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[Internship 2018] はじめての海外インターン生受け入れ

こんにちは、ジークス北陸の道地です。

ジークス北陸では、2018年4月の一か月間、ベトナムからのインターン生受け入れを行いました。今回は初めての海外からのインターン生受け入れについてレポートします。

まず最初に、ジークスではベトナムでもリクルーティングを行っており、実はこの二人(上の写真の中央、ソン君とズン君です)は、今年の9月からジークスへの入社が決まっています。今回のインターンシップは、入社を待たずして日本での仕事を体験したい!ということで二人の希望に答える形で実現しました。

インターンシップの経験豊富!ハノイ工科大学から来た二人

インターン生の二人はハノイ工科大学の学生です。ハノイ工科大学はベトナムでは一番ランクの高い大学です。大学ではIT技術と日本語について学んでおり、日本語はある程度分かります。ベトナムの若者は日本で働きたい、また日本と関係する仕事をしたいということで日本語を学ぶ人が多いようです。

ベトナムでは学生のうちにインターンシップをたっぷり行うようで、今回のメンバーもなんと1年半もインターンシップを続けているそう。そのため、若いながらノウハウはたくさん持っているようです。ベトナム人は日本人に気質が似てるといいますが、二人共、性格は控えめで礼儀正しく、とても好青年です。それでいて貪欲に学びたいことに溢れています。受け入れ側も身が引き締まります。

インターンシップでやったこと

ジークスにはベトナム人の先輩社員がすでに在籍していますが、インターンシップでベトナム人を受け入れることは初めてで、ノウハウがありません。そこで来日する二人にも何度かヒアリングを行い、また先輩社員が来日した時のことを思い出し、検討を重ね、最終的に以下のように目的を設定しました。

1.日本語や日本での生活に慣れてもらう

2.実際の業務で使っている技術に触れてもらう

二人とも入社が決まっていますので、通常のインターンシップの目的とは違うかも知れませんが、日本に慣れるということを最初の目的としました。初の海外生活を不安に感じており、実際の入社までになるべく足りないところを補っておきたいという思いが強いようです。そのため、まずはどうしても必要になる日本語や日本での生活に慣れる必要があります。第二に実際の業務に近い技術を使ってみる、という本来のインターシップである職業体験に近いことを目的としました。また、内部的な目的として、どれぐらいできるのか力量を把握したいというのもあります。

二人にはそれぞれメンターを付けて日本語から技術までサポートしてもらいました。カリキュラムは日本語の学習とJavaによる技術研修です。一ヶ月間、インターンシップの説明から日々の会話、業務連絡まですべて日本語で行いました。また、それとは別に毎日必ず日本語の学習の時間を設けました。それ以外はJavaの技術研修という形でここでも日本語の設計書を準備し、開発を行ってもらいました。

技術研修はいきなり開発してもらうことで少し難しいかと思いましたが、Javaの言語仕様というよりは日本語の設計書に苦戦していました。また、あまり設計書を見ながらの開発をしたことがないようで、その点でも苦労したようです。日本語については大学で学んだとはいえ、やはり苦労していました。特に聞き取りが難しいようでコミュニケーションにはとても時間がかかりました。それでも根気よく1ヶ月続けてもらいました。

インターンシップを終えて

1ヶ月間と割と長いインターンシップを行い、二人はどうだったか?まず、日本に慣れるということに関してはかなり上手くいきました。メンターをはじめ、ジークス北陸のメンバーみんながサポートしてくれたおかげで二人とも日本での生活の不安がなくなったとのことでした。

日本語については、毎日書いてもらっていたレポートはだんだん指摘する量が減っていき、最後にはほとんど指摘がなくなりました。ただ、会話に関してはまだまだこれからだと思います。1ヶ月で目に見えて成果が出るものではなく、長い時間がかかると思います。

技術に関してはJavaは初めてということでしたが、やはり今まで大量のインターンシップを経験してきたということもあり、あまり細かく教えなくてもある程度のところまで形にできました。ただ、本人はもう少し出来ると思っていたようで、いまいちな結果に不満だったようです。

最後にジークスから評価を行いました。「技術」、「日本語」、「姿勢(ビジネスマナー等)」、「その他」の4つの面に対して評価をまとめ、評価シートとして本人に渡しました。よく出来ているところを評価し、逆にもう少しというところは、9月に入社が決まっていますので、それまでの宿題という形で伝えました。

そして、4月の末、1ヶ月間のインターンシップは終わりました。二人はスーツケースにいっぱいお土産を買ってベトナムに帰っていきました。

感想

私の感想ですが、二人とも真面目で学ぶことに対する意欲がとても強かったです。そして技術に関しても日本に関しても好奇心が旺盛で、フレームワークから粉ミルク(どうしても買いたいとのこと)まで、いろんなことを質問してくれます。それに答える形でみんなでサポートし、ランチをいろんな人と食べたりとジークス北陸内でも一体感が生まれた気がします。9月にまた来日してくるのがとても楽しみです。

ジークス北陸では引き続き学生さんのインターンシップを受け入れる予定です。今回はすでに入社が決まっているメンバーだったので通常のインターンシップとは少し異なると思いますが、インターンシップの雰囲気ぐらいは感じ取ってもらえたかと思います。

ジークスはどのような会社なんだろう?どのような仕事をしてるんだろう?と気になった方はインターンシップを申し込んでもらってもいいですし、是非、ジークスに話を聞きに来てもらえればと思います。

おまけ

インターンシップとはあまり関係ないですが、ベトナムの二人がせっかく日本に来るということで、日本的なものを味わってもらいましたので少し紹介します。

来日した4月はちょうど花見の季節でした。会社の近くの足羽川堤防にて花見を行いました。

メンターさんが福井の定番観光スポットである、勝山の恐竜博物館と、永平寺にも連れて行ってくれました。その近くで食べたお蕎麦がとても気に入ったようです。ジークス北陸内では恒例のお好み焼き会も行い、お好み焼き+焼きそば+チヂミを味わってもらいました。その際、ヌックマム(ベトナムの醤油)をベースにしたソースを作ってもらい、チヂミに付けて食べてみましたが、エスニックで美味しかったです。

今度来日した際には登山とスキーにトライするようです。また9月の来日が楽しみです!

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