株式会社バスキュール

〜宇宙と地上をリアルタイムにつなぐ世界唯一の放送局〜 「ネットとデザインの力で、宇宙への扉をあらゆる人々に開放すること」という信念のもと、地球上空400km を秒速 8kmで周回する、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟「きぼう」に、宇宙と地上を双方向につなげる番組スタジオ 「KIBO宇宙放送局」を開設しました。 これまで3回の配信を実施。2回目は「宇宙の初日の出」をみんなで眺めようをテーマに2020年大晦日の夜に配信しました。新しい年の幕開けを宇宙で迎える体験を、みんなで共有する年越しLIVE番組。宇宙発の新しいエンターテイメントの創出に挑み、無事ミッションを成功させることができました。 COVID-19やヘイトクライムなど、世界を分断する事象が地球規模で発生した年でした。そんな困難な時代にあって、みんなで宇宙から地球を眺めながら新しい年を迎え、「宇宙からの初日の出」を眺める機会を作りたいと考えました。 ISSと地上をつないだ双方向ライブ配信番組としては 2回目となる今回、バスキュールはJAXAとの事業共同実証活動に加え、 実証パートナーとして、新たにTwitter Japan株式会社、日本コカ・コーラ株式会社、株式会社ポケモンの3社と連携。宇宙メディア事業としての新たな技術実証・ コンテンツ実証を実施しました。

〜　SPORTS×DATA×VR プロのリアル投球データから、夢の野球体験を実現する〜 「VR Real Data Baseball」は、プロ野球選手の実際の投球データを忠実に再現することで、プロの舞台に立ち、プロの球に挑戦するという、夢の野球体験を提供するVRコンテンツです。 ヘッドマウントディスプレイをつけ、センサーを組み込んだミットとバットを操作することで、プロが投げた160kmを超える速球や鋭く曲がる変化球を、キャッチャーとして「捕る」、バッターとして「打つ」体験にチャレンジすることができます。 ・特徴 日本やアメリカの公式試合のデータを基に、投球の速度、回転数、軌道を細部まで忠実に再現しています。 VRならではの特徴として、スウィングの軌跡を残像表現することで、例えば空振りした場合でも、バットとボールがどれだけ離れていたかという位置関係を視覚的に把握できます。 また、多くの人にとって、プロの球をバットに当てることは至難の技ですが、バットやボールを巨大にしたり、反発係数を大きくするなど、野球未経験者でも楽しめる演出を盛り込むことが可能です。

〜3日間限りのウィンドウディスプレイショー、あなたも#GuiterHero〜 2017年のテキサス州オースティンで開かれたSXSW Intractiveにて、Panasonic Houseの夜の外観を使ったインタラクティブコンテンツ、#GuitarHero をローンチしました。 SXSWのフェスティバルで、とても賑やかな6th streetにあるPanasonic Houseの前を通り過ぎると、いつのまにかギターが持った自分が！思わず、道端でスーパーエアーギタープレイをせずにはいられない！ 3日間、毎日、夜だけ行われるのロックウィンドウディスプレイショーに沢山のエアプレイギタリスト達が、ギターを取り合い、たくさんの道ゆく見知らぬ人達同士が仲良くなって帰っていく、人が集まる場所にすることができました。

〜「流星データ x 願い x 音楽」を掛け合わせた、テレビとスマホを使った新しい流星体験〜 流星を見たのは、いつですか？ 明るい都会の空や、昼間では見ることができない流星を感知できるシステム、“Meteor Broadcaster”を独自に開発。３大流星群のひとつのふたご座流星群の夜に、特設サイトからスマホとTVを連動させ、みんなで流星を楽しむ体験を作りました。 スペシャルサイト(ryusei.tv)にアクセスし、スマホを空にかざすと、毎15秒に1回リアルタイム更新される富士山の麓からの空の画像が24時間いつでもスマホ越しに見られ、流星が流れる度に画面に流星を表示しました。また、同時刻に一緒にスマホを掲げている人数が表示され、たくさんの人と同時に流星を体験することができました。サイトでは、12/13のふたご座流星群ピークの夜にBS JAPANにて生放送された「流星放送局」の番組プログラムに合わせた願い事も募集。番組では流星を感知する度に、生放送画面にみんなの願い事をリアルタイムに合成して降らせアーティストのライブやドラマとコラボレーションさせました。 流星という自然現象をデータ化し、もともとある「星に願いを」という習慣と、人が心を揺さぶられる歌で、どうしたら実体験に表現できるのか、演出や体験フローを超短期間の中、一気に検証を行いながら制作をしました。スマホで送った願いが、流星が降るタイミングで大好きな歌と一緒にTVに表示されたことで、あたらめて色々な人のストーリーを感じられるコンテンツができました。 また、自然現象を相手にしているので、12/13のTV放映日は全国的にどしゃぶりだったり、計算通りにいかない面白さとエモさを感じつつ、新しいデータテイメントの可能性を制作側も感じることができました。