エイジィの新規事業への挑戦

私たちは現在4領域にて、事業を展開しております。今回は、私たちがどのように考え、事業を行っているのかを一部ですが、ご紹介したいと思います。

新規事業の選定ポイント

社会性、新規性、成長性のある事業であること。

つまり人の役に立ちそうで、新しく、伸びそうな、事業をやっていくというのが方針です。

事業運営で重要視している３つのポイント

１）統計やデータから、マーケットの動向を予測する

２）競合分析し、自社のとるべきポジショニングを決める

３）事業規模に合わせて、適切な収支計画にすること

それではいくつかの事業のはじめた経緯と2020年1月時点の実績の一部を紹介したいと思います。

※現在4領域9事業を展開しております。

①リノベーション企画・施行事業『りのふる』

問題点：少子高齢化社会なのに新築竣工数はまだ多く、中古住宅の有効活用も十分でないため、空き家問題などが加速する可能性がある。

http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seisan/reform/pdf/002_03_01.pdf

ITを活用して業務の標準化と効率化を図り、低価格でおしゃれなお部屋を安定して作ることを目指します。

不動産領域は市場規模が大きいため、今後多角化していく足がかりを作っていきます。

※現場感を知るために、新築の建築現場に床大工として、実際に3ヶ月ほど修行をしてきました。

実績：フルリノベーション物件の300件以上の完工実績があります。

② IT領域特化のM&A仲介事業『garage』

問題点：中小企業の社長の平均年齢は66歳となっており事業承継の必要性が増しているが、適切なマッチングと専門家のサポートが十分でない。

http://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/H29/PDF/h29_pdf_mokujityuuGaiyou.pdf

※中小企業白書でも重要課題として、毎年取り上げられています。

M&A仲介事業が成熟していくとともに上位プレイヤー以外は専門性が求められてくると考えて、過去の知見が活きM&Aニーズも多そうなIT領域に特化して事業展開していくことにしました。IT領域のM&Aで成約数No.1を目指します。今後自社での企業買収や事業売却も見据えて展開していきます。

実績：事業の開始から約3年間で26件の成約実績があります。的確なソーシングをおこなうための買い手ニーズの把握のため、IT上場企業のほどんどとがクライアントになっています。

③LGBT専門の婚活支援事業『Bridge』『Bridgeラウンジ』

問題点：セクシャルマイノリティーの方の真面目な出会いの機会が少ない。LGBTに関する理解が十分でない。

http://www.dentsu.co.jp/news/release/2015/0423-004032.html

※この調査では7.6%とあるが、各国の調査でも5%前後の調査結果が多い。

真面目な出会いのコンセプトのゲイの方専用のオンラインデーティングアプリを開発しました。

今年から日本発のゲイの方専用の結婚相談所を本格展開しています。（事前予約受付中）

アプリ、お見合い、イベントなどLGBTの出会いをフルラインでご用意してLGBTの出会いNo.1企業を目指します。

実績：会員数4万9千人を超えております。ゲイアプリでは国内の売上No.2まで成長しました。

④民泊向けセルフチェックインシステム事業『minpakuIN』

問題点：民泊という新しいビジネスに対して、法規制が間に合っておらずセキュリティ対策が十分でない物件が多い。

不特定多数の方を宿泊させているにもかかわらず、法規制がされていないということもあり、キーボックスのナンバーを伝えるだけで個人認証をしていなかったり、外国人旅行客のパスポートを確認していなかったり、宿泊者台帳も完備していない運営者が多数いることを知り、Iot機器でコストを抑えながらセキュリティ対策できるサービスが必要になってくると考え開発しました。外部パートナーにも企画・運営などご協力いただいているサービスです。

健全な運営体制の安価で高品質な民泊が可能になること目指し、システムによって支援していきたいと考えております。

※直近で楽天グループやコンビニエンスストアなど大手企業も続々と類似サービスの提供開始をしております。

実績：約3000戸での運用実績あり、現時点では国内導入実績No.1だと思います。