どら焼喫茶(文化祭)
二年次にどら焼きの販売を行いました。 これも企画担当は私でした。 そして、提供したのは ただのどら焼きではありませんでした。 どら焼きの中身があんこのみでなく、各種アイスであったりカスタードであったりとバラエティに富んだもので、お好みで黒蜜やチョコソース、きなこなど上から様々なトッピングもできるものでした。 しかもトッピングは無償でした。 企画段階で、私は案を募集し、その中にどら焼きと、おにぎりという出し物にはちょっと物足りないものの二つが出てきたのを見て、これをひらめきました。 そして提案してみたところ、即決。 クラスみんな乗り気になってくれました。 また、ただのどら焼き小売店みたいにしても面白くないと思い、時代劇に出るような団子屋と現代のタリーズみたいな喫茶店を融合させた、「どらや喫茶」の和風でありながらどこかお洒落な店内レイアウトの参考図、そしてメニュー例、もろもろ細かいてん、そして上記の通り多様な選択性をどら焼きに付加させることなど提案し、またしても即決しました。 その後が大変でした。 食材含む材料の調達方法、実際の準備、アイスなど熱に弱い材料の保存方法、実際の調理方法、クラスの店作りのレイアウトに用いる様々なものの用意、実際のレイアウト作り、当日のシフト調整、売上の管理、、、と、企画を現実化するには非常に苦労しました。友人の協力も得つつ、ある程度一人でこれら全体をまとめていかなくてはいけなかったので、当日までも大変でしたし、当日も私はほとんど他クラスの文化祭を見て回れませんでした。 しかしすごく充実しましたし、まるで新規飲食店を出店する経営者みたいな気分でした。 企画、マネジメント、人事、あらゆることを同時に経験した期間だったと思います。 そして協力してくれる仲間のありがたさを思い知った期間でもありました。 ちなみに、一年次の出し物結果を出せなかったのですが 二年次の出し物は学校全体で二位に入賞しました。 マンモス校だったので、三学年でおよそ40クラスあるうちの二位でした。 評価基準は校内アンケートと売上、審査員(誰がやってるのか忘れましたが)だったと思います。 来店頂いたご父兄方、先生方、学生方、果ては自分のクラスの人間までもが「このどら焼きスイーツ美味しい!!元が教室とは思えないくらいお店の雰囲気もいいし、リアルにこんな店出してくれたらいいのに!その際は飲み物ももっと充実してもらって!笑」と高評価してくださったりして、これは一位イケるなと睨んでたので、二位だったのはやはり悔しかったですが、それでもかなりの達成感や充実感が身を包みました。 やってよかったなぁと思いました。 と、いうのが高校二年での経験です。 私の在籍していた高校では、三年は出し物をしてはいけないので、三年次ではなにもありませんでした。 こういった企画やマネジメント経験を生かして、実社会で面白いものを作って様々な方に満足して頂きたいなと思います。