工藤 高裕 22日前 フォロー 今月の分子 299: マラリア原虫PTEX(Malaria Parasite PTEX) マラリア原虫はさまざまなタンパク質をヒトの体内で分泌し赤血球などの性質を改変し増殖しやすい環境をつくっています。このようなタンパク質は、ワクチンや治療薬の標的として研究されているというお話です。... もっと見る
工藤 高裕 約2ヶ月前 フォロー 今月の分子 298: アンジオテンシンと血圧(Angiotensin and Blood Pressure) 血圧の制御に関わるホルモン「アンジオテンシン」は血圧を上昇させる作用を持っていて、「アンジオテンシノーゲン」の一部が酵素の「レニン」と「ACE」によって切り出されることにより生成されます。これら... もっと見る
工藤 高裕 3ヶ月前 フォロー 今月の分子 297: 炭素回収のしくみ(Carbon Capture Mechanisms) シアノバクテリアは二酸化炭素を集めて濃縮し、二酸化炭素を固定する酵素「ルビスコ」に渡し光合成の効率を上げています。このしくみに関する話です。なお、このしくみを作物植物に付け加えることで生産性を向... もっと見る
工藤 高裕 4ヶ月前 フォロー 今月の分子 296: ESCRT-III 細胞や細胞内器官の膜は固定されたものではなく、環境などに応じて臨機応変に変化しています。その働きを助けているタンパク質のお話です。詳しくは今月の分子「296: ESCRT-III」をご覧ください... もっと見る
工藤 高裕 5ヶ月前 フォロー 今月の分子 295: リボソームの多様性(Ribosome Diversity) タンパク質の合成を行うリボソームはすべての生物が必要とする他、細胞内にあるミトコンドリアや葉緑体にも存在します。しかし生物等によってリボソームの構造はさまざまであり、生物間の構造を比較することに... もっと見る
工藤 高裕 6ヶ月前 フォロー 今月の分子 294: インジェクティソーム(Injectisome) 腸チフスを引き起こすサルモネラ菌は、タンパク質の「針」を細胞に差し込んでエフェクタータンパク質を注入し、細胞の防御機能を書き換えて増殖します。この「針」に関するお話です。詳しくは今月の分子「29... もっと見る
工藤 高裕 7ヶ月前 フォロー 今月の分子 293: CFTRと嚢胞性線維症(CFTR and Cystic Fibrosis) 嚢胞性線維症は、粘液が濃くなって気道閉塞や慢性肺感染症を引き起こしてしまう遺伝病で、イオンや水の流れを制御するCFTRの遺伝子が変異して正常に機能しなくなることが原因になっています。このCFTR... もっと見る
工藤 高裕 8ヶ月前 フォロー 今月の分子 292:φX174 YES複合体(PhiX174 YES Complex) 細菌に感染するバクテリオファージを使ったファージ療法は1世紀以上前に発見されたものですが、抗生物質が効かない耐性菌に対する代替療法として最近再び注目されつつあるというお話です。詳しくは今月の分子... もっと見る
工藤 高裕 9ヶ月前 フォロー 今月の分子 291: ヒアルロニダーゼ(Hyaluronidases) 細胞間を結び付けている結合組織を構成する重要成分の一つ「ヒアルロン酸」を分解する酵素のお話です。この分解は材料をリサイクルするために行われますが、がんの転移や細菌の感染、精子細胞と卵子の受精など... もっと見る
工藤 高裕 10ヶ月前 フォロー 今月の分子 290: ナノワイヤー(Nanowires) 細胞は線維状のタンパク質集合体をつくっていて、その内側には電子伝達体が並び、電子を通す微細な電線になっている、というお話です。詳しくは今月の分子「290: ナノワイヤー(Nanowires)」を... もっと見る
工藤 高裕 11ヶ月前 フォロー 289: メディエータ(Mediator) タンパク質をいつどこで作り使うのかを制御することは重要ですが、それは主に遺伝子の転写を制御することによって行われています。この記事では、転写が始まるときにつくられる「転写開始前複合体」を構成する... もっと見る
工藤 高裕 12ヶ月前 フォロー 今月の分子 288: ビタミン(Vitamins) 私たちは必要な栄養素をすべて自分でつくることができるわけではありません。自分でつくれない「ビタミン」は食物から摂取する必要があります。そのビタミン群とそれに関係するタンパク質のお話です。詳しくは... もっと見る
工藤 高裕 約1年前 フォロー 今月の分子 287: ZAR1レジストソーム(ZAR1 Resistosome) 植物にも免疫機構がありますが、それに関するタンパク質のお話です。詳しくは今月の分子「287: ZAR1レジストソーム(ZAR1 Resistosome)」にて日本語訳(PDBj)https://... もっと見る
工藤 高裕 約1年前 フォロー 今月の分子 286: RSウイルス融合糖タンパク質(RSV Fusion Glycoprotein) 構造生物学の知見は、最も効果的な箇所に標的を絞ったとした感染症ワクチンの開発に役立てられている。主に乳幼児や高齢者に呼吸器系の疾患を引き起こすRSウイルスのワクチンや抗体治療薬は、ウイルス表面に... もっと見る
工藤 高裕 約1年前 フォロー 285: ヒストン脱アセチル化酵素(Histone Deacetylases) 細胞のDNAは通常ヒストンタンパク質に折りたたんで収納されていて、必要な部分だけをほどいて遺伝子を発現させる。ヒストンへのアセチル基を付加したり除去したりすることで遺伝子の発現は制御されている。... もっと見る