司企業株式会社 / 代表取締役
vsスタートアップ
2015年頃から青果物流通のスタートアップ企業が複数参入。 彼らは現場の経験も何もなく、この業界が美味しそうと参入をしてきたようだ。 エクイティファイナンスを活用し先行投資を惜しまずにweb広告の競合ともなりCPAがどんどん上がっていく。 「上等じゃねえか」とカッと熱くなったことを今も覚えている。 現場力とマーケでどう勝つか。同じことを頑張っても仕方ないので、違う軸でどう差をつけていくか。本を読み、セミナーに行き、勉強をする。 戦略のような頭デッカチでなく、戦術で勝負をすると決めて、ありとあらゆる手段を講じてマーケ磨きをかける。同時にデータを活用し現場の弱みを補完する仕組みを作りより強く賢く成長をする機会にできた。(敢えて書いておくが、今でも当時のスタートアップ勢には何も負けていない。) そんな頃に知人を通じて紹介をされた現取締役の「ワタル」との出会う。 いかにもスタートアップの雰囲気だった彼をなんとか仲間にできれば、中卒の俺もベンチャー企業に変革できるかも。そんな期待から口説き落とし仲間になってもらうことに成功。 ワタルはその2年後にベジクルにジョインすることになる。 新しい風を吹き込んでくれ、第二創業としてのスタートでもあったが、大きな波乱と混乱とコロナを連れてくるのであった。