日本初の国産ホップ振興プロジェクト
○内容 キリンビールが以前から契約栽培を委託していた国産ホップ栽培は、次世代の担い手が少なく、存続の危機にあった。また、全国のクラフトブルワリーは国産ホップに興味があっても大手の独占契約になっており、手に入れられなかった。そこで、クラフトブルワリーが国産ホップを購入できるスキームを構築するとともに、Fresh Hop Festという全国規模のイベントを立ち上げ、ホップ収穫期後の9月〜10月に全国でとれたての国産ホップを使ったビールが飲めるようにした。 ○成果・受賞 ・2018年には全国300社程度のクラフトブルワリーのうち、50社が参加する全国的なイベントに成長。 ・新たにホップ栽培を始める個人・法人が増加し、メディアにも度々取り上げられ、大きなムーブメントに。 ○チャレンジ クラフトビール業界の中で、自社対競合という図式ではなく、眼前の課題を解決しつつ、業界をより魅力的なものにするための、新しい取り組み。