?

志水さんとは年に1回程度、東京駅のヤエチカ(地下の飲食店街)で飲みながらよく近況報告をしていたんですよね。僕が退職を考えている頃に久しぶりにお話をする機会があったのですが、3Sunnyの話を聞いたときは率直に、ものすごくワクワクしました。

医療業界は何も縁もないですが、「新規事業として成功させたい」「なんて面白いビジネスモデルなんだ」「このビジネスモデルなら成功させることができるかもしれない」と一緒に体感したいという熱い思いが駆け巡りました。

そのままお誘いいただき、昨年7月からジョインしたんです。

—————3Sunnyでの業務内容と、今注力していることを教えてください。

3Sunnyの営業には、大学病院などの急性期病院の導入支援を行うフィールドセールスと、慢性期病院などの導入支援を行うカスタマーサクセスの2職種があります。僕の仕事内容としては、この2つの職種に関わる事業戦略や方針、施策立案、メンバーとのすり合わせやフィードバックを主に行っています。

中長期でどのように導入病院数を増やしていくのか、新しく始まった介護施設の営業をどう進めていくのかも考えていますね。

事業に関わる採用や教育でも役員メンバーと熱く議論を交わすこともあります。

今最も注力していることは、メンバーのキャリアの幅や選択肢を今以上に広げてあげることですね。

3Sunnyは、25名規模のスタートアップ企業でスピード感のある会社です。自由度も高いのですが、個人が「こういう風に成長していきたい!」という希望に対し、会社としてこれまで以上に機会を提供していけるようになりたいたいですね。

異動も含めて将来の選択肢をどんどん増やし、メンバーが皆、今後のキャリアを楽しく描けるような、そんな組織づくりを今後も実現していこうと考えています。

「自信がない人」ほど3Sunnyが合う。活躍できるチャンスが溢れているから。

—————3Sunnyのメンバーの雰囲気を教えてください。

多様性を受容してくれるメンバーが多いと思います。否定から入らず、一旦色んな相談を聞いてくれますし、それぞれのSlackでのつぶやきにも反応してくれるんです。

皆が自由に色んなことを考え、自分と違う考え方があったとしても受容できていて、目的ベースで思考できているところが、とてもよいですね。

「そういう考えがあるんだ!」「面白そう!それってどういうことなの?」と違う考えについても多様性を大切にし、何でも自分の糧にしていく文化がすごく素敵だと思っています。

異なる意見を否定するよりも、プロダクトの目的を達成するために新たな考えをチョイスできる組織文化があると思います。

—————3Sunnyはどのような人に合っていると思いますか?

ああああああ

3Sunnyは退院調整クラウドサービスを提供しているので、「医療に関するバックボーンがないと入社できないのでは?」と思われがちです。

しかし、僕は医療業界に関する背景がない人で興味がある人ほど、応募してほしいと思っています。3Sunnyで何か成し遂げたいことがある方で、応募しようか迷っている方ほどウェルカムです。

また、「自分自身、何が得意かよくわからないな」と思う人ほど、3Sunnyに合っているんじゃないかと考えています。理由は、3Sunnyはまだまだスタートアップ企業ですし、やることがたくさんあるからです。何かに突出した方より、「色んな経験をしながら自分の得意分野を見つけていきたい方」にぴったりだと思いますね。

僕自身も、事業戦略の検討はもちろん、利用規約の作成や契約書締結などの法務業務や採用業務など、色んなことをやっています。

経験できるその打席数が豊富なのも3Sunnyの魅力の1つですね。その打席も10回中1回ヒットが打てれば十分だと僕は思っています。打席に何回も立って挑戦できるチャンスが、3Sunnyにはたくさんあるんです。

ただし、スタートアップなので「当事者意識」だけは持ってほしいですね。そのスタンスさえあれば、スキルは後から付いてくると確信しています。

そこを踏まえて、3Sunnyで自分の得意、やりたいことをどんどん見つけてほしいですね。

(終)

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