皆さんこんにちは!ZEINインターン生の齋藤です。
蒸し暑い季節になってきましたね。
気怠さを感じる時期ですが、20年新卒インタビュー連載はドンドン続けていきます!!
3人目として、今回インタビューさせていただいたのは…
大杉桜樂さん✨
今回は大杉さんに、学生時代のことやZEINに入社した理由などをインタビューさせていただきました!
大杉桜樂(おおすぎおうか):大和大学政治経済学部政治行政学科を2020年3月に卒業。生まれは兵庫、育ちは徳島、大学は大阪で、現在は東京都に在住。最近はホワイトソースを作ることにハマっており、ソースをかき混ぜながら思考を整理する時間が至福のひと時になっている。
▼前回記事はこちら
ITコンサルタントに興味を持つきっかけとなった長期インターン
━━本日はよろしくお願いします!まずは学生時代について教えていただけますか?
はい。大学では政治学と経済学を専攻し、特に地方の行政が、経済とどう関係があるのかを学んでいました。
ゼミでは、政治思想の1つである優生思想を研究し、政治思想と行政の関連性について深く知ることができました。
また、学業とは別に自分の視野を広げるために、テレマーケティングの会社で長期インターンをしていました。
その会社は営業代行をメインの事業としており、業務内容としては、クライアントのサービス/商品を売るために営業先に電話をかけたり、実際に学生だけで営業先に訪問するなんてことも経験しました。
また、新しい事業として、複数の営業先に自動でメールを送るメルアポの事業を会社が立ち上げたのですが、その際に私は手を挙げ、ディレクターに任命されました。学生にしては、かなりの裁量を持ち、様々な経験ができたため、就活の軸を決めるきっかけにもなる良い機会となりました。
当時のインターン先の集合写真をお借りしました。学生インターンが大多数を占める会社だったようです!
━━ディレクター…!凄いですね。では、就活ではどんな業界を見ていたのでしょうか?
就活を始めたばかりの頃から、コンサルティング業界とIT業界を志していました。
まず、コンサルティング業界に興味を持ったのは、親の影響が大きいです。
父親が企業を経営しており、その父親をサポートする人をたくさん見てきました。経営者を取り巻く環境に小さい頃から触れ、企業の成長、変革に携わりたいと思うようになりました。
次に、IT業界に興味を持ったのは、長期インターンがきっかけです。
先程申し上げた、会社として初めて行ったメルアポの事業は、営業先をセグメント分けして自動で配信を行うというものです。しかし、いざ事業を開始するとなったときに、様々なツール、アプリを試したのですが、自分たちが意図しないところに配信してしまったり、その他にも時間がかかりすぎるなど様々な不具合が生じ、上手く活用しきれませんでした。
また、メルアポとは別に、チームの上の立場として、メンバーのパフォーマンスを管理する仕組みをGoogleのスプレッドシートで作ろうとしました。
しかし、このデータを使ってこのように見せたい!というような思いはあるものの、うまく表示できなかったり、思っていたものと違うものが出来上がったりしました。
私自身、このように歯痒い思いを経験し、他にも同じような不満を抱える会社は数多くあるのではないかと感じ、不満を抱える会社や人を救ってあげたいと考えるようになりました。IT業界を志したのは、このような背景があります。
━━エンジニアになりたいとは思わなかったのでしょうか?
そうですね。私はコンサルタントとして、クライアントと一緒になって最適なものを作っていきたいという思いの方が強かったです。
また、就活をしていて、事業会社ではなく、コンサルティング会社を選んだのも同じような理由です。事業会社であったら、困っているクライアントに対してあくまでも自社製品しか売れません。
就活で新規商品/サービスを生み出す会社も沢山見ましたが、自分の売れるものがあくまでも製品であり、ソリューションの幅に限りがあるので、困っているクライアントを救いきれないのではないかと考えました。その分、コンサルティング会社はクライアントに対して、柔軟に対応し、ソリューションの制限がなく、不満を抱える会社や人を救ってあげるには向いているなと思いました。
とても丁寧に実直に、インタビューに答えていただきました!
ZEINへの入社を決めた理由
━━ZEINの選考を受けようと思ったきっかけを教えてください。
Wantedlyで「新卒1期目」「ITコンサル」というワードが入ったZEINの募集を見て、すぐに話を聞いてみたいと思い応募しました。
私が会社を選ぶ判断軸の1つとして「組織が完成されすぎていない」という点がありました。高校の時も生徒会に所属しており、今でも組織を作っていく過程で自分の力が試されることにワクワクします。
また、通っていた大学の学部も創設1期目であり、新しくチャレンジングな環境に身を投じることが好きです。ですので、募集記事の「新卒1期目」というのはかなり惹かれたのを覚えています。
━━では、ZEINに入社することとなった決め手を教えてください。
大きく分けて、2つあります。
1つ目は、エンジニアとコンサルタントの境目がないハイブリッド人材を育てるという方針に惹かれたからです。
長期インターンの経験から、ITスキルを保有したコンサルタントというのが、IT課題を解決するにあたってかなり重宝されるのでないかと感じていました。
ZEINは、コンサルティングファームやSIer出身、エンジニア出身など様々な知見を持った社員から構成されており、スキルミックスな人材が揃っています。新卒の社員もハイブリッドな人材に育成することが掲げられており、私もそのような人材になりたいと考えました。
2つ目に、「クライアントと一緒になって奔走する」という姿勢を、他のコンサルティング会社よりも強く感じたからです。
オファーをいただいていた他のコンサルティング会社は、面談でのお話を通じ、複数のクライアントに均一化されたソリューションを提案することが多いと感じました。
もちろん、それが効率的で最善の策になることもあるかと思いますが、自分がコンサルティングを受ける側になって考えたときに、クライアントに寄り添って、一緒にソリューションを考える会社の方が魅力的だと思います。
また、月次の言葉にはなるかもしれませんが面談を通じ、人の雰囲気がいいなと直感的に感じました。私のような選考中だった学生の相談に対して、真摯に向き合ってくださり、このような方達と一緒に仕事をしたいなと感じました。
これらが決め手となり、ZEINへの入社を決意しました。
━━なるほど。選考中だった大杉さんをクライアントのようにみなして、真摯に向き合ってくれたんですね!
業務中の一枚です。左後ろには代表の志賀野さんの姿が…!志賀野さんとの面談も入社の決め手になったようです!
厳しくも暖かいフィードバックを貰えた研修
━━4〜6月は研修だったと思いますが、いかがでしたか?
入社翌日から、リモート研修だったので、最初は要領を掴めなかったのですが、同期や先輩社員とオンラインでコミュニケーションを取ることで、段々と慣れていくことができました。
研修を通じ、とにかく細かくて厳しいフィードバックを沢山いただきましたが、どれも的確で非常に有意義だったと感じています。
━━特に印象深かったフィードバックはありますか?
細かい数字が論理的であるのかどうか、指摘を受けたのが印象的でした。
コンサルティング研修のなかで、クライアントにプロモーション施策の提案をするというケーススタディがありました。
自分たちで定価と値下げ率を決め、これぐらいの売上が出ます、とクライアントに対し提案するのが大まかな流れです。
その際に、私は定価を何となくで決めていました。フィードバックでは、何でその定価にしたのかが論理的ではないため、売上予想の検証がきちんと出来ていないという意見をいただきました。
まさしくその通りだと思うと同時に、今後何かの提案をするときに、クライアントに対して疑問を残さず、全てにきちんとした説明を持つようにしたいと感じた、良いフィードバックになりました。
━━次に活かせそうなフィードバックですね…!では、最後に今後の目標やビジョンを教えてください。
3〜5年目くらいに、特にこれ、と言った自分の得意分野を持ちたいです。
今は、特にこれと言った専門性が磨けていないので、仕事を行ううちに何かしらの得意分野を持ち、チームにとって必要な存在になりたいと考えてます。
また、チームのなかで「どういう立ち位置で仕事をしていくのか」を確立したいです。
今はこれといった立ち位置を見つけられていないですが、研修中のグループワークや他己分析を通して、常に冷静でいられることが私の強みであると感じました。
プロジェクトで何かトラブルが起こったときに、冷静に物事を見られるのは重要だと思うので、この強みはさらに伸ばしていきたいです。
━━冷静さはコンサルタントにとって、重要ですよね!インタビューは以上です。本日はありがとうございました!
大杉さん、インタビューにお付き合いいただき、ありがとうございました!
インタビューを振り返って
大杉さんは、長期インターンを行ったことで、かなり視座が高くなり、就活の軸を決めるきっかけにもなったと仰っていました。
一方、「やりたいことが見えてこない」と言っている就活生は、かなり多い印象があります。大杉さんのように長期インターンに限らず、とにかく学生のうちに様々な経験をすることで、やりたいことが見えてくるのではないでしょうか。
大杉さんが、これからZEINでどんな先輩になり、どんな社会人になっていくのか。今後の活躍を紹介できる日が楽しみです!
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