【社員紹介】ライフステージが変わっても挑戦は続く！産休・育休から復帰してさらなる高みへ

ZUUでは「機会格差を解消し持続的に挑戦できる世界へ」というパーパスを掲げ、その実現に取り組んでいますが、ZUUで働く社員も自身の夢や目標にむかって挑戦をしています。

今回は、出産というライフイベントをしなやかに乗り越えながら、仕事でもプライベートでも挑戦を続けるT.Kさんをご紹介します。

T.Kさんは、2015年に入社し、国内最大級の金融経済メディア「ZUU online」編集部メンバーとしてジョイン。その後、新規メディアの立ち上げや複数のメディア編集長、マネージャーを務めたのち、産休と育休をとって、2023年4月に復帰しました。

ー改めて、おかえりなさい！　産休育休から復帰した現在のお仕事内容を伺えますか？

ZUUは複数の金融メディアを運営しているのですが、そのうちの個人投資家向けのメディアの企画・制作に携わっています。記事を企画し制作することや、チームのマネジメントが主な業務内容です。専門家の方や、インフルエンサーの方へのインタビュー記事の制作も行っています。

ー産休育休は取りやすかったですか？

産休を取得した当時は、取得の前例が少ないなかで手続きも手探りなところがありましたが、会社に要望を伝えると前向きに対応してくれました。そういう意味で、産休育休を取りにくいと思ったことはありませんでした。
自分から意思表示していき、会社と対話していくことが大事だと感じました。現在は、育休産休を取得した私たちの経験や意見なども取り入れてフローが整備されつつありますね。

ー復職に際して不安はありませんでしたか？復職後のキャリアのために経験しておいてよかったことはありますか？

不安はありましたが、復職してみて、仕事を頑張ってきてよかった！という思いになりました。産休育休に入る前までの経験が、復職後のキャリアを支えてくれます。これは女性陣みんなに言いたいです。笑
私は、プレイヤーとしてのスキルをある程度身につけた後、30代でマネジメントを経験しました。最初からマネジメントができていたわけではなかったのですが、失敗を学びに変えながら経験を積んできました。産休育休から復職して、またマネジメントを任せてもらえて、産休育休取得前の経験がとてもいきていると感じます。
個人的には、マネージャー職はワーママと相性が良いのではないかと思っています。短時間勤務や出勤時間の調整で自分の手が動かせないときでも、ミッションやタスクをチームに共有しておくことで、チームでパフォーマンスを出すことができます。この点は大きいかなと思います。

ー産休育休を経て自分のキャリアに変化はありましたか？

はい。まず配属が変わりました。当初は、今まで積み上げて来たものを活かしたいという思いから、産休前と同じ仕事がしたかったのですが、今は異動してみてよかったと思います。
実際に新しい仕事をやってみると、意外とこれまでのスキル・経験を活かすことができ、メンバーに感謝されるなど、良いことが多かったです。1年間仕事を離れていたこともあり、自分のスキル・経験を客観視できるようになっていました。
具体的に活かせたのは各種フローを整備する力、組織の立ち上げなどのマネジメントスキルです。今までやってきたことが無駄ではなかった、と思うことができました。
組織のマネジメントという点では、産休育休前と同じことをしているようでも、視座がかわって、より広い範囲で組織が見えてきた部分があります。

ー育児の経験が仕事に活きたことはありますか？

復職後のほうが、適度に人に任せるということがよりできるようになりました。
育児って頑張ろうと思えばどこまでも頑張れるんですよね。でも全部に対して頑張っていたら、疲弊してしまいます。
そこで、育児について任せられるところは人、家電に頼ろうと考えるようになりました。以前は他の人に頼ると、自分のやり方と違うのでイライラすることがありました。笑
でも、夫と育児に取り組むなかで、任せることの楽しさというのも見えてきました。単純に他の人に任せたほうが早い場合もあれば、自分とやり方が異なってたからこそ予期せぬ成果があったり。
実際、同じチームのメンバーがマネジメントをサポートしてくれるときは、自分にとっても勉強になりますし、マネジメントに携わることはメンバーの学びにもなっているとも感じます。

ー今後どんなキャリアを描きたいですか

まずはZUUの中で、経営により近い業務に携わりたいと思っています。また、子育てが落ちついたら、ゆくゆくはスモールM&Aを活用して社長という立場に挑戦したいという思いがあります。
元々、ZUUに入社する前は自分が経営者になるというキャリアプランをこれっぽっちも考えたことはなかったのですが、ZUU出身で起業する人が多くて、刺激を受けたのもあります。日々の仕事をする中で、視点が上がっていく楽しさを知り、その頂点としてやっぱり経営者を目指したいという気持ちになりました。