「日本“から世界”をぶち上げる」
企業ロゴのモチーフでもある“蒼き炎”。炎は、温度が高いほど青く変化する。
ジールスで働く社員も炎と同じような資質を持っている。限りなく高い熱量と胸に秘めた確固たる意志。このシリーズでは、彼ら・彼女らに宿る炎の正体を明らかにしていきたいと思います。
髙橋 純平(Sapp)
新卒で株式会社プロトコーポレーションに入社。過去最高売上を達成し、Yahoo!JAPANより表彰。
その後、株式会社ドワンゴに入社。メンバー、マネージャーを経て、営業部長として部の戦略立案から実行までを行う。
3期連続で売り上げ目標を達成。2022年10月よりジールスにアカウントプランナーとして入社。
あだ名の由来:SUPが趣味→SUPだと発音が呼びづらいのでSapp(命名:大介さん)
「選んだ道を正解に」泥臭く、貪欲に、成果にこだわる営業マンとしての熱きプライド
「選んだ道を正解に」
僕がジールスの意志を表明するボード「WILL BOARD」に書いた言葉です。当時まだ無名だったメディア企業への転職を決めた時、父からこの言葉をもらい自分の中で大切にしてきました。父は、銀行マンから成果にシビアな外資系企業に転職した人生の先輩であり、とても尊敬する存在です。今回の転職も、自分にとっての正解にできるよう日々頑張っていきたいなと思っています。
– 素敵な親子関係ですね。最初の転職の経緯について伺ってもいいですか
新卒では、中古車情報誌を扱う企業に入社しました。大学時代、DJをしていたんですが、イベントの集客のために自前でフライヤーを作る作業がとても楽しかったんです。漠然と広告業界にいきたい、成長環境に身を置いて自分を引き上げてくれる企業が良いと入社を決めました。自ら広告代理事業部を志願し、配属されたあとは500件/週のテレアポ、10件/週の商談をノルマと課し、1年間やり続けていましたね。
成功体験ができたのは、2年目の時です。とあるメーカーのプロモーションチームに抜擢され、売上を前年比2倍以上に成長させることができました。とにかく、泥臭く営業経験を積むことで人脈も次第に広がっていき、お世話になった方からの紹介で1回目の転職を経験しました。
2社目では現場メンバーとしてジョインし、マネージャー、営業部長を経験しました。自社メディアを持っていた企業だったので、エンタメ企業との既存の取引はあったものの代理店の開拓ができていなかったため自らそこにコミットしました。扱っている商材が少ない分、自社メディアを基軸に事業になりそうなことには貪欲にトライしてきました。
例えば、生放送や動画制作に強みを持っていましたが、リーチ力に課題があったため、リーチ力に大きな強みを持ちコンテンツ制作に課題を持っていた大手SNSメディアとパートナーシップ商品を作ったり、大幅な売り上げ貢献につながるメニューを構築したりしていました。
顕在化されてない課題の解決策は、仲間と共に見つけ出す
– ありがとうございます。並々ならぬ思いで営業をやられてきたと思うのですが、高橋さんの仕事のポリシーを伺いたいです。
”お客様が把握できていない課題を見つける”
”たくさんの人の意見を聞いて統合していく”
この2つかなと思います。営業という仕事は、クライアントのニーズを無理に作り出していると揶揄されることもありますが、クライアントに求められて提案するスタイルは本来あるべき姿ではないと思っています。顕在化していない課題を見つけられると、意外とクライアントが気付いていないだけで、緊急度の高い課題というケースは多々あります。
また、良い提案は決して一人の視点では生まれません。他のメンバーが面白い視点を持っていることはよくあるので、自分はあくまでもお客さんの声を一番知っているものとして代弁し、意見をすり合わせることを意識しています。
– マネージャーや部長職を担う中で意識していることはありますか?
恥ずかしながら、1年目の時はマネジメント経験もなくどう指導すればいいかわかりませんでした。「背中で語る」というか、自分のやり方に寄せようとしている部分もあったと思います。しかし、360度評価を実施し、自分だけでは気付けないことを他の人たちの評価で補完するようにしました。成功の作り方はそれぞれあるので、主体性を求め、まずは本人がどうしたいのかを尋ねるコミュニケーションを意識していましたね。
ネームバリューを捨てて、選んだ未知なる挑戦。面接官から言われた一言に心打たれる
– 前職での話を聞くと順風満帆のように感じたのですが、どうして二度目の転職を考えられたのですか?
9年弱働いていたこともあり、次のキャリアをどうしていきたいか自分に問うていたタイミングでした。GAFAのような世界中のユーザーを抱えるプラットフォームを運営する外資大手企業を中心に転職活動をしていたのですが、エージェントから「スタートアップも選択肢に入れてみてはどうか?」と提案をもらったんです。スタートアップの話を聞いていくうちにワクワクする自分がいたのを覚えています。
– ジールスとの出会いは、どういった経緯からですか?
ワクワクしたものの、エージェントから紹介された企業は正直あまりピンときませんでした。そんな時、たまたまLinkedinでVemoさん(People&Culture 上野)からスカウトメッセージが届いたんです。
元々、ジールスのことは知っていたのですが、調べていくうちに「この会社面白そう」と思えてきました。またマサさん(CEO清水)は、なんとなくですが直感で自分と同じ匂いを感じて一緒に働いたらワクワクするな、この人と働いてみたいなと率直に思いました。
– ズバリ、決め手は何だったのでしょうか?
”私たちは、高橋さんを必要としています!あなたにジョインしてほしい”
面接をしてくださったえんさん(COO遠藤)から真正面に言われた言葉が刺さったんです。普段ストレートにそのような言葉をかけてもらう機会はあまりなかったので、率直に嬉しかったですし、光栄でした。他にも決め手は2つあります。1つは、とにかくワクワクが止まらなかったこと。そして2つ目は最終判断を悩んでいた時に「面白そうな会社じゃん!チャレンジしてみたら?」と背中を押してくれた妻の言葉でした。
父が教えてくれた挑戦することの素晴らしさ。次世代を担う自分の子どもたちへ伝えたい
– 最後に高橋さんはどのように「日本から世界をぶち上げる」のか教えてください。
僕は、ジールスという船に乗りました。乗ったからには、2030年にMAU1億人を達成するためにパフォーマンスを発揮していきたいと思っています。
営業としてのキャリア、培ってきた広告の知識。1人でどうこうするというよりは、自ら組織に入っていくことで周りに良い影響をもたらすのが僕の使命だと感じています。強い気持ちで組織全体に相乗効果をもたらして「日本から世界をぶち上げる」一翼を担いたいです。
”挑戦し続ける父親の姿を、次は自分の子どもたちに見せる”
「選んだ道を正解に」
かつて、自分の父親が見せてくれた背中を、今度は大海原を駆け巡る船に乗っている自分の姿に変えて子どもたちに見せていきたいです。