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開発Unit.責任者から見た、じげんでエンジニアが成長できる理由

じげんの開発横断組織、開発Unit.で責任者を務めている永井です。
今回は開発Unit.責任者から見た、じげんでエンジニアが成長できる理由を開発組織の紹介と私個人の経験を交えながら、紹介します。
この記事を読んで、じげんの開発組織やカルチャーに興味を持ってもらえると幸いです。


じげんに入社した理由


私は2017年に株式会社じげんに入社しました。
じげんに入社する前は約1年半ほど、WebアプリエンジニアとしてWeb制作会社に勤めており、主な仕事内容としては企業向けホームページの作成や、Webシステム構築でした。
制作会社に入社当時は技術力もなく、スキルキャッチアップと依頼された内容を開発する事に喜びを感じていたのですが、徐々に仕様書通りに作成することに喜びが薄れていきました。具体的には、間違った仕様書に対して制作する義務や、自分自身が実装する中で良いアイデアがあっても企画や要望を出せない環境に疑問を持っていたのです。そんな疑問を解消するために、事業会社への転職を決意しました。


転職活動をする中でじげんと出会い、エンジニアでもプロダクトの企画に携わることができる環境に惹かれてじげんに入社しました。開発エンジニアでも、アイデア出しや企画に参画できる点は入社前とのギャップもなく、まさにプロダクトに対して主体的に行動して、意思決定できる環境がありました。

じげんの開発組織体制の紹介

<事業部とUnit.の役割>

じげんの組織体制としては、大きく事業部ラインと横断ラインに別れており、ベトナムにオフショア開発拠点が子会社として存在しています。
事業部ラインの各事業部にはセールス・マーケター・デザイナー・エンジニアが在籍しており、主に各プロダクトを戦略選定や計画・売上管理・予算設定・開発が行われています。
横断ラインには事業部を横断した共通部分に責任を持つ企画マーケティングUnit.や開発Unit.が存在しています。開発体制としては事業部にもエンジニアが在籍しており、開発Unit.が共通的な部分を補い、事業部とUnit.が協働しています。

<じげん組織図>

<開発Unit.の役割>

私が責任者を務めている開発Unit.では開発共通基盤・開発組織の両面から各事業部をサポートしています。開発共通基盤では各事業部のプロダクトに共通した部分でチーム編成して各プロダクトを支援しています。
また、組織面では開発組織計画やエンジニアの育成計画・採用計画でサポートしています。

じげんの環境で学べること・成長できること3選

1. 挑戦機会によるキャリアアップ

じげんの特徴のひとつに【抜擢文化】というものがあり、新卒入社2年目でリーダー、新卒入社4年目で事業責任者などの実績があります。
その文化は新卒に限らないもので、私も入社2年目にインフラのGoogle Cloud移行のプロジェクトマネージャーに抜擢されました。

このプロジェクトはじげんが持つ10サービスのインフラを移行するプロジェクトでしたが、当時の私にはWebエンジニアとしてのスキルしかなく、大型プロジェクト管理経験もインフラ経験もほとんどありませんでした。
プロジェクト管理やインフラの知識をゼロベースで学習しながら、実務で先輩社員やインフラエンジニアから知見を得て、実践するサイクルを高回転に回し、プロジェクトに取り組んでいました。
また、10サービス毎にステップや移行方法が異なっていたことから、うまくいかなかった事を学び、次のサービスに活かす事もできました。
これは、他領域のサービス展開するじげん特有のメリットです。
これを通して、プロジェクト管理の精度もインフラ知識も吸収して、プロジェクトマネージャーとしてベースを構築できました。

このように、じげんではバックグラウンドに関わらず、挑戦機会が与えられる会社です。
挑戦には困難がつきもので、乗り越えなければならない壁にぶつかるシーンもありますが、与えられた機会をモノにすることで、自身のキャリアアップに間違いなく繋がります。

2. ビジネス視点

じげんでは、エンジニアでもプロダクトに対するビジネス視点を伸ばす事ができます。
一人ひとりが多様な志向・スキルを持ちながらも、共通しているのは「事業で社会の課題を解決する」という高い志を持っていることです。
私もエンジニアとして、自動車div.で中古車買取り一括査定メディア「セルトレ」の新規サービスの企画・立案から参画した経験があります。
マーケットの見立てや、競合分析・想定顧客と自社が出せる価値・勝ち方などゼロベースから営業・マーケと協業して事業戦略を立案しました。
これを通じた大きな学びのひとつが技術は手段であり、目的・方針を自分たちで打ち立てることが大事だということです。事業に関わるエンジニアとして、「なぜこの機能を実装するのか」を理解することで課題に対して、最適なアウトプットが可能になり、「目的から考えるとこんな技術が必要」と提案できます。
事業において求められるのは何であるか、どうすれば事業を伸ばしていけるかを考え、常に課題解決を行う意識で臨む事はエンジニアに必要であり、じげんの環境で実践することができます。
じげんではプロダクトの目的や方針を理解して、ユーザーや顧客の課題解決に向き合い、ビジネス視点で成長できる環境があります。

3. エンジニアとしての視野が広がる

優秀なエンジニアの共通点として、「エンジニアとしての視野が広い」事が挙げられます。
自分の専門分野の知識や技術だけでなく、視野を広げるために周辺領域や他分野の知識を習得する事が重要です。
じげんでは人材、不動産、生活領域をはじめとする40以上のサービスを展開しており、新規事業やM&Aが盛んに行われ、プロダクト数がどんどん増える環境にあります。
プロダクトが増えると同時に、多種多様な開発現場からの開発手法や技術ナレッジが横展開されます。社内勉強会やslackなどを通じて、事例として紹介される文化が根付いており、コードに関してもGitHub上で閲覧可能となっています。
私自身も、自動車Div.でWebエンジニアとして入社して以来、実装方法や使われている技術を参考に日々成長してきました。それは開発Unitの責任者となった今も同じで、開発組織拡大に向けた採用・育成・評価などはじげんにM&Aでジョインした方々から意見をもらいながら、日々チューニングしています。
他事業部や新規参画したサービスの事例やコードを吸収してエンジニアとして視野を広げ、成長できる環境があります。

今後の開発組織について

中長期的には海外エンジニアを交えたグローバルな開発組織の立ち上げを計画しています。
各事業の成長と共により一層専門的な技術やスキルの底上げが必要であり、日本国内だけでなく、海外エンジニアの採用も視野に入れています。
直近の活動としては2024卒の新卒から海外エンジニアの採用をスタートしており、まずは子会社があるベトナムにフォーカスして、ベトナムの優秀な学生を日本で採用する予定です。
また、エンジニア評価制度もアップデートする予定で、主にはマネージャーやテックリード・デザイナーの評価を明確にし、より一層じげんで活躍・成長できる環境を整備する予定です。
じげんの開発組織もまだまだ発展途上であり、課題や取り組めていない事も多数ありますが、事業成長を通して、エンジニア全員が成長ができる環境を作り上げていきたいと思います。
じげんではエンジニアを募集しております。カジュアル面談からでもOKです。

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