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じげんの女性マーケターのキャリア | セールスでの経験をマーケティングで最大限活かす

見積もり依頼件数リフォーム業界NO.1を誇る、じげんのリフォームマッチングサービス「リショップナビ」のマーケティングを担当する庄子(写真左)と和田(写真右)。二人は新卒入社後セールスとしてキャリアをスタートし、その後マーケターへとジョブチェンジ。それぞれの業務における特徴やジョブチェンジを経たからこその知見や経験、そしてそれらが現在の業務でどう活きているかについて語ります。

セールスからマーケターへのジョブチェンジ、難しさも楽しさに変わっていった

まずは自己紹介をお願いします。

庄子:じげんのリフォームメディア事業部、ライフサポートDiv. (以下LS Div.)に所属しています。担当サービスは、リフォームをしたいユーザーとリフォーム会社をマッチングするポータルサイト「リショップナビ」です。

2019年に株式会社アイアンドシー・クルーズ(以下、IACC・現LS Div.)に新卒入社し、「リショップナビ」のセールスを半年間担当していました。その後、部内のカスタマーサクセス(CS)部門の立上げに携わり、そこから2年間CSを担当していました。2021年よりマーケティング部門に移り、現在はSEO対策とアプリの運用改善を行っています。

和田:私も庄子と同様、現在はLS Div.でリショップナビのマーケティングを担当しています。

私は2022年4月にじげんに新卒入社しました。内定者インターンとしてふた月ほど、セールスとして「リショップナビ」を担当し、入社後約半年間は同サービスの外壁塗装部門「リショップナビ外壁塗装」(旧「プロヌリ」)を担当していました。その後2022年10月から、リショップナビのマーケティング部門に移りました。初めはアフィリエイト広告を担当していましたが、現在はSEO対策とSNSマーケティングを担当しています。

セールスからマーケターにジョブチェンジされていますが、仕事への取組みで変化はありましたか。

和田: 目の前のお客さまと一対一でコミュニケーションをとり、短時間で自分の信頼を勝ち取っていく仕事から、目に見えないお金や人を想像しながら、仲間と連携して大きな成果をつくっていく仕事になりました。

セールス業務では自分でリカバリーできた些細なエラーも、マーケティング業務では致命傷になってしまいます。その規模の大きさに難しさを感じながらも、また異なった楽しさを覚えるようになりました。

庄子:セールスではダイレクトなコミュニケーションを通して「こういう悩みやエラーが起きたらこう対処すれば良い」というような成功パターンを覚えたり、先輩から教わったりと、一定のエラー対処のマニュアルはできていました。

一方でマーケティングは、日々トレンドや機能がアップデートされるため、昨日うまくいっていた施策が今日はうまくいかない、なんてことも少なくありません。常に知識をアップデートしていかなければ、トレンドについていけないのが大変でもありつつ、楽しさややりがいを感じるところだと思います。

セールスでの経験が活きていると感じる瞬間はありますか。

庄子:リフォーム会社のお客さまと、サービスを利用されるユーザーとの双方の視点を持って施策を考えることができるのは、セールス経験を経た私たちならではの強みだと思います。

和田:ユーザーを集めて終わりではなく、「セールスの人たちが繋げてくれたリフォーム会社のお客さまに、価値を提供できるかどうか」は常に意識しています。セールスの時は自分の目標数字の達成に重きを置いていましたが、今はリショップナビの事業に関わる社内外の「みんなにとって良いか」という意識を持ちながら仕事をしていますね。

セールスの苦労が分かるからこそ、彼らの頑張りを無駄にしたくない、と。

和田:そうですね。取引先の企業も、本当に多種多様です。大企業のところもあれば、個人でやられている「まちのリフォーム屋さん」もいらっしゃいます。ITリテラシーや広告への信頼度も本当に様々です。厳しいご意見をいただくことも少なくありませんでした。

自分なりに話し方・対応の仕方を工夫したり、なにか言われても事実だけを受け止めるようにしたりと自身のメンタリングをしていましたが、それでも落ち込むことは沢山ありました。そんな経験をしてきたからこそ、セールスのみんなの頑張りを絶対に無駄にさせない、と気合いを入れて業務に取り組んでいますね。

庄子:LS Div.は、じげんの中でも特に新卒(IACC時代も含む)メンバーが多い組織です。エンジニアや専門職の中途メンバー以外はほぼ全員セールス業務を経験しています。セールス業務を通して、まずはお客さまのリフォーム事業への想いや、私たちに期待頂いていることを個人がしっかりと理解することを大切にしているんだと思います。

目の前のお客さまのことを徹底的に理解することが、サービスの成長にも活きているんですね。

庄子:そうですね。サービス愛が強い上司の人に囲まれています。

組織内もお互いどんな仕事をしているのか理解し合えているから、とてもフラットな関係ですね。立場が上の人だから話し辛い・提案し辛いなどといった空気感は全くなく、アイデアベースの相談にもきちんと耳を傾けてくれます。新卒メンバーが多いので、皆がお互いの成長を喜び合える空気感がありますね。新卒の子がアポを取った時にはみんなでお祝いをするのも昔から大切にしているカルチャーです。

自身の成長と共に、サービスの成長を肌で感じる

マーケターのやりがいはどんなところに感じていますか。

和田:シンプルに日々できることや知識がアップデートできるところです。私自身、SNSマーケティングの知識や経験値は他のマーケティング領域と比べて少なく、まだ大きな結果も出せていませんが、自身の仮説や感覚が当たり数値として表れた時や、「今まさに新しいことができている」という実感はとても楽しく、やりがいを感じます。

庄子:成果が目に見えてわかるところが面白いなと思います。反響数値はもちろん、画面上でも自分の施策が形として表れるんです。サービスサイトにページが増えたり、コンテンツが変わったりと、入社当時から見ているリショップナビがどんどん新しくなっていく・サービスとして力強くなっていく過程を目で見て実感できるのはとても楽しく、やりがいがあります。

和田:わかります。私も自分が関わった広告が自身のSNSに流れてくるのを目にすると、自分の施策や選択がこうして形になってユーザーに届いているんだと実感できます。自分の考えたことがどう世の中と接点を持って、どうインパクトを与えているのかが分かる機会が身近にあることで、新たな学びや気づきも得やすいですし、モチベーションを高める材料にもなっています。

庄子:実際のサービスユーザーの方々と関わる機会があるところ、そしてそこで得た材料を活用する機会が豊富なところもマーケターならではの楽しみだと思います。先日、和田が担当しているYoutubeの撮影に同行したのですが、リフォームを実際にした人・検討している人がどういう生活をしていて何を考えているのか、今まで「きっとこうであろう」という妄想で完結してしまっていたものがよりリアルになり、ユーザーの顔がはっきりと見えるようになりました。じげんの社員で実際にリフォームをした人の経験談も聞いたりして、ユーザーの思考回路を考えられる要素やモデルができたと感じました。

組織をさらに強く、先陣を切って進んでいきたい

じげんの働く環境・働き方について教えてください。

和田:新卒であっても、裁量権やスピード感をもって働ける環境があると思います。わたしのようにセールス職からマーケ職のジョブチェンジや、他事業部への異動もアクティブなため、経験できる仕事の幅が広いのはとても魅力的だと思います。

あとはなんといっても働き方ですね。私はフレックス制度があることが本当にありがたいなと感じています。頑張るときは集中して取り組んで、少し落ち着いたらフレックスを活用してリラックスする時間やプライベートな時間を大切にできる仕組みがあるのはとても嬉しいです。同じ部署に子育て世代の方も増えてきたので、個人のライフステージの変化に合わせて柔軟な働き方ができる環境は社員にとって大きな支えになっていると思います。

庄子:私も会社の制度のおかげで心身のバランスをとりやすくなったなと実感しています。頑張りすぎた次の日はフレックスを活用して自分でメリハリのある働き方を意識的にできるのが良いですし、生産性もぐんと上がったと思います。

これから社会人になる方へ向けて、何かメッセージはありますか。

庄子:世の中・社会の仕組みについて、少しでも興味を持っておくといいかなと思います。今まではユーザーとしてただサービスを使う側から、「なぜこの人たちはこのサービススタートしたのだろう」とか、「どういうビジネスモデルになっているんだろう」といった観点で考えられようになると、社会や会社、仕事の解像度がぐんと上がると思います。

和田:私は就活がコロナ禍真っ只中のときだったので、就活イベントやオフィス見学などに足を運ぶ機会が本当になく、初期段階はひたすら自己分析をしていたんです(笑)。今思い返すと、そのおかげで自分の価値観をしっかりと認識・整理することができました。他人と接するうえで自分が意識しないといけない部分や、自分に合った働き方はどんなものかを知ることは、これから社会人になるうえでとても重要ですし、役に立つと思います。

最後に、お二人が目指す自身の今後の姿について教えてください。

庄子:目の前のことにどんどん挑戦して仕事の管掌範囲や裁量権は増やしていけるように成長したいと思います。リショップナビのプロダクトをさらに大きくするだとか、目下の課題であるリノベーションユーザーのさらなる獲得など、先陣を切ってやっていきたいです。

和田:「いつか自分のチームを持ちたい」という目標はずっと持っています。学生時代6年間ラクロス部に所属して部長をやっていたのですが、ひとりの成果よりチームの成果の方が圧倒的に大きく、達成した喜びも大きいということを経験してきました。私自身もチームで成果を出すことの方が好きでやりがいを感じています。それをいつか仕事でも実現したいですね。

株式会社じげん ライフサポートDiv リフォームPJT
庄子
横浜市立大学卒業後、2019年に株式会社アイアンドシー・クルーズに新卒入社。
リショップナビ カスタマーサクセスチームの立ち上げを経験し、2020年7月よりじげんに転籍。
現在は同サービスのマーケティングを担当。


株式会社じげん ライフサポートDiv リフォームPJT
和田
津田塾大学 総合政策学部卒業後、2022年に株式会社じげんに新卒入社。
リショップナビのセールスを経験後、現在は同サービスのマーケティングを担当。


※所属部署・役職は取材当時のものです。

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