◾️男鹿から未来を醸す◾️
私たちが2拠点目に選んだ「秋田県男鹿(おが)市」は、市のほぼ全域が国定公園の半島で、三方を囲む日本海と寒風山を抱き、非常に美しい景観に恵まれています。ユネスコ無形文化遺産のなまはげや、しょっつる、はたはたなどの食文化も有名です。
しかし、毎年-2~3%程度という急激な人口減少に直面しており、人口減少率ワースト1位の秋田県の中でも一番厳しい状態です。
そんな中、2021年にクラフトサケのブランド「稲とアガベ」が誕生。旧駅舎の醸造所を核にまちづくりを展開したことで、新しい人の流れを生んでおり、行政との連携も実施し、地域興しの機運・期待感が高まっています。
その反面、人流が生まれたことで、県内外から市内を訪れた人達に向けた宿泊施設の整備が十分に追いつかず、遠方から来た方が滞在しにくくいことなどの課題が出ています。
稲とアガベについては、ぜひこちらの動画をご覧ください。(7分)
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https://youtu.be/6yYIcqNl4BA?feature=shared
男鹿の持つポテンシャルと新しい機運を活かし、人口減少に抗う明るい未来を掴むため、2023年3月NEWLOCALは稲とアガベとの合弁会社である「株式会社 男鹿まち企画」を設立。酒造りとまちづくり、互いの力を活かして「男鹿から未来を醸す」をビジョンに、まちづくり事業を実施していきます。
■男鹿まち企画、今後の事業プランについて
稲とアガベが、これまで取り組んできた事業構想に、
1、日本酒特区の新規創出
2、男鹿酒シティ構想
3、地域の未来を担う人材の創出
があります。
この構想を具体的に進めていく上で、施設整備が今後のまちづくりの基盤を整えることが重要と考え、
・新しい層を男鹿に呼び込むシンボルとなる場所
・男鹿への関わりを見つける入り口となる拠点
の整備から取り組みを開始します。
■男鹿まち企画構想について
①鉄工所→蒸溜所
元鉄工所を人の交流拠点に
ジンなどのクラフトスピリッツを核に新しい関係人口を呼び込む蒸溜所/イベントスペース/飲食店(2025年春開業予定)
②港湾会館→ホテル
港湾労働者の宿泊施設をホテルにリノベーション
訪れる人が気軽に快適に泊まれる、海沿いのホテル(2025年春開業予定)
③保養所(時期未定)
クラフトサケの生産工程を体験し、料理とともに堪能する高級宿にリノベーション
④鵜ノ崎海岸のブランディング(時期未定)
絶景を臨む海岸とそこでの時間を快適に過ごすための場所
⑤らくいんビル(時期未定)
新たなチャレンジを行いたいテナントが入居するレトロビルをリノベーション
▼男鹿まち企画 ホームページ
https://www.ogamachi.co.jp/