本日は、ちょっと珍しい建造物をご紹介したいと思います♪
ベジアーツファームから車で約20分のところにございます旧中込学校です。
旧中込学校は、アメリカで建築学を研究した佐久市出身の市川代治郎氏の設計で、明治8年(1875年)に完成しました。
国内の学校建築のうち現存する最古級の擬洋風建築物として有名です。
昭和44年3月に明治建築の学校として比較的改変の少ない建造物であることから重要文化財に指定されました。
そして同年4月には校舎の場所が明治8年から変わっていないことから、国史跡にも指定された建物です。
確かにおしゃれなデザインですよね!
上部にある八角形の塔の中には太鼓が吊るされていて、毎日決まった時刻に鳴らされることで当時の人々は食事やお茶の時間などを知ることができたのだとか。
そうした経緯から「太鼓楼」と呼ばれているのだそうです。
嬉しいことに校舎の中に入って見学することもできるんです♪
当時は珍しかった美しいステンドグラスの丸窓や資料が展示されています。
趣ある旧中込学校を是非一度訪れてみてはいかがでしょうか?
そんな旧中込学校は成知公園という遊具や広場、東屋がある公園の中にあります。
晴れた日は楽しく遊ぶ子供たちでいっぱいです♪
実は、同じ敷地内にはもう一つ興味深いものが展示されているんです!
公園へ遊びに来た子供たちが興味津々で覗いているのは一体なんでしょうか??
“高原のポニー”と呼ばれて1972年まで小海線で活躍していた蒸気機関車「C56」と、第二次世界大戦まで活躍していたという県下初のガソリンカーである「キホハニ56号」です。
この「キホハニ」という不思議な名前の意味や、それぞれの経歴についても掲示されていますので是非足を運んでご覧になってみて下さい♪
鉄道好きな方にとっては嬉しいことに、隣接している旧中込学校管理室受付に申し出ると、鍵を開けて下さり中に入ることができるんです!
本物の機関車に触れることができるので子供たちは大はしゃぎです ♪♪
この時も入れ代わり立ち代わり沢山のお子さん達が楽しそうに遊んでいました。
次の世代を担う子供たちが、本物に触れることで時代の流れや技術の素晴らしさを学ぶことに繋がれば良いですね!
次回は、旧中込学校にちなんだある素敵なお店をご紹介したいと思います♪
どうぞお楽しみに♪