1年を振り返って
こんにちは、株式会社シンシアの代表取締役CEOをしている徐です。
1年の締めということで、社外の方向けに、
- 今年シンシアにとってどういう年だったか
- 今後どういう成長を遂げていこうかと思っているか
- 最終的に達成したいことに対して何ができたのか
ということについて、毎年自分が代表取締役である間は、シンシアの創業・代表取締役CEOとして定点観測をしていこうと思いました。
ぜひ、
- 今のシンシアがどういう会社で
- 何をやろうとしているのか
- どこに向かって行こうとしているのか
について理解していただけると幸いです。
そもそも私について
こんな定点観測をする機会がはじめてなので、そもそも「シンシアの社長ってどんな人?」について少し書いていきます。
自分は、2014年東京大学大学院を卒業し、新卒でGREEへ入ると、その後メドレー(当時30人規模)、ベンチャー(5人規模)、Indeed(グローバルに数千人規模?)、リクルート(3-4万人規模?)の会社を転々とし、主にソフトウェアエンジニアとして働いておりました。
どの会社もいろいろ学ぶことが多く、ソフトウェアエンジニアとしてとても成長できる素晴らしい環境でした。(Indeedは外資だったので英語で仕事することも覚えることができました。)
しかし、いずれの会社も仕事内容・制度面に物足りず「自分で会社を作ってみたい」という気持ちが強くなりました。
そんなときに、散々いろんな会社行ったけど、ないなら自分で作ってしまおう、というエンジニアっぽい発想で起業をしました。
いま(2023年年末)までのシンシア
ないなら自分で作ってしまおう、と思って会社を作ったからといって、全くの無計画であったかと言われるとそうでもありません。
シンシアは創業初期はテクノロジー化された不動産屋として、効率的な不動産仲介をする会社ということを目指していました。しかしながら、アイディアは良かったものの事業として軌道に乗せることはできず、事業をピボットさせることを決断しました。
2023年は、自分が元来もつソフトウェア・エンジニアリングという強みを活かして、様々な企業の開発に関する課題を一緒に解決しながら、自社のプロダクト開発力・エンジニアリング組織拡大をメインに会社運営をしてきました。
元々ソフトウェアに関しては自信がありましたし、大学から16年来の付き合いがある井上も入社し、鬼に金棒です。Web開発に関しては自信の持てる状態になりました。
2023年は、正社員だけでも6人(エンジニア5人)増え、正社員が15人となりました。インターンなど含めると20人程度になり、文字通り人数だけでみたら倍になりました。
現在はこの20人程で、
- 新規事業創出
- 開発支援
- 不動産仲介
の事業をやっており、潰れるか潰れないかという基準でみたら比較的順調に運営できているのではないかなと感じています。
大変だったことも...
しかしながら、自分は会社が潰れないだけで満足が行くかというとそんなことは全然ありません。
シンシアは、元来「テクノロジー x ◯◯」をすることをしようと思って創業した会社です。つまり、現状◯◯の部分をもつプロダクトが生み出せておらず、絶賛模索・開発しております。(ビジネスが固まった状態での)プロダクト開発0->1は、何度もやったことありましたが、ビジネス部分から固める経験はほぼなかったため、とてももがき苦しみながら関係者に助けられながら進めています。
人員が拡大したということで、組織上の課題である、コミュニケーション・マネージメントなど、組織上の課題も浮き彫りになりました。
日々CEOとして悩むことばかりですが、一つひとつ解決し、自社の新規プロダクトを淡々と仕込みをしています。
2024年に向けて
2023年は、メンバーが増え組織的な体制構築をし、様々な開発プロジェクトを通しチーム力・開発力を高め、会社としてのまさに組織力をつける年になりました。一方で、組織拡大に伴い、ビジネス・マネージメントなどの弱点も感じる部分が多く課題が明確となり、改善していく方向性も見えてきました。
2024年は、さらなる組織拡大をする一方で、2023年に浮き出た課題を少しずつ解決していこうと考えています。(ドラゴンクエストでいうと)魔法使いしかいないデッキに、最初に戦士として入ってきて、現在1人でビジネスサイドを担っている徐と一緒に新規事業のビジネスサイドを回していくメンバーを絶賛募集中です。
ぜひ一度カジュアル面談をよろしくお願いいたします。
2023年、今年もありがとうございました。
2024年、シンシアにとっても、皆様にとっても良い一年となりますように。
※ 最後まで読んでいただきありがとうございました。