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【プロインタビュー】Zehitomo - 本場フランスから帰国、ゼロベースからのオンライン集客に成功したシェフの体験記

日頃Zehitomoを使ってくださっている「プロ」を紹介する、Zehitomo体験記コーナー。
今回は、出張料理シェフとしてご活躍されている方をご紹介します。

(このコンテンツはZehitomo 成功事例にて初出、Wantedlyに転記したものです。)

今回インタビューしたのは、出張シェフとしてご活躍されている、石部具樹さんです。本場フランスで修行をして帰国、一流レストランでの経験を活かして事業を立ち上げました。今では半数以上の方がリピートするという人気サービスの、成功の秘訣をお伺いします。

◎導入前の課題:
日本で一からの事業スタート。自分の強みを活かした集客スタイルに出会えなかった

◎Zehitomoの効果:
zehitomo経由の成約数は100件超え。ニーズにあったマッチングで、リピート率は50パーセント以上

出張サービスへの挑戦。自分の強みを活かして、新しいビジネスを始めることに

ー石部さんは三ツ星レストランでの勤務経験もあるそうですね。料理業界に入ったきっかけ、教えてください

幼少からさまざまな国を訪れる機会があり、海外で働くことに興味を持っていたんです。漠然とした憧れはありながらも、普通に勉強をして周りと同じように日本の大学に進学しました。そんなある日、大学の講義でシェフとして活躍する卒業生の話を聞く機会があったんです。その方は海外へも強い影響力がある業界の第一人者。本当に輝いていて、その姿は自分の描く未来と重なり、ハッとさせられましたね。

そこから一念発起し、料理の勉強をするためにフランスへ渡りました。フランスの料理学校ではとにかく努力して、首席で卒業。そのまま現地の三つ星レストランで働くことになりました。そこではたくさんの出会いや学びがあり、僕が次にやるべきことが見えた気がしたんです。そこで昨年、日本へ帰国しました。

ーそこから、なぜ出張料理サービスを始めたのですか?

ところが、さあこれから!という時にコロナウイルスが流行し始め、外食産業は大きな打撃を受けることに。レストランではなく、何か新しい形でのビジネスを始めないと生きていけない、そんな状況になりました。

そこで思いついたのが、自宅で本格的なフレンチが味わえる出張料理シェフの事業を始めること。ヒントになったのは、メディアで見かけることが多かった家事代行サービスです。

家事をラクにするための料理代行サービスは多くあるけれど、フルコースなどの高級路線はまだまだ未開拓。「フランスの三つ星レストラン出身」という生い立ちも、出張料理サービスの業界では珍しいので、独自性もあります。海外では一般的ですが日本ではまだ認知度が低く、ビジネスチャンスがあるのではと思いました。

ーZehitomoを選んでくださった決め手は、何だったのでしょうか?

コロナ禍で出張シェフサービスを立ち上げることになり、ネットを中心に情報収集をしたところ、さまざまな集客プラットフォームが見つかりました。そこで初めてZehitomoの存在を知りましたね。「出張料理シェフ」に関連したキーワードで「検索すると上位に出てくるので、集客力がありそう」というのが第一印象です。詳しく調べてみると、一件あたりの料金が安価でシステムがわかりやすかった。広告費に多くかけられない中、必要最低限の費用で始められるのはとても良かったです。そのため、Zehitomo1択に絞って集客を始めることにしました。

出張料理に特化したその他のサービスも候補に入っていましたが、費用が時給制だったり、手数料が高かったり、連絡先の交換がNGだったり、規定が合わない部分もあり、登録は見送りました。

リピート率は50パーセント以上。ニーズに合わせて出会えるメリット

ーZehitomを使い始めて成果はどうでしたか?

2020年の5月からZehitomoを始めたのですが、昨年だけでZehitomo経由で100件以上の成約がありました。

外出自粛の風潮も相まってか、依頼自体も多く手応えを感じています。テレビで出張シェフの特集が放映された時は、1時間に30件くらいの依頼が来て寝る時間がないほど忙しかったです。

現在はディナーの単価を10,000円以上で設定していますが、お客様のリピート率は50パーセントほど。多い方では4回以上ご利用いただいていますZehitomoは応募課金型なので、初回のメール以降は手数料がかからないのは嬉しいですね。僕たちのサービスは高級路線だとしても、他業種に比べたらそこまで高い単価ではないのでリピート率は大切です。数だけでなく質のいいお客様に出会えることは、成果を出すためのポイントだと思います。

ー良いと感じるポイントはどこですか?

▽ニーズにあったお客さんを集客できるから、成約率が高い

Zehitomoのシステムで活用しているのは、スピードマッチです。あらかじめ指定した条件のお客様に自動でメールを送信するので、温度感の高いお客様を逃しません。事業を立ち上げたばかりの頃は、依頼が来たものには全て応募していたんです。しかし、単価に関係なく仕事を受けていたので、利益が上がりませんでした。そこで、質にもこだわって集客を始めました。

Zehitomoのサービスは、依頼された時点で、場所・ジャンル・人数などの詳細がわかります。そのため、単価をあらかじめ設定し、サービスを利用するであろうお客様を想定して、アプローチすることにしたのです。「フリー記述欄にしっかりとコメントを書いてくださる方は本気度が高い」などの分析もできるので便利です。

結果として、利益率が上がったのはもちろんのこと、成約率もリピート率も向上しました。お客様のニーズを把握すれば、自分のサービスがマッチするか判断できます。僕たちも無駄に広告費をかけなくて済みますし、お客様としてもニーズに合った相手とやりとりをすれば効率的ですし、お互いにとってポジティブです。


▽自由度が高く手間がかからないから、サービスに集中できる

出張料理サービスを扱う集客サイトは、日時の空きを設定し、そこに対してご予約をいただくものが多いです。ただ、あらかじめ日時を入力するのは、スケジュール管理も作業もなかなか大変だと思っていました。

その点Zehitomoなら「サービスの内容」を設定するだけで集客ができます日時や詳細については、ファーストコンタクト以降にお客様とやりとりすれば大丈夫。事務作業の手間がかからないので、サービスを提供することに集中できます。これができるのは、Zehitomoの自由度が高いから。個人のMailやLINEの交換がOKなのは、すごく便利なポイントです。

コンスタントに依頼も入ってくるし、質の良いお客さんが多いと感じます。お客さんが依頼を出すタイミングで要望をヒアリングするから、ある程度本気の人だけふるいにかけられている、それが効果的なのかもしれません。

日本の職人の価値を上げたい。次の世代のためにできること

ー石部さんの成功の秘訣は何でしょうか?

お客様が欲しい情報を届けることだと思います。そうすれば、自然に結果は付いてくるのではないでしょうか。

例えば、お支払い方法、キャンセル料、オプションなどについては最初の段階でメッセージにきちんと記載します。基本的なことですが、安心してサービスを受けられるのはとても大切です。その他に、「今行きたい」と思う理由を具体的に想起していただくことが大切だと思っています。クリスマス前であれば「限定メニューをやっています」とか、旬の食材が入荷していたら「白トリュフが入荷しました」などですね。

また、ご高齢の方であれば、zehitomoのプラットフォーム上ではなく、お電話でのやりとりを好む方が多いです。お客様に合わせて、メッセージやアプローチ方法を変えることも意識しています。実際にメッセージを読んでくれたお客様の9割ほどは、僕のプロフィールページを閲覧してくださるので、始めのアプローチは大切だと感じます。これも、先ほどお話しした、Zehitomoのサービスの自由度があってできることですね。

また、料理だけではなくサーブまで一貫しているのも、僕のサービスの特徴です。通常の出張料理は調理をして終了ですが、器を選んで、お席に運ぶまでを楽しんでいただく。ソムリエの資格を持っているのでワインのご提案もできますし、ご要望があればペアリングもご用意しています。お客様には、一流レストランに来た時のような、ちょっと特別な気分を体験を感じていただけたらと思っています。

ーこれからのこと、教えてください

僕がやっている出張料理サービスには、5人のスタッフがいます。みんな、海外で修行を積んで帰国した若手のシェフです。せっかく本場フランスのレストランで修行しても、日本のレストランに就職すれば数年間は仕込みばかり。学びを実践して磨く場もないですし、報酬も十分ではありません。活躍できる人材になるには、実践の場や学ぶためのお金も必要です。

だから今は、それを補える環境を、レストランに勤めながら出張料理サービスのスタッフとして働いてもらうことで提供しています。それぞれが一流レストランのエッセンスを持ち寄ることで、出張料理サービス自体も良いものに昇華すると思いますし、可能性は無限大です。

近年、日本のフランス料理は高い評価を受けているものの、大会ではヨーロッパ諸国の後塵を拝する結果が続いています。その原因の一つとしては、料理業界や職人に対してのリスペクトが海外に比べて低いことも挙げられるのではないでしょうか。その文化を変えていきたい。料理に情熱がある、若くて優秀な人材が活躍できる、そんな場を用意してあげたいです。先の話かもしれませんが、フレンチ業界のレベルを底上げすることに寄与できたら、この上なく嬉しいことだと思っています。

ご協力いただいた石部さん、ありがとうございました!

Zehitomoは47都道府県、各地域に根差す大小様々なサービスと地元の人々の出会いを叶える、AI Webプラットフォームを運営する地方活性系スタートアップです。
各地に住まう一人でも多くの人が、自身の願ったお仕事を柔軟かつ新しい形で広げ、楽しみ、さらに活躍していっていただけたらという思いで、月々日々、仲間を増やしながら全速前進中です。

Zehitomoのサービスに少しでも興味を持っていただきましたら、ぜひご連絡ください!
それでは、また次回のプロインタビューもお楽しみに!

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