私たちクモノスコーポレーション株式会社は、測量技術をメインに事業を展開している会社です。
3次元計測をベースに測量の可能性を提案し、革新性の高い測量技術で、安心・安全・豊かな社会を実現してまいります。
■事業内容■
・すべてのものを“点”で表す“POINT-CLOUD”事業
1秒間に100万点の点群(point-cloud)データを取得できる3Dレーザースキャナを用いて計測し、点群データを生成することで、3次元計測を行います。
街や道路のような日常生活のあれこれ、土偶や化石など歴史の遺物、仏像やレリーフなどの文化財、歴史的建造物、さらに水中の構造物・地形など、あらゆるものを計測可能。現時点でのありのままの形を正確に捉えられるので、文化財の保護や防災など社会の色々な場面で使用されています。
・離れた場所からダメージを測る“KUMONOS計測”事業
『KUMONOS』は当社の特許技術であり、100m離れた場所からわずか0.2mmのひび割れを素早く、正確に計測できるシステムです。
高性能な解析技術も備えているため調査漏れや測定の個人差をなくし、品質の高い成果を作成可能。海上の橋脚やダムのように計測が難しい場所でも、安全・確実に測定できるようになります。
・3Dレーザースキャナの販売
国内建設分野への3Dレーザースキャナ普及をリードしてきた当社では機器の販売、レンタルも行っています。FARO社の3Dレーザースキャナ販売代理店としても6年連続で世界トップクラスの実績を誇ります。
■実績■
私たちの技術は、水中や高所などあらゆるエリアで活用できます。震災や土砂崩れなど数々の災害時にいち早く駆け付け、被害状況の分析や復興・復旧に役立てています。
毎年のように特許出願を行っており、最も多い年で2020年に10件の特許を出願済み。2022年の時点で特許数は58件になります。創業以来の高い技術力もあり表彰、受賞歴も多数。直近でKUMONOSが国土交通省より賞を受けています。
・優秀賞「i-Construction大賞(2019年)」【直轄工事/業務部門】(主催:国土交通省)
https://www.mlit.go.jp/tec/i-construction/award/award2019.html
■今後の展望■
昨年は、ドバイの万国博覧会を計測し、日本パビリオンの3Dデータを作成いたしました。
2025年大阪万博に貢献するべく、会場整備、同開催期間内のバーチャル万博の実現に向けて活動を開始しています。今後も世界遺産など海外プロジェクトに積極的に参加し、当社のプレゼンスを高めていく所存です。