この記事では、23卒の社員3名に、就職活動のスケジュールを伺いました。
時期ごとの選考対策や反省点、アドバイスまでを紹介しています。
ぜひ、ご覧ください。
社員3名の就職活動スケジュールをまとめたところ、以下のようなスケジュールになりました。
ー10月までの就職活動
4-9月は、大学で建築学を学んでいたことから、建築業界を中心に見ていました。
また、建築業界の業界研究や企業研究に加えて、WEBテスト対策やES対策、自己分析も行っていました。特に、ES対策には、序盤から力を入れていました。
ー10月からの就職活動対策
ES対策
「結論ファースト」を意識していました。また、自己分析が進むにつれて、4-9月のESに比べて、質の高い内容に仕上げることができていたと思います。
作成する際には、就職活動サイトに載っている過去のESを参考にしていました。
WEBテスト対策
テストのタイプ別に問題集を購入して対策していました。手軽にできるものと内容が充実しているものを購入して、気分にあわせて対策を進めていました。
サマーインターンシップの選考から、受験する機会があったので、3年生の5月ごろから対策を始めました。
面接対策
選考に直結しない企業のカジュアル面談を活用して、社会人と話す機会をつくっていました。経験を重ねるうちに、伝わりやすい話し方を自然と身につけることができたと思います。
自己分析
友人に自己分析の深掘りを手伝ってもらいました。友人に質問を投げかけてもらい、それに回答する、というプロセスを繰り返しながら、次第に自己分析の解像度を上げていました。
この方法を活用することで、自分では気付いていなかった側面や潜在意識を、友人が引き出してくれる機会が多くありました。
インターンシップの振り返り
サマーインターンシップに参加した際に、尊敬できる能力や考えを持っている人に多く出会いました。そこで、参加した後にはその人の行動を思い返し、自分の行動に落とし込んでいました。例えば、ある方が実践していた「自分の考えをすぐにメモにまとめて頭の中を整理する」という方法は、考えのプロセスを明確にするうえで有効であることを学びました。
反省点
OB/OG訪問を積極的に行うべきだったと思います。実際に企業で働いている人から聞く情報とインターネットに載っている情報の質は大きく異なります。そのため、リアルな社員の声を聞くことで、会社とのミスマッチを防ぎ、自分が志望すべき企業像が見えてくると思います。
アドバイス
積極的に動いてほしいと思います。就職活動は「情報戦」と言われているように、情報収集は選考を有利に進めていくうえで非常に重要です。そのため、情報収集や人とのつながりを増やすことを積極的に行うべきだと思います。特に、同じ業界を目指している人とつながることは、情報収集をしつつも、互いに支え合うことができるため、おすすめです。
ー10月までの就職活動
コンサルティング業界とIT業界を見ていました。
就職活動を始める前は、大学で教育学を学んでいたため、漠然と教員になろうと考えていました。しかし、自分の将来像を熟考してみたときに、「本当にこのまま教員になるのか」と迷いがあったため、教員という選択肢以外にも視野を広げようと思いました。そこで、親の影響でコンサルティング業界と、関心があったIT業界も視野に入れて就職活動を行っていました。
この時期の選考対策は、業界研究が中心でした。
具体的には、コンサルティング業界とIT業界には、それぞれどのような企業があるのか、業界全体を見ていました。また、その過程で説明会にも参加しました。当時は、オンラインでの説明会が主流だったため、隙間時間を有効活用して、多くの説明会に参加することができました。
ー10月からの就職活動対策
ES対策
頻出質問であるガクチカの作成に注力していました。
就職活動サイトに載っている過去のESを参考にしたうえで、部活動の先輩に添削をしてもらいました。
WEBテスト対策
まず、選考を受けようと思っている企業のテストの種類を入念に調べました。そのうえで、テストの種類に合わせて参考書を購入し対策していました。
本選考に向けて、3年生の1月ごろから対策を始めました。
面接対策
部活動のアドバイザーや親と面接の練習を繰り返しました。
私は、話す内容を決めすぎると、かえって緊張しやすくなってしまうため、シナリオを意識せずとも自然に話したいことを話せるように何度も練習しました。その結果、経験を積むごとに、淀みなく、リラックスした状態で面接に臨めるようになりました。
自己分析
アドバイザーとの対話のなかで、深掘りをしていました。他者との深掘りを行った後には、必ず自分自身でも再度深掘りをして振り返ることで、さらに自己分析の解像度を上げていきました。
インターンシップの振り返り
私は、サマーインターンシップの選考に通過することがあまりできていなかったため、10月以降に1dayのインターンシップに参加していました。そして、インターンシップに参加した後には、反省点を洗い出して、次の経験に活かせるようにしていました。
反省点
2点あります。
1点目は、選考を受ける企業の幅を広げるべきだった点です。私は、早期から志望する業種業界や企業を絞って就職活動を行っていました。そのため、中盤に「自分に合っている仕事・業界はここなのか」と悩むことがありました。広い視野で就職活動を行い、さまざまな業種業界と触れ合ったうえで道を選ぶことで、自分の選んだ道に確信を持つことができるようになると思います。
2点目は、早い時期から就職活動を始めるべきだった点です。私は、部活動が忙しく、比較的遅い時期から就職活動を始めました。そのため、選考状況を周囲の友人たちと比較したときに、焦りが出てきてしまうことがありました。
アドバイス
部活動や私生活などで、就職活動に割く時間が少なくなってしまう人こそ、早期に動くことが重要です。時間が無いことは仕方がないため、その分早く行動することで、時間不足をカバーしてほしいと思います。また、周りの友人と情報を共有しながら動くことで、就職活動という「情報戦」を有利に進めていくべきだと思います。
ー10月までの就職活動
就職活動を始めたばかりの段階では、業界を絞らず、さまざまな業界を見ていました。
しかし、合同説明会を通して、コンサルティング業界に興味を持つようになりました。なぜなら、相手にダイレクトな影響を与えることができる点に、魅力を感じたからです。他の仕事では、モノを介して相手に影響を及ぼすことができますが、より直接的に相手のために働きたいと思いました。
選考対策としては、企業の採用ページへの登録や説明会に参加するなど、選考の土壌づくりを中心に行っていました。また、合同説明会に参加することで、聞き覚えのあるBtoC企業以外にも、BtoB企業を知ることができたため、業界の全体像を把握することができました。
ー10月からの就職活動対策
ES対策
3年生の1月までは、自分だけでESを作成していました。しかし、1月に就職活動サイトに登録してからは、就職活動エージェントに添削をしてもらう機会もありました。
また、作成したESの量が増えてきてからは、文字数や企業理念に応じて、過去のESの内容を柔軟に活用していました。
WEBテスト対策
志望していたコンサルティング業界・IT業界に頻出種類のテストに絞って対策をしていました。対策本は使用せず、テストを受験するなかで、間違えた問題を適宜復習していました。
面接対策
最初の数回は、予想質問への対策を行うことで、本番の緊張を緩和させていました。面接回数を重ねてからは、緊張も和らいだため、面接官と会話のキャッチボールができるように意識していました。
自己分析
過去の経験を振り返り、嬉しかったことや悔しかったこと、成長できたことなどを洗い出すことで、自己形成のコアになった出来事を抽出しました。また、自己分析を行うインターンシップに参加したり、書籍を参考にしたりと、さまざまな機会を活用して、自己分析を深めました。
インターンシップの振り返り
サマーインターンシップを振り返ったときに、ディスカッションで積極的に発言できないことや数字を扱うことに慣れていないという、自分の課題を見つけることができました。また、振り返りを通して、自分は人をサポートすることに興味があることを再認識したため、コンサルティング業界への志望度を高めることにつながりました。
反省点
中小企業を中心に見ていたため、大企業を見る機会を持てば良かったという思いは少しありますが、全体的に満足のいく就職活動だったと思っています。
アドバイス
就職活動を通して、貴重な経験を積んでほしいと思います。例えば、就職活動では、企業の採用担当や社長の話を聞くような機会が多くあります。しかし、社会人になってからは、そのような機会は少なくなっていきます。そのため、学生のうちに、企業説明会や座談会等にたくさん参加することで、経験豊富な方の思考・知識を吸収していくことが重要だと思います。
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