bitFlyer Blockckchainは、ミッションである「ブロックチェーンで世界を簡単に。」を掲げ、社会的な課題をテクノロジーで解決し人々の生活をより便利にしていくことを具体的に実現している、ブロックチェーンカンパニーです。
当社は、ブロックチェーンの黎明期よりエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」を独自開発し、豊富な運営実績を有しています。さらに、グループ会社である株式会社 bitFlyer において培ってきた、国内最大のビットコイン取引量を誇る仮想通貨取引所(※1) やウォレットサービスの開発・運営実績をもとにした技術力を結集し、独自サービスの企画・開発を行っています。
【ブロックチェーンとは】
ブロックチェーンは、2008 年にビットコインの中核技術として開発されました。分散台帳技術にビザンチン耐性を備えた高セキュリティの新型データベースです。合意形成アルゴリズムとハッシュチェーンという 2 つの技術要素が、それまでの分散データベースとの違いを特徴づけています。
「miyabi」やブロックチェーンに関する詳細はこちら →
https://blockchain.bitflyer.com/pdf/introduction-of-blockchain-miyabi-ja.pdf
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より具体的には、現在以下の4つの事業ドメインを有しています。
(1)Blockchain as a Service (BaaS):ブロックチェーンを利用したクラウドサービス
(2)Blockchain Joint Business (Joint Business):ブロックチェーンを利用した共同事業のプロデュース
(3)Blockchain Core R&D (Core R&D):エンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」の提供と研究開発
(4)Non-Regulated Service (Non-Regulated):仮想通貨交換業周辺における非規制領域サービス
【Baas事業】
自社アプリケーションサービスを提供しています。具体的には「bPassport」というブロックチェーンIDサービスの企画・開発を進めています。その他にも、新規サービスに関する複数のアイデアがあります。
【bitFlyer Blockchain、ブロックチェーン活用のIDシステム開発を発表=b.tokyo2019】
https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/event/1210425.html
【Joint Business事業について】
金融、製造、通信、IT、交通インフラ、不動産、メディアなどの大手企業を中心に、ブロックチェーンを使った共同事業開発を行っています。既に公開している事例として、住友商事株式会社との不動産賃貸契約プラットフォーム事業や、Tokyo Otaku Mode Inc.、株式会社イードとのアニメ翻訳プラットフォーム事業があります。
【Core R&D事業】
当社独自のエンタープライズ向けブロックチェーン「miyabi」の提供及び研究開発をしています。ブロックチェーンは研究開発のフェーズにあり、スケーラビリティやデータの秘匿性など多くの課題があります。これらを解決し「miyabi」を高度化していく研究開発を行っており、2019年12月末時点でbitFlyer Blockchainが保有するブロックチェーン関連の特許数は13件。これは国内No.1(自社調べ)です。
【Non-Regulated事業】
この事業は上記3つの事業とは少し毛色が異なり、仮想通貨交換業の周辺サービスで、仮想通貨交換業のライセンスが不要なものが対象となります。具体的にはビットコインなどの仮想通貨アドレスをトラッキングするサービスです。仮想通貨業界のハッキング被害をなくしたいという思いからテクノロジー観点で業界を支援していく事業です。
(※1)Bitcoin日本語情報サイト調べ。2019年 国内取引所の総月間出来高(現物/差金決済/先物取引を含む)