【異色の経歴】社員インタビュー！～飲食業からコンサルタントへ～

初めまして！今月からZEINに参画いたしました、インターン生の平野です！

私自身これから就職活動を本格的に始めるにあたって、様々な経歴をお持ちの方にお話を伺うことで視野を広げたいと考えております。

そこで今回は、異色の経歴を持ち、実際にコンサルタントとして活躍されている薄井さんにインタビューさせていただきました！

就活生の皆様も、今後の学生生活の過ごし方を考えるうえでぜひ参考にしてみてください！

薄井寿幸(うすいひさゆき)：横浜国立大学経営学部卒業後、3年間フリーターを経験したのちに、会計系 → IT系 → 外資系コンサルティングファームを経てZEINに参画。趣味は洋服を買うことと子どもと遊ぶことで、料理が得意。毎週末買い物をして料理をする素敵なお父さん。

周りに流されない学生時代

ー本日はよろしくお願いいたします！早速ですが、大学卒業後にフリーターの道を選んだ理由はございますか？

特別な理由はありません。大学1年生のときに友人の紹介で始めた飲食店でのアルバイトをそのまま3年間続けました。
学生時代は会計士を目指していました。一方、勉強を続けている中で「自分には向いていないな」と違和感を感じるようになりました。

実は、周りの同級生が就活を意識し始めて黒髪になった頃、私は金髪にしていました(笑) 一度、「普通」から外れてみようと思ったんです。
「時期が来たからやらなきゃいけない」という考えに囚われていなかったので、学内以外の会社説明会に一度も参加したことがなく、エントリーも全くしませんでした。

また、アルバイト先の方にも社員になるよう誘われていたので、飲食の世界でやっていこうと思えばやっていけるとも考えていました。
当時は新卒や第二新卒でしか入れない会社が現在よりも多かったのですが、それでしか入れないところには入社しなくてもいいと思っていました。

ーコンサルティング業界に興味を持ったきっかけは何ですか？

きっかけは、大学のゼミの先輩です。管理会計専攻のゼミで、OBには会計士、コンサルタント、国税専門官、企業の経理など、会計系の仕事をしている人が多かったです。

フリーター2年目に差しかかる頃、OB会にて「そろそろ就職しようと思うんですよ」と相談したところ、コンサルタントの先輩が誘ってくれました。コンサルタントの道に興味があったため、その会社の採用試験を受けて入社することになりました。

ー就職をするにあたって苦労されたことはありますか？

新卒や第二新卒ではなかったので、リクナビやマイナビといった登録できるプラットフォームが全くなかったことですね。

そういった立場の人が就職できる職種はコンサルタント、SE、マーケティングリサーチや広告系などでした。私はゼネラリストよりスペシャリストになろうと思ったので、コンサルタントが良いと考えました。
その中で会計を勉強していたという強みもあって、会計が強いコンサルティング会社に入社しました。

常に優先順位をつけて行動

ー飲食からコンサルティングへ業種を変え、ご自身の中で何か変化したことはございますか？

大きくは変わっていません。「優先順位の付け方」が重要である点はどちらも共通しています。

飲食店ではその日その時間の短いスパンでの優先順位をつける必要がある一方、コンサルティングではもっと長期的なスパンでの優先順位をつける必要があるという点では違いがあり、求められる知識や売っているものも異なりますが、逆算して行動するという点は共通しており、飲食店で働いていたときから常に意識しています。

また、飲食店でしっかりとしたサービスを学んでいたこともあり、お客様の行動を先読みして、相手に合わせてよく考えて行動をする習慣が身についています。飲食の仕事もコンサルティングの仕事も、結局相手が『人』であるという点で変わらないと考えています。

ZEINについて

ーZEINに入社した理由を教えてください！

二つ目の会社で志賀野さん(ZEIN代表取締役)に出会ったことがきっかけです。志賀野さんが独立すると聞いて私もZEINに参画させていただきました。
志賀野さんとは2010年10月に出会ったので、もうすぐ丸10年が経ちますね！

ZEINのオフィス風景

ー現在はどのような案件を担当していらっしゃいますか？

大手エネルギー会社の基幹システム統合支援をしています。大規模且つ期間も長いプロジェクトで、ZEINからも複数名が参画しています。

ーZEINの魅力を教えてください！

「人」の良さに尽きると思います！！人として信頼できる人が多いです。
結局、誰と働くかがとても大事だと思っていて、ZEINはスキル面でも優秀な人が多いですし、逃げずに最後までやり抜く人が集まっています。変わった人が多いところも特徴です(笑)

ーちなみに、新卒の就活生として過去に戻ることができるとしたら、どのように過ごしますか？

今就活生に戻るなら、金髪か髭を生やした状態で、就活すると思います(笑)

そして、またコンサルタントの道を選ぶ可能性が高いです。
自分はコンサルタントという仕事に対して良い意味でこだわりがないので、やりたい仕事ができなくてつらいというストレスがないです。

例えば、洋服のデザインを仕事にした場合、「自分が好きな服をデザインしたいのに、市場で需要が低いからどうしても売れるデザインを作らなくてはいけない」ということがあると思います。

そういったストレスがないという意味で、「どうやったらよくできるか」に特化してフラットに仕事ができています。

必ずしも好きなことが仕事として向いているというわけではなく、周囲に評価される仕事こそが自分にとって向いていると考えています。

左：平野　右：薄井さん

ー最後に新卒の就活生へメッセージをお願いします！

自分は新卒で就活をしなかったことで、見ることができなくなった業界がありました。
就活生の皆さんは幅広く選べる立場にあるので、新卒の切符を最大限に活かして、現在の興味に関わらず多くの業界を見たうえで自分に合った会社を選択するべきだと思います！

まとめ

インタビューを通じ、薄井さんの周囲に流されず自分の思いに忠実に人生を歩んでいらっしゃる姿が印象的でかっこよかったです。
就活をする中でどうしても周囲の意見に流されて自分を見失ってしまう方も多いのではないかと思います。
私も改めて自分を見つめ直し、悔いのない就活にしたいと思います！
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました！