みなさん、こんにちは!
突然ですが、コンサルタント志望の学生や社会人の皆さんはこんなことを思ったことはありませんか?
「思考力を高めるためには何をすればいいんだろう...?」
そんな皆さんにとって手助けになる書籍を、読書家な戦略コンサルタントの社員さんにヒアリングし、学生目線でまとめて紹介します!
今回のテーマは、「フレームワーク思考」
フレームワーク思考を鍛えて、思考力を高めていきましょう!
▼「コンサルタント目指すならこの本を読めBEST3!<仮説思考編>」はこちら
慶應義塾大学法学部出身の現在34歳。新卒で大手ISPに就職し、金融システムの開発から運用まで、プロジェクトマネージャーとして従事。3年目に外資系生命保険会社へ転職し、後に国内戦略系コンサルティングファームへ転職。その後、スタートアップにて飲食店向けのBPO事業の立ち上げに参画した後、ZEINに入社。現在は、戦略コンサルティングに軸足を置きつつ、IT領域も手掛ける経営コンサルタントとして活躍している。美味しいお酒と食べ物、子供たちと遊ぶことが大好きな二児の父。
1. 知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100
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【著者・書籍情報】
著者は、知的生産研究家で、株式会社ショーケースの代表取締役社長でもある永田豊志氏です。
*永田豊志氏プロフィール参考サイト
本書は、フレームワークや思考ツールを使いこなして、知的生産の劇的な効率アップの実現や、その過程でビジネスを創造する喜びと、自分らしい生活の獲得を目的としていて、紹介されているフレームワークは多岐にわたり、一覧でまとめられています。
【金森さんおすすめポイント】
コンサルタントを目指すなら、1冊手元に置いておきたい本です。
一般的に使用されることの多いフレームワークを網羅しており、
多種多様なフレームワークが、それぞれ見開き1ページで紹介されているため、とても読みやすい内容になっています。
ですが、それぞれのフレームワークについては深堀されていませんので、
実務においてフレームワークを用いる際は、別途で専門書を参照されることを推奨します。
こちらの本は、初心者から上級者まで、幅広い層に読んで頂きたい1冊です。
「フレームワークとは何か?」を少し突っ込んで理解したい学生をはじめとした初級者にとっては、入門書としておすすめです。
また、実務に対応するコンサルタントにとっては、プロジェクト資料等を作成するにあたり、分析観点等を定めるための辞書的1冊として、多くの場面で役に立つと思います。
2. ザ・マインドマップ
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【著者・書籍情報】
著者は、教育コンサルタントや「脳と学習」の分野において世界的権威であるトニー・ブザン氏です。
*トニー・ブザン氏プロフィール参考サイト
本書は、ブザン氏が名づけ、発案した「マインドマップ」というブレインストーミング手法が、網羅的に紹介されています。
カラフルなマインドマップが多数紹介されているため、視覚的にも非常に理解しやすい1冊になっています。
【金森さんおすすめポイント】
「型にはまらないための思考」をするためフレームワークである、『マインドマップ』に関する専門書です。
専門書と言っても、今回紹介する3冊の中では、最も読みやすい1冊だと思います。
『マインドマップ』は、問題を洗い出す、整理する、新たなアイデアを創出するといった、思考プロセスのあらゆる局面において利用可能な万能フレームワークです。
一方で、思考を発散させるために1つの結論を導くといったことにはあまり向いておらず、慣れない人が使うと「で、なんだっけ??」となりがちなものでもあります。
思考の幅や思考力を鍛えるという意味では、コンサルタントとしての「地の力」を鍛えてくれるフレームワークであるため、しっかりと使いこなせるようになるとよいと思います。
そして、マインドマップの活用は自分の思考を発散し、整理させることに有効なので、自己分析の際にはきっと役立ちます。
ですから、コンサルタントの方にはもちろん、就活生にも是非読んで頂きたい1冊です。
3. SWOT分析 コーチング・メソッド
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【著者・書籍情報】
著者は、経営コンサルタント歴30年(2016年現在)で、株式会社アールイー経営代表取締役の嶋田利広氏です。嶋田氏は「中小企業のSWOT分析指導」の第一人者として、積極的な公演活動を行っています。
*嶋田利広氏プロフィール参考サイト
本書は、嶋田氏がSWOT分析について指導する立場から執筆されており、陥りやすい点や、実際のケースについて具体的な説明が書かれた実践的な1冊となっています。
【金森さんおすすめポイント】
誰もが一度は聞いたことのある、強みや弱みを分析するためのフレームワーク、「SWOT分析」の実践について書かれた専門書です。
SWOT分析は、精度高く突き詰めれば、その分析結果だけで、その企業の将来戦略を大きく決定づけるレベルの結論を導くことができるものです。
しかし、シンプルなフレームワークであるが故に、S・W・O・Tのそれぞれについて分析する観点等の幅や深さ、分析結果から何を得られるかを考えることが非常に重要となります。
ひとつのフレームワークを自在に使いこなすことの難しさを思い知らせてくれる1冊です。
ですので、現役のコンサルタント向けの実務レベルの専門書と言えます。
コンサルタント以外の人にとっては、易しいレベルの内容ではないですが、コンサルタントという仕事の奥深さを知るという意味では、一度手に取ってみるのも面白いかもしれません。
まとめ
今回紹介したフレームワーク思考に関する3冊はこちら!
1. 知的生産力が劇的に高まる最強フレームワーク100
2. ザ・マインドマップ
3. SWOT分析 コーチング・メソッド
一般的なものから専門的なものまで、幅広く紹介しました。
是非、読んでみて下さいね!
そして、学んだフレームワークを実際にどんどん使って、インプットとアウトプットを繰り返し、思考力を高めていきましょう!
これからも思考力を高める書籍を紹介していくので、皆さんお楽しみに☆
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