慶應義塾大学 / 文学部・人文社会学科・社会学専攻
社会学研究会
三尾裕子先生の文化人類学のゼミに所属しています。日々ゼミ生同士で輪読を行い、身の回りの事象に対して客観的・懐疑的・体系的な視点で議論しています。読んだ本は、『実践 日々のアナキズム』『生き方の人類学』『葬儀業のエスノグラフィ』などで、日々の生活の中の行動やコミュニティの在り方などに目を向け、定義づけを行ったり、意味を考えたりしています。 また、夏の国立民族学博物館でのフィールドワークに向け、博物館展示についてディスカッションしました。展示する側の意図と来館者の読み取る内容のズレや、本物とレプリカの意味から、文化とは何かについてまで幅広く考えました。当たり前とされることや、固定化された枠組みを問い直すことで、現代の社会で見落とされている生きづらさなどの問題を発見できると考えます。