【代表インタビュー】株式会社ユルリカが目指す、“ ゆるり化 ” とは？代表小田のものづくりにかける想い。

こんにちは！
株式会社ユルリカの採用担当です。

私たち株式会社ユルリカは、「お客様のゆるり化に貢献する」ことをミッションに、Web制作、システム等の受託開発の他、ゲームやXRサービス開発を行っている創業3年目のベンチャー企業です。Web・システム・ゲームを起点とした切り口で、お客様の課題解決をデジタルの力で支援しております。

今回は代表の小田に、ミッション・ビジョンに込めた想いや、今後の展望についてインタビューしていきたいと思います！

【プロフィール】

小田 幸治：1996年生まれ、鹿児島市出身。2018年信州大学経済学部卒業。大学在学中の不動産ベンチャーでの営業がキャリアのスタート。大学卒業後、ゲーム系ベンチャー企業で人材営業職として従事。その後、Webディレクター・PM等を経て、2021年に株式会社ユルリカを創業。

会社の枠に縛られず、「できることは全部したい」という想いから起業を決意。

――まずは小田さんのこれまでのキャリアを教えてください。

大学卒業後は、都内のゲーム業界を中心とした人材紹介・派遣を行うベンチャー企業に入社し、人材営業を行っておりました。その後、ゲーム以外の視野も持ちたく、Web関連企業に転職し、引き続きゲーム・Web系の人材営業を行っていました。

その後、当時の上司が起業するのを機に、私もその会社の立ち上げにジョイン。人材事業の立ち上げを行いつつ、自社開発していたWebサービスにもPMとして携わっておりました。（企画・進行業務の他、デザインやコーディング・CSも行ったりと、何でも屋的に立ち回っていました...笑）

一方で、私自身もかねてから独立したいという思いがあったこと、また、副業や知人の手伝いでいくつかのプロジェクトにPMやWebディレクターとして携わっていく中で、「誰かの作った枠組に縛られず、お客様のために自分ができることは全部できる環境をつくりたい」という思いが強くなり、2021年6月にユルリカを創業いたしました。

――営業サイドから、徐々に制作や開発サイドに移っていったのですね。もともと制作や開発には興味があったのですか？

はい、直接的に制作や開発に興味を持ったのは大学生の頃からでしたが、小さい頃から「ものづくり」自体は好きでした。その延長で、大学時代にはサービスの企画を考えたり、Sfiftでモックアプリを作ったりと、暇があれば何かを作る、企画を考える、ということをしていました。

ご縁もあって、たまたま人材営業のキャリアからスタートしましたが、今は「ものをつくる」ことに携わることができ、営業をしていた時とは違った充実した日々を過ごせています。

――当初より起業を考えていたとのことですが、どういう思いを持っていたのですか？

前でも述べたのですが、実は小さいころから、「ものづくり」や「体験づくり」に興味があり、作ったものを見た時の周りの人の喜ぶ姿や、反応を見るのが好きでした。そんな経験を通して、漠然と「自分のつくったもので、お金が生み出せたら良いなぁ」という思いを小さい頃から持っていました。

そんな思いを持って起業したこともあって、サイトやシステムを納品して、お客様が喜ぶ姿を見たり、評価していただくことが仕事における一番のやりがいですね。

IT×人の力で、お客様のビジネスや生活のゆるり化を実現したい

――ユルリカを創業するにあたり、世の中のどのような課題を解決したいと思っていたのですか？

前職も含め、さまざまなお客様と取引をしてきた中で、特に課題感を持ったのは、IT業界では一般的なことが、非ITの業界では一般的ではない場合が多いこと。

そういったお客様に対して、Webやシステムを通して、仕事の効率化や仕組み化を促したい。不要なルーティンワークや過剰な営業活動を減らし、お客様の“ゆるり化”に貢献したい、という思いを持っていました。

もちろんそうした世界を実現するためには、私の力だけでは限界があります。同じような思いを感じてくれるメンバーと一緒に、会社として、日本中・世界中の人々の暮らしや仕事をゆるり化することを目指したいな、と。

――なるほど、そのような思いがユルリカのミッションである「世界中を『ゆるり化』する」という言葉や、「自分と家族、組織を『ゆるり化』する」というビジョンにつながるんですね。ちなみに「ゆるり化」という言葉にはどういう思いが込められているのですか？

私たちの手掛けるサイト制作やシステム開発といったサービスを通じた価値提供は、多くの場合、お客様の業務・プライベートを「ゆるく」することに繋がると考えています。営業や採用活動の労力・コストが減り、ストレスフルな環境から解放されたり、ルーティンワークを自動化することで残業が減ってプライベートの時間が確保できるようになったりと。なので、私たちのサービスの価値提供を一言で表す、「ゆるくする」をテーマに「ユルリカ」と名付けました。

――ミッションに関しては、「インターネットやテクノロジーなどの『技術の力』と、世界に挑む熱い思いを持った『人の力』で世界中の人々の『ゆるり化』に貢献する」というフレーズがありますが、ここでの「人の力」とはどのようなイメージでしょうか。

「仕事に対する熱意」を意図しています。どうやったらお客様のビジネスや生活がよくなるのか。また、どうすれば面白いものをつくれるのか。そうしたことを、熱量をもって突き詰められるメンバーと一緒に、会社を作り上げていきたいとの思いを込めています。

――ミッション・ビジョンを実現するために、現在取り組んでいることを教えてください。

大きく3つあります。

1つ目が「採用」です。「よいものをつくる」ことにこだわり、一緒にお客様の課題解決に挑戦してできる仲間を集めています。

2つ目が「事業の多角化」です。昨今の中小企業の課題解決には、Webサイトやシステムでは解決できない課題が多くあります。集客であれば広告やSNS運用など。そういったことにも対応できるよう企業としての打ち手を増やし、よりお客様の課題解決に取り組めるような事業の創出を行っております。

3つ目が、「社員一人ひとりが働きやすい環境づくり」です。業務に必要な機器や書籍などを会社負担で用意することはもちろん、働き方もフレックス制度や時短勤務制度を取り入れるなど、メンバーに少しでも高いパフォーマンスを発揮してもらうため、今後も環境整備には力を入れていきます。

「” ゆるり化 ”に貢献する」という考え方

――現在の事業内容と具体的な案件について教えてください。

Web制作事業およびシステム・アプリ開発支援事業を中心に、ゲーム・XR開発事業やメディア事業に取り組んでいます。

Web制作事業に関しては、ビジネスマッチングサービスや、前職のつながりで引き合いをいただいたお客様のコーポレートサイトやLP、採用ページなどを制作しております。弊社の特徴として、ノーコードツールの「STUDIO」などを使用した、コストを抑えたスピーディーな制作を得意としております。

システム・アプリ開発事業に関しては、通常の受託開発に加えて、業務の自動化・効率化といった業務改善系の業務を行っております。現状ではコンサルや福祉系のお客様が多くなっております。

ゲーム・XR開発事業は、自社製品としてカジュアルゲームやXRサービスの開発・運用を行っている他、お客様のメタバース関連サービスの開発・運用のご支援を行っております。今後は自社サービスの方により注力していきたいと考えております。

――現在の開発体制は？

2023年7月時点、社員を中心とした5名のコアメンバーと、外部のパートナーや協力会社と一緒に開発・制作を行っております。

――今後に向けて、どのような取り組みを強化していきたいと考えていますか？

短期的な目標は、何よりも採用活動に力を入れ、一緒に働いてくれるメンバーを増やすことです。

現在、各所から案件や、新しい取り組みのご提案をいただいているものの、リソース不足で、お断りしてしまうことも多くあります。そのため、より多くのビジネスチャンスを獲得するためにも、人材採用は必要不可欠なのです。また、社内体制もより強めて、より困難な案件にもトライしていきたいと考えているため、経験者層の採用に特に力を入れていきたいと考えております。

さらに、長期的な目標としては、自社サービス開発の領域をもっと展開していきたいと考えています。自分たちがつくったものを通じて、たくさんの人々の生活をよりよくすることにつなげていきたいですね。特に弊社では、ものづくりの過程において、「体験をつくる」という考え方を大切にしており、新しい視点を取り入れながら、人々が感動するもの、心を揺さぶるもの、「ゆるり化」に繋がるものをつくっていきたいと思います。

求めるのは、裁量を持ってチャレンジングな経験を積みたい人

――ユルリカだからこそ経験できることや、身につけられるスキルについて教えてください。

弊社は、小さい組織だからこそ、本当の意味で裁量権を持って働いていただけると思います。自走しながらトライ＆エラーで取り組める人、目的や想いがある人に対しては、新規事業の立ち上げや未経験の業務にチャレンジできる場も提供します。

また弊社では、DXやメタバースなど新しい領域にも積極的に取り組んでいるため、そういったITの最新技術を身につけられるという点は、他の企業様では経験することがあまりできないメリットではないかと考えています。特にDX関連のノーコードや自動化に関する知見は、現在の世の中全体から求められているスキルなので、身につけておいて損はないと思っています！

――小田さんとして、今後どのような方と仕事をしたいと思っていますか？

「仕事に対する熱量の高い方」と「丁寧な仕事ができる方」ですね。

弊社に相談してくださるお客様の中には、ITに関して詳しくない方も多いです。そのような方はまず「何をやればいいか分かっていない」ことがほとんど。そのため、弊社側から最新の情報や過去の事例をもとに、提案を行わなければなりません。

そのため、日々、最新の情報をキャッチアップする、トレンドを追う、話題のサービスを試すなど、常にお客様に最適な提案ができるよう、常にアンテナを張って準備をしておく必要があります。お客様の課題に、私事として、真剣に向き合い、自発的・前向きに意見を出したり、アクションを起こせる方には、活躍できる場を用意しておりますので、ぜひ、一緒に仕事をさせていただきたいと考えております！

また、弊社では、「丁寧な仕事をする」ことも特に大切にしております。相手の手間をかけないコミュニケーション、相手のITリテラシーやポジションに合わせた言葉選びなど。お客様はもちろん、関わる人が心地よく仕事をするために「丁寧さ」を心掛けられる方と一緒に仕事をしたいですね。

経験者はもちろん大歓迎ですが、経験は少なくても、お客様のためによいものを作りたいという気持ちをもった方と、お仕事をご一緒できるととても嬉しいです！