【人材業界解説シリーズ】〜基本編〜

テレビCMをつければリクルートやパーソル、YouTubeの広告にはマイナビ...
昨今、人事会社を目にすることは多いと思います。
一方で、「人材会社」と言われても、具体的に何をやっているかピンと来ない人は多いのではないでしょうか。

今回はなぜ
①「人材会社」が最近注目も集めることが多いのか、
②「人材会社」の主なビジネスモデル
この2点について解説します！！

①なぜ人材会社が注目を集めている？
一昔前の日本は「学歴主義」、「社員は会社から言われたことやればいい」などの慣習があったと思います。
一方で、多様性が重要視され、ひとりひとりの主体性を求められる近年では「人材の価値を最大限に引き出す」ことが求められているのです。
企業としても、人材を「資本」として捉え、その価値を最大限に引き出すことで、中長期的な企業価値向上につなげる必要とされています。
この時代の流れの中で、組織を良くするために、「人」の観点から企業を支援する人材会社にニーズが集まっていると言えます。

②実際に人材会社にどのようなサービスを展開しているのでしょう。
今回は代表的な3つを紹介します。
・求人広告（媒体・メディア）
企業の求人情報をWebや紙面上に掲載し、求職者に紹介するビジネスモデルです。
これまで掲載費を受け取り求人広告を掲載することが一般的でしたが、成功報酬型やAIによるマッチング機能を設置したサイトが登場するなど、進化・多様化しています。
例）新卒：リクナビ、マイナビ　中途：リクナビNEXT、doda、エン転職

・人材紹介（転職エージェントなど）
求人企業に対し、求職者を紹介するビジネスモデルです。
紹介した求職者の入社が決定した際にフィーが発生する成功報酬型のビジネスモデルが一般的です。
例）新卒：マイナビ新卒紹介、キャリアチケット、irodas　　中途：リクルートエージェント、ビズリーチ

・人材派遣
人材派遣は、派遣会社に登録している人材を企業へ紹介し、労働サービスを提供するビジネスモデルです。
たとえば、企業に人材派遣の活用を含めた組織コンサルティングや、登録しているスタッフへのスキルアップ研修やフォローなどを担っていきます。
例）テンプスタッフ、アデコ、パソナ

終わりに...
今回は人材会社の注目されている背景と、それぞれのビジネスモデルについて紹介しました。
他にもメディアやコンサルティングの事業を行っているので、気軽に「話を聞きたい」を押してみてください！