第9回全国高等学校ロボット競技大会(岐阜県) 全国ベスト16
「全国高等学校ロボット競技大会」は工業高校生向けのロボコンの様な大会です。 TV放送など無いため、知名度は全くありませんが、毎年全国大会に200台前後が出場し、県予選を合わせれば1000台前後のロボットが争う試合です。競争が激しい為、全国上位のロボットは、メカだけで言えば、高専・大学ロボコンの優勝ロボットにもひけを取らないレベルです。 当時、3年生3人+2年生1人(私)のチーム構成でしたが、全国優勝を狙えるメンバーとして、チームを組みました。 当時は、授業が終わると(17時頃?)すぐに部活を開始し、そこから毎日22~24時まで設計・試作・練習(テスト)・フィードバックを繰り返していました。土日もずっとロボットを作っていました。 ルール発表の3月末~全国大会が開催される11月頃までは、休みなく部活があるため、体力的に非常に大変でもありましたが、ロボットは面白いを強く感じ、学んだ場でもあります。(そして、一番大変だったのは、顧問の先生方だと思います) また、ロボットを作るには、常にテストを回す必要があると強く感じたのもここです。 プロダクトは作って終わりではなく、作ってからどれだけ試すか・問題点を洗い出してブラッシュアップするかが非常に大切だと考えています。 練習をひたすら重ね、部品の消耗や故障経験を基にしたメンテナンスや、何か問題があればすぐ解析出来る環境を準備して大会に臨みました。優勝こそ出来ませんでしたが、大会本番で動かなくなるようなヤワなロボットではなく「きちんと動くロボット」を作り上げた事は、自信を持っています。