【社員インタビュー】未来を創るHMIエンジニアたちの物語 - Vol 3

今回で最終回を迎えるこのシリーズですが、最後にはHMI事業部のエンジニアの程さんにお話しをお伺いしました！

現在の業務内容について、第三者が分かるように説明してください

弊社のラインナップにはWindowsが搭載された産業用コンピューターがあります。私の業務内容はファームウェアの設計開発です。具体的には、Windowsが起動する際に必要なBIOS(基本入出力システム)の設計、ハードウェアを制御するためのドライバー・アプリの開発、産業用コンピューター向けのWindowsの最適化やサイバーセキュリティ対応を行っています。他チームと連携し、これらを対応したWindowsイメージを作成し、産業用コンピューターの製品開発に貢献しています。

これまでのキャリアについて教えてください

大学院までは情報工学を学びました。2020年4月に卒業後、自動車部品メーカーに入社し、名古屋で3年半くらい勤務しました。勤務中は、C言語を使用して車載ECU（エンジンコントロールユニット）のソフトウェア開発に従事しました。2024年1月にシュナイダーエレクトリックに入社し、現在は産業用コンピューターのファームウェア設計開発を担当しています。

転職のきっかけとシュナイダー入社の決め手を教えてください

転職を決意した主な理由は、いくつかの要素が重なったためです。第一に、人生のパートナーが大阪に住んでいるため、家族を大切にし、大阪に転職することを考えました。第二に、自動車業界の先行きが不透明であり、長期的なキャリアに対する懸念がありました。そして最後に、自動車業界にいるにも関わらず、私はPCに対する関心と興味が強いと感じており、これらを活かせる環境を求めていました。
シュナイダーエレクトリックに入社を決めた理由は、好感度の高い面談・面接です。毎回異なる面接官とお話しする中で、「ワークライフバランス」という言葉が頻繁に耳にしたことや、面談・面接を通じて風通しの良い職場を感じたことが決め手となりました。入社後も、この感覚が変わらず、良い会社に入社したことを実感しています。

あなたの所属事業部・部門の魅力について教えてください

私が所属する部門では、自分が好きな時間と場所で働ける柔軟な勤務体制です。チーム内では誰もが意見を言いやすい環境であり、協力し合いながら業務を進めることができます。上司ともプレッシャーなく話せる環境が整っており、オープンなコミュニケーションが取れる点も非常に魅力的です。これらの要素が、快適でやりがいのある職場環境を作り出しています。

あなたにとってシュナイダーの魅力を教えてください

シュナイダーエレクトリックの企業ビジョンやミッションに強く共感しています。環境に優しいエネルギー管理や自動化に注力する姿勢に魅力を感じました。また、グローバルに展開している企業であり、キャリアパスの幅広い選択肢が提供される点も大きな魅力です。さらに、最新の技術や革新に対する取り組みが私の興味に合致し、企業文化や働き方が私の価値観と一致しています。給与や福利厚生の面でも満足できる条件が整っているため、シュナイダーエレクトリックでのキャリアを築きたいと考えています。

IMPACT Makerとして今後シュナイダーで挑戦したいことを教えてください

昨今、AIとARMプラットフォームが搭載されたPCが市場に登場しており、産業用コンピューター領域でも今後の活躍が期待されています。私は、これらの新しい技術を活用したスマートソリューションを提供し、産業やインフラの効率化と最適化を実現したいと考えています。特に、データ分析や予測モデルを駆使してエネルギー消費の最適化を図り、持続可能な運用をサポートしたいと思っています。