こんにちは!採用担当シミズです。
本日は、19新卒の皆が取材をして、社内メンバーの情報をアップしています。第8弾です!今回はスクールIEの教室長兼エリアマネージャーとして活躍している社員をインタビューしております。
【プロフィール】
スクールIE 南町田校 教室長/エリアマネージャー 吉村
大学卒業後、「世の中のお金の動きを知りたい」という理由で、三年間、証券会社に勤める。新規開拓、既客のディーリング業務を中心に営業を行っていた。その後、やる気スイッチホールディングスへ転職した。勤務14年目、エリアマネージャー。
転職して辿り着いた「天職」
吉村さん、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
証券会社を退職後、やる気スイッチグループへ転職したのはなぜですか?
もともと証券会社は世の中のお金の動きを知りたくて挑戦したので、最初から長く続ける気はありませんでした。自分のやっている仕事が、広く言えば世の中のためになっているとも言えるけど、儲けさせる相手は自分の父親、母親の世代。「自分の労力や時間がその世代に使われていくのは、後に何も残らないんじゃないか、もっと世の中に残る形にした方がいいな」と思いました。それならば、子ども向けの方がいいかなと。あとは、世の中の人が衣食住、全て整ったら何にお金を使うかなと考えたときに教育だなと。だから教育業界に転職を決めました。
では、なぜ個別塾をお選びになったのですか?
個別にしようと思った経緯はいろいろあります。
ひとつあげるとすると、自分が学生時代にアルバイトをしていたとき、マニュアルに沿っていない教え方というか、相手の知識の形に合わせて教えていくということをやっていたんです。そのアルバイトを続けるうちに、人によって持っている知識や前提が違うことに気が付いたわけです。そうなると教え始める段階が違いますよね。だから、学生時代から教育なら個別塾って決めていました。
14年経って、変わらないこと、変わったこと
やる気スイッチグループに入社したときの信念や想いを教えてください。
子どもたちが、自分の強みや生き方を見つけて卒業していってくれたらと思っています。それを見つける仕事、手伝いができればと思ってやっていました。
入社から14年経って、今はどんなお気持ちで働いていますか?
今は発展して、自分の生き方を見つけて、大学生になってここでアルバイトをやりたいって言ってくれることがあるんです。それがすごく面白いなって思います。嬉しさも感じるし。
あとは、自分で見つけて、自分で育てて、自分が「ありがとう」といわれることも想像していましたが、どちらかというと、子どもたちや親御さんが教室長ではなく講師たちに感謝を伝えているのを見たり、聞いたりすることも多い。そういうのって、あまり講師たちはあまり味わったことがないから、【どうしていいかわからず、嬉しいけど戸惑っている】という姿を見るのもすごく楽しいです。学生時代にそういう経験をしておくのは大きな強みだと思うんです。お金では買えないので。だから、入社当時からの信念は変わらず、発展していってる感じではあります。
この会社に入って、よかったことはなんですか?
学生時代や証券会社時代を振り返ってみると、人の心に触れる機会ってだんだんなくなっていって、自分が今やっていることが人間の心から離れているというか、地に足がついていない気がしていたんです。そういう意味では人間らしく生きている、そんな実感が持てています。
入社時と今の自分を比べて、変われた部分はありますか?
情報収集能力がついてきて、それによって問題解決能力が変わってきました。知識としてその場でしか使えないこともあるでしょうし、今後も使えるなという情報もありますが、蓄積することによって自分の問題解決能力が大きく変わっていっているなと感じますね。わかりやすい話は先見性とかですかね。
この会社だから変わったのか、違う会社でも変われたのかと考えると、もちろん違う会社でも変われた自分がいたと思います。この会社は人の出入りが激しい。講師はアルバイトがほとんどなので、最長でも4年間、6年間でいなくなってしまう。また、保護者様との多くの関わりもある。やはり14年やっているといろんな人に出会いますよね。その中で学んだこともあるし、拡げられた知識もあるので、やはりそれを考えると、この会社の方が、違う会社よりも情報収集ができていると思います。
この変われた部分は、変わりたいと思って変わったのか、自然に身についたのか、どちらですか?
自然にかな。聞いているときに「大事」と思ったり、疑問に思ったりして身に付きました。そう考えると、違う会社で働くよりも、いろんな業界の人と話ができるかもしれないですね。たぶん、どっかのキャバ嬢よりも話は面白いし、どっかのタクシーの運転手さんよりも話は合わせれらると思います(笑)
世の中への想い
会社として、ここを改善していけばもっとよくなるのにと思うところはありますか?
難しいところですが、社員教育制度ですかね・・・
例えば?
英語4技能が話題になっている現在、教室長にも英語力が求められてくると思っています。高校入試でも、大学入試でも、民間の資格も反応は早い。それに対応できる塾を目指して、早い段階から英会話等の教育を強くした方がいいんだろうと思っています。
この仕事に対する想いはなんですか?
みんなが、やってよかった、働いてよかったと感じてもらえるようにしたいです。従業員であればお金以外に得られるものをちゃんと考えて盗んで欲しいし、生徒であれば、勉強以外に得られるものを実感して欲しい。新卒やこれから仕事を探す人であれば、給料以外に何を得たいのかを考えてほしいです。
給料のためだけに仕事をする人はあまりいないと思いますし、やりがいっていうと、ひとくくりにされちゃいますが、自分なりに働く意味を追及してもらえたら嬉しいです。そうしたらいろんなところに、この会社が引っかかると思っています!
「お金の以外に働く意味を見つける」と想い始めたきっかけや時期はいつですか?
20歳くらいですね。アルバイトでしたが「やっていけない!」と思いました。辛すぎて(笑)。お客さんに嫌なことをいわれて「辞めたい」と思うこともありましたが、他に割のいいバイトもなかったので、学費を払うために辞められなかった。
じゃあ、どうしたら続けられるだろうと考えたら、続ける意味を見出すしかないと思いました。その当時の僕が見出したのは、「店長や先輩との話から情報収集し、見分を拡げられること」でした。
吉村さんのおもう、「いい教育者」とは?
人を前向きにさせられる人です。
日本の教育システムからすると、高校にいって、受検して大学にいくことが社会から求められるかもしれませんが、前向きであれば、やっていけるはずですし、いい学歴があっても、後ろ向きであればどんな会社でもやっていけないと思うので、まずはその子をいい意味で前向きにさせて、勉強を目的でなく手段にするために、何のために勉強をするのかを見つけてあげることが必要だと思っています。
私の中の学習塾のイメージは、進学させることを目的としていると思っているのですが、仮に、生徒が「大学にはいかないで、○○に弟子入りします!」といってきたらどうしますか?
それだけでは判断できないので、本人と親御さんともっとお話しをして、情報取集します。でも最後はやっぱり生徒自身の判断を尊重しますね。
例えば、すし職人になりたいって子がいたとする。親御さんも寿司屋さんで、大学にもいってません。お店の経営に苦労しているから、子どもには同じ苦労はさせたくない。大学にいって、企業に就職して欲しい。という願いを持っていたとする。一方、子どもが「俺も寿司屋やる!」って言ってたら、まずは親御さんの想いを伝えます。そのうえで、「どうしたい?」とまた問いかける。
また、子どもが、魚が好きだからという理由で寿司屋を選んでいるのであれば、、なぜ寿司屋じゃないとだめなのか、水族館や漁師、卸売ではだめなのか聞いていきます。
もし、大学進学を勧めるのであれば、海外の労働者がどんどん増えてくるなかで、ただ味を追求するだけが寿司屋の役割なのか、や、英語の勉強は一切しなくてもいいのかという話もしていきますね。
最後に就活生のみなさんにメッセージをお願いします。
とにかく、給料以外の働く意味を追及してみてください。
現在アルバイトをやっているのであれば、お金以外の何の目的でやっているのか、やりがいや得られているものは何かを考えてもらいたいです。
吉村さん、本日はありがとうございました。
19新卒Presents!#08 取材担当:石井 佑佳
19新卒が「やる気スイッチグループ」の社員へ体当たりで取材を実施!内定者から見たリアルな姿をご紹介いたしました!