はじめまして。
株式会社やる気スイッチグループの松本悠二と申します。
2021年4月にやる気スイッチグループに入社し現在は英語で預かる学童保育「Kids Duo」のスクールディレクター(以下SD)として教室運営をしております。
大学を卒業し、居酒屋業を経てビール屋に転身
明治大学政治経済学部政治学科在学中の居酒屋でのアルバイトをきっかけに、自分の作った料理やサービスが目の前の人を笑顔にすることができるところに魅力を感じたことをきっかけに、「いつかは自分の店をもちたい」という夢を持ち、卒業後は大手の居酒屋に新卒で入社いたしました。
その後、縁があってクラフトビールの世界に身を投じ、事業責任者として会社の飲食部門の立ち上げに関わり、事業計画書の作成から、物件探し、社員の採用など1からお店作りを行いました。またその後は2店舗にわたってビールのプロとして品質管理を行い、生産者さんの声や想いを消費者に届けるなど店舗の最前線で働きながら、コロナ禍では酒屋部門やECサイトの設立にも携わっておりました。
コロナ禍で転職を考えたときに思い返した予備校時代の恩師
ビールの仕事は厳しくも非常に充実したものでしたが、休みはほぼなく、帰宅はいつも深夜という状況で家のことや子どものことは全て妻に任せきりとなっていました。
コロナ禍では店舗の休業や資金繰りなど厳しい経験もした中で、酒屋の設立やテイクアウトの拡充でウィズコロナの中で立て直しに成功したのを区切りに、新たなステップとして、独立という自分の夢を追うのか、家族としての幸せをとるのか考えたときに、悩みぬいた末に異業種への転職を決意しました。
ビール以外に情熱を傾けることができる仕事をと自分の人生を振り返ったとき、自然と受験生時代の予備校でお世話になったY先生が頭に浮かびました。
当時の私は勉強の習慣がなく、スノーボードやサッカー、友達と遊ぶことに夢中。なんとなく日々を過ごしている少し怠惰な高校生でした。高2で初めて受けた模試の偏差値は忘れもしない32。
そんな私に先生は時には厳しく、時には寄り添いながら、大きな目標を達成するために、いくつもの小さな目標を設定すること、それを実現するために必要な地道な努力の大切さを根気よく教えてくださいました。
その結果浪人を経て志望校に合格できたことはもとより、社会に出て壁にぶつかったとき、くじけそうになったとき、いつもこの考えが私の背中を強く押してくれたように思います。
自分もそんな影響を子どもたちに与える存在になりたいと考えたとき自然に教育業界を志望するようになりました。
転職活動をする中で子ども1人ひとりの宝石を見つけそれを輝かせるという理念、「夢をかなえるための目に見えない階段」という考えにあのときの先生の教えと通じるものを感じ入社を決意しました。
子どもの成長が何よりのやりがい、仕事も全力!プライベートも全力!
やる気スイッチグループでは、前職のクラフトビール業界では本場がアメリカということもあり、取引先やお客様相手に英語を使う機会が多かったこと、その中で自分自身が英語を使うことにとても苦労をした経験から、Kids Duoでの勤務を希望しました。
オンラインでの机上研修やOJTでみっちり研修を受け、SDとしての勤務が始まりました。
SDの仕事は多岐にわたります。教室長として生徒たちのケアや、スタッフマネジメント、保護者様との連絡や面談、営業の側面では新規入会のための面談や販促活動、請求業務、バスのスケジュール調整など…。繁忙期などは身体が二つあればと思うこともしばしばです(笑)
Kids Duoの仕事は一つ間違えば、大きな事故につながりますし、信頼を失ってしまう危険性が常にある厳しい仕事です。畑違いの業種から転職した私には戸惑うことも少なくなかったですが、困ったときや迷ったとき、いつも先輩SDや上席が親身になってアドバイスをくれ、それをヒントにしたり、真似をしたりしながら一つ一つ対応しながら成長することができました。
また、仕事とプライベートのメリハリがついたことも大きな変化でした。前職ではそもそも休みがほとんどなかったこと、たまの休みはビール工場に生産者に会いに全国を飛び回ったり、情報収集のためにバーを巡ったり、仕事とプライベートの境目があいまいでしたが、Kids Duoは原則土日祝が休みで、家への帰宅も大分早くなったため、妻や、息子、娘と過ごす時間が非常に増えました。
小6の長男は野球選手になる夢に向かって奮闘中。そんな息子の野球チームでコーチとして子どもの夢を支えることができているのも前職では到底かなわないことでした。野球を見に行ったり、娘とプールに出かけたり、趣味のラーメン作りいそしんだり、引退気味だったスノーボードに行ったりとコロナの制限がありながらもプライベートも全力で過ごせているのも仕事の活力になっています!
話を仕事に戻すと、SDとしてまだまだ至らないところだらけですが、この4月に大幅に生徒を増やすことにも成功し、日々子どもたちと向き合っている中で、子どもたちが一歩前に踏み出した瞬間や殻を破ったときなどのキラッと光って見える瞬間に数多く立ち会うことができ、それをスタッフと一緒に喜ぶことができるのがこの仕事の一番の魅力と思います。
あのときの先生に負けないように、生徒さんと保護者様の夢をもっともっと強力にサポートする存在を目指しています。
やる気スイッチグループが大切にしている考えの中の一つに、「どうしたらできるかな」というものがあります。人間はどうしても仕方ないとか、無理だとか、言い訳をして楽な方に流れてしまいがちですが、どうやったらできるか試行錯誤をして一歩踏み出したときには結果の如何に関わらず必ず成長につながると思っています。
自分自身もそんな風にポジティブでいられる人間でありたいと思いますし、同じような考えの仲間と切磋琢磨しながら成長し合えたらと思います。