Dallas College / Computer Science
日本語教室をアメリカ人学生に提供
Dallas Collegeで、日本語教室をアメリカ人に提供していました。授業内容・収益化・宿題とテスト等の学習システムを一から考え、テキサスで出会ったジャパニーズアメリカ人と日本人留学生の3人で日本語教室を運営していました。計20人の生徒に教えました。 日本語教室を始めてみようと思った理由は主に2つあります。 1つは、テキサス州でアメリカ人と交流していく中で、日本語に興味がある人、将来日本に留学または働いてみたいと思っているアメリカ人にたくさん出会いましたが、日本語を勉強できる授業やサークルが存在してなかった為。需要と供給のギャップを感じました。 2つ目の理由は、自分が今もっているスキル・自分のバックグラウンドで社会にある問題を解決してみたいと思ったからです。 1学期目終了の時点で、生徒数が10人を超え、4ヶ月間(2018年の10月から1月まで)で$1300の収益を上げることができ、まあそこそこ良い経験をすることができました。 しかし、いい経験はできたものの根本的な問題は何も解決していないと気づきました。私たちが日本語教室を提供した4カ月間、生徒たちは楽しく日本語を勉強することができ満足してくれたかもしれません。しかし今私たちがやめってしまったら前の状況に逆戻りだと思いました。 また、その時にフィリピンでボランティア活動をしたことを思いだし、”いい経験”として自己満足だけで終わらせたくないと強く思いました。 なので、あたらしい目標を立てて、もう1学期だけ続けてみることにしました。 その目標とはJLTP(日本語能力試験)のN5という一番下のレベルを生徒たちに受けさせ、その実績をもって学校側と交渉し、実際に単位取得可能な正式な日本語の授業を提供してもらうという目標です。 他の州ではそういった授業があるので、テキサス州だからと言ってできない理由はないと考えたからです。 毎年、テキサスのダラスに来る日本人留学生が増えている傾向にあります。下の世代の留学生に引き継いでもらい、私が卒業した後も続くようなシステムを作りたいと思っていたのですが、コロナの影響もありなかなか上手く進みませんでした。