TOSYO株式会社 / 取締役
社内の情報シェア・業務共有にNotionを導入
リモートワークが盛ん/一般的になり、当社も様々な働き方を許容していくなかで、Notionの日本語化対応のニュースを目にしました。 私自身、縦割り横割りな仕事の流れ、フォルダ管理されてしまうことでの業務の停滞感を懸念しており、自社に積極的にOneNoteやSherePointの導入を推進してきました。しかし、それぞれの良さはあるものの、当社のように事業部をまたぐ仕事が多く、かつその仕事のルーティングを誰しもが注視していくプロジェクトをもつことも増えていたため、リモートワークと来社しているメンバーの間での情報分断は憂慮すべきことだと思って悩んでいたところでのニュースでした。 マネジャー陣を集め、運用方法を検討するためのテストページを導入し、幾つかのプランを立ててページ構成を作成。 構成後は使い方指針をマネジャーと何度も共有し、2か月ほどテスト・仮運用のような状態から初めて、会社の中で実質的に情報のファーストタッチポイントとして機能するようになりました。 年度末はページ構成を独自に見直し、ダブり情報/管理が煩雑状態にあるページの是正と回収指針を立て、また従来見えるかが難しかった文書情報のオープンなど、部門管理だけでなく会社横断で使える構成を作ってきました。 コンセプトは「あさイチで見るのは連絡ツールとNotionを」。 当社は受注での仕事も多く、管理データやプロジェクトの部門間連携が何よりも大切です。 メンバーによって情報源が異なるところから仕事に着手しては、誤認・齟齬の事故を招きます。そういったことを極力ゼロに近づけるのが情報共有であり、またいくつもの情報を集約することでのナレッジ化・DB化によって社員ごとの知識差を埋めた行きたいという思いもありました。 過去の事例や参考業務なども情報源として全員がタッチできる状況にすることで、会社のメンバーの知識が最低限均一化され、できるかぎりの取りこぼしがない運用に近づけることができたと思います!