「就活上手くいかないなぁ…」
「内定まだ1つももらえてない…」
そうお悩みの就活生、きっとたくさんいますよね?
友人や家族にもなかなか言いづらいこの悩みについて、『原因』と『改善する方法』をご紹介したいと思います。
まずは、就活が上手くいかないと思われる原因について説明していきます。
全員が全員ともこの原因かは分からないですが、おそらく大半の就活生はこれが原因ではないでしょうか。
まだ企業から「この就活生、是非とも入社して欲しい!」と思われる人材になれていないから。
すごく当たり前のことを言いますが、そもそも内定というのは企業が「この就活生、入社してほしい」と判断しなければもらえません。
ということは、「内定をもらえていない=企業からの需要に応えられる人材になれていない」ということになります。
厳しい現実を突きつけてしまったかもしれないですが、まずはこの現実を認識するところから始めましょう。
「そうか、自分は社会から必要とされてないのか…」
「なんかもうやる気なくなってきた…」
「つらい…」
とはいえ、このように過剰に落ち込んだりする必要もありません。
例えば「風邪かな?」と思って病院に行き、「あなたは風邪です」と診断されたとしても、「うわああああ私は風邪なんだ…もうダメだ…つらい…」と別に落ち込んだりはしないですよね?
「風邪をひいている」という現状に対して、特に落ち込むこともなく「薬を飲もう」「早めに寝よう」などの改善アクションを取る人が大半だと思います。
それと一緒です。
大事なのは、「自分の現状を把握し、改善点を特定した上できちんと改善アクションを取ること」です。
ハッキリ言ってしまうと「この段階で過剰に落ち込むのは時間の無駄」なので、気持ちを切り替えて進みましょう。
「いや、私は十分に魅力的な人材だ!」
「内定をもらえないのは、企業の見る目がないからだ!」
ただ、このような気持ちの切り替え方もやめましょう。
確かに、時にはこのように解釈し、自分の精神を安定させるのも大事かもしれないですが、
常にこの他責思考(=自分ではなく周囲の環境や人間に責任があるとする考え方)を持っていると、自分の目を曇らせることとなります。
(さらに、実を言うとこのような他責思考の就活生こそ、内定から遠くに来てしまっている可能性が高いのです)
そのため、まずは「自分に何が足りないのか」を考えるために現状をきちんと把握することから始めましょう。
自分の現状をきちんと把握したら、次は逆算をしましょう。
企業ははたしてどんな就活生に「入社してほしい」と望んでいるのか?
企業の業界や職種によって、細かい人材要件は異なると思いますが、すべての企業に共通している人材要件はまさしくこれだと私は考えています。
「入社後に活躍ができるであろう人材」
新卒社員に対して「活躍?しなくていいよ別に」「君らには適当な仕事しかやらせないから別にそういうの求めてないよ」という企業が果たして存在するでしょうか?
ないですよね、さすがに。
(もし存在したとしたら、その企業に入社するのはやめておきましょう)
どんな企業であれ、入社してから何かしらの活躍をしてほしいと考えているからこそ、新卒を採用したいと思っているはずです。
この要望についてもきちんと頭に入れておきましょう。
上記のChapter.2を踏まえた上で話を進めていきます。
これは私の主観ですが、就活が上手くいかない就活生の大きな特徴を2つ挙げるとこれらではないでしょうか。
①内定をもらうことがゴールになっている
②企業と学校の区別がついていない
「①内定をもらうことがゴールになっている」について…
要するに、入社後に『自分がどう活躍するか』のイメージが湧いていないということです。
実際に新卒の採用面接をしていると、
A:内定をもらうこと自体がゴールになっている就活生
B:入社後に活躍することがゴールになっている就活生
両者の差がはっきりと目立つのが分かります。
試しに「入社後、どういう業務をしたいですか?」「5年後どうなっていたいですか?」などの質問を投げかけてみたとしましょう。
Aパターンの就活生はまず数秒悩み、「これなら目の前の面接官が喜びそうかな?」と考え抜いた無難な答えを返します。
一方で、Bパターンの就活生はほぼ悩むことなく「同期をぶっちぎりたいです」「史上最速で役員になりたいです」と即答します。
この数秒の差は、数秒とは言い切れないほどとても大きいです。
Aパターンの就活生は、企業からしたら「内定をもらうまでは頑張ってくれるけれど、内定を出したら頑張らなくなってしまうのでは?」という心配が付きまとうことになります。
「少し壁(=逆境)にぶつかったらすぐ辞めてしまうんじゃないか」
「目標達成することよりも定時で帰ることを優先するんじゃないか」
「常に気を遣わないと与えられた仕事をこなすだけになるんじゃないか」
具体的な心配事項を上げ出したらキリがありませんね。
一方で、Bパターンの就活生は、企業からしたら「活躍するためならめっちゃ頑張ってくれる」という安心感を与えてくれる存在です。
「多少の壁なら喜んで超えてきそう」
「目標達成のために自己研鑽も惜しまなそう」
「多少気を遣わなくとも自らアグレッシブに仕事を取りに来てくれそう」
「自分がどう活躍していくのか」を具体的にイメージできている人材こそ、企業からしたら周囲にまで良い影響を与えうる存在として、重宝され、存分に可愛がられていくのだと思います。
皆さんが採用担当者だったとしたら、
AパターンとBパターンの就活生、どちらかと一緒に仕事をしたいですか?
※「②企業と学校の区別がついていない」については、後編の記事で詳しく説明していきたいと思います。
少々長くなりましたが、前編の内容をまとめていきます。
これらを踏まえた上で、もう1つ忘れてはいけない大事なことがあります。それは、
企業にとって"就活"は"仲間探し"である
ということです。
それでは、後編でまたお会いしましょう!
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