様々な業界/領域におけるテクノロジー導入トレンドを紹介する本連載、4つ目のテーマは、リテールテックとして注目が集まる「小売」領域についてご紹介します。 国内の小売市場 経産省の調査によると、2019年の小売販売額は145兆円にのぼり、2020年はコロナ影響による個人消費の縮小、インバウンドの縮小もあり、縮小する見...
教育領域の第5回は、教師の働き方を改善していくサービスについてご紹介します。 教師の労働状況 日本全体で働き方改革が必要とされる中で、学校に目を向けてみると、教師の長時間労働が問題となっています。 文部科学省の教員勤務実態調査によると、1週間当たりの学内勤務時間数が60時間以上と答えた人は、小学校で33.5%、中...
教育領域の第4回は、学習効率化サービス、特に学習者の自主学習におけるパフォーマンスを向上させるサービスについてご紹介します。 VUCA時代に求められる学びの変化とアクティブラーニング 近年、情報や技術、環境、政治等、様々な側面での社会変化が激しくなっています。ただ、どのように変化していくのかは不明瞭であり、以前よ...
教育領域の第3回は、昨今の社会情勢も踏まえ、よりニーズが高まっているプログラミング学習サービスについてご紹介します。 日本におけるIT人材の不足 近年、多くの産業においてソフトウェア、データの活用が推進されており、デジタルトランスフォーメーション(DX)もバズワードとなっています。一方で多くの企業において、ソフト...
教育領域の第2回テーマは、「語学学習サービス」です。 昨今は、英語以外でも様々な言語の選択肢やニーズが増えていますが、今回は最も市場が大きくサービスの幅も広い英語学習に絞ってご紹介します。 英語学習領域が注目される背景 近年、英語学習を中心とした語学ビジネス市場は堅調に伸びています。その背景としては、「日系企業の...
様々な業界/領域におけるテクノロジー導入トレンドを紹介する本連載、3つ目に取りあげるテーマは、近年EdTechとして注目が集まる、「教育」領域についてご紹介します。 世界のEdTechへの投資 EdTechとはEducation(教育)とTechnology(技術)を組み合わせた造語です。 デジタル技術を用いた生...
育児領域の第5回テーマは、「施設向けサービス」です。 今回は、保育施設向けに提供されている様々なサービスのうち、特に、保育士の業務や施設運営を効率化するものに焦点を当て、その動向をご紹介します。 国内の保育士不足の現状 近年、国内の保育士が不足しているというニュースを見かける方も多いのではないでしょうか。保育士不...
育児領域の第4回テーマは、「メディア・EC」です。 今回は、育児情報メディアと、育児グッズに特化したECサービスの動向を紹介します。 育児情報メディアの背景 育児にはやるべきことが多く、また初めての経験の場合は特に、何をしたら良いかわからないことも多いです。そのため、情報源として様々な育児情報メディアが求められて...
領域トレンドリサーチ 育児領域:ベビーモニター 育児領域の第4回は、家の中での見守りサービス、その中でも「ベビーモニター」にフォーカスしてご紹介します。 育児での最も大きい悩みは「常に目が離せない」 パナソニックが実施したアンケート調査によると、育児に関する悩みの第1位は「常に目が離せない」ことでした。 親は、赤...
育児領域の第3回テーマは、「知育」です。 「知育」は育児をしている方はよく耳にする言葉かと思いますが、そもそもの起源をさかのぼると、イギリスの哲学・社会学者ハーバード・スペンサーが唱えた「知育」・「徳育」・「体育」で構成される「三育」という教育思想のひとつで、日本にこの概念が入ってきたのは明治初期頃と言われていま...
育児領域の第2回は、妊活・妊娠期支援についてご紹介します。 キャリア形成と出産・育児両立の難しさ 妊活・妊娠期領域の代表的な課題として、 まず女性のキャリア形成と出産育児を両立する難しさが挙げられます。 15〜24歳をキャリア探索段階、25〜44歳をキャリア確定段階とすると、その期間と重複するように女性の妊娠適齢...
様々な業界/領域におけるテクノロジー導入トレンドを紹介する本連載、2つめに取りあげるテーマは、近年Baby/Kids Techとして注目が集まる、「育児」領域についてご紹介します。 国内のBaby/Kids Tech市場 日本社会では少子高齢化が進み、2019年の出生数は86万人と1899年の統計開始以降初めて9...
食領域の第5 回テーマは「食のD2Cブランド」です。 そもそも、D2Cとは、「Direct to Consumer」の略であり、メーカーやブランドが自社で企画・製造した商品を、従来の小売業者などを介さずに、自社ECサイトなどの独自販売チャネルを通じて、直接(Direct)消費者(Consumer)に販売するビジネ...
食領域の第4回テーマは、「流通の最適化」です。 前回の内食アップデートに関する記事では、主に消費者向けのサービス動向をお伝えしましたが、今回は食品が生産されてから消費者へ届くまでに必要な「流通」関連のサービス動向をご紹介します。 食品流通の全体像 一般に流通業と言えば、小売業や卸売業、物流業など、流通に関わる様々...
食領域の第3回テーマは、「内食のアップデート」です。 前回のフードデリバリー業界に関する記事では、主に飲食事業者向けのサービス動向をお伝えしましたが、今回は消費者向けのサービス動向を中心にご紹介します。 中食・内食市場の拡大背景 まず、そもそも「中食」と「内食」はどう違うのか?について解説すると、 「中食」とは飲...