本日は、大変喜ばしいお知らせです♪
この度ベトナムから新たに3名の実習生をお迎え致しました!
まだ緊張している様子ですが、笑顔がとても素敵なみなさんです♪
クアンさん
クインさん
オアインさん
実は、彼女たちは困難を乗り越えて日本に来てくれました。
その経緯を少しだけご紹介したいと思います。
そもそも「技能実習生」のビザには3年間の期限があり、人生で一度しか取得することができません。
そんな貴重なビザを使って、毎年多くの外国人が技術を習得するために日本へと働きに来ています。
有難いことにベトナムでは、日本へ来たいと願う実習候補生たちが大勢いて、そのために必要なことを現地の学校に入校して学んでいるようです。
希望の職種の面接を受けて合格すると、その学校を卒業して実習生として3年間日本で働くことができるという仕組みです。
つまり、早く面接に合格して卒業できればその分学費が少なく済みますし、なかなか決まらなければその分学費も多く支払わなければならないという事になります。
さらにその大半は、ベトナムに残る家族を経済的に支えるという役割を担って働きに来ます。配偶者、子供だけではなく、両親や兄弟姉妹を養うケースも多いようです。
こうした様々な理由から、できるだけ早く日本へ働きに行きたいと願っているのだそうです。
今回お迎えすることができた3名の面接は、2019年の秋でした。
面接の仕方は様々です。必要な人数をお伝えして、あとは中間に入って必要な連絡や手続きをしてくれる業者さんに面接も全てお任せするという農家さんも多いようです。
でも代表 山本はちょっと違います。
実際に会わなければ分からない!ということで、面接の為ベトナムへと飛びました!
観光無しの面接のみという強行スケジュールです!笑
ということで、9名の応募の中から3名が選ばれました。みなさんお子さんがいらっしゃるママ達です。
翌日 山本は、片道約7時間かけて採用した実習生達のご実家を訪問しました!
ご両親としては、娘が日本へ行くことに決まり嬉しい反面、心配や不安が尽きないことと思われます。
そこで山本は、ご両親と直にお会いしてお話することで、これからどんな雇用主の元で働くのかを知って頂き、少しでも安心してもらいたいという思いがあったようです。
親族一同が集まって、こんなに沢山のお料理でもてなして下さいました!
通訳を通して「これから代わりに面倒をみますから安心して下さい」とお伝えすることができたようです。
このようにして、クアンさんクインさんオアインさんの3名はベジアーツファームの仲間に加わることになりました。
ところが…
予期せぬ出来事が待ち受けていました…。
本来であれば昨年2020年の春にお迎えする予定となっていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大にともない、日本へ入国することができずベトナムで待機となってしまいました。
先行きが見えない状況の中、どれ程の延期なのか…果たして本当に日本へ行けるのか…
誰にも分からないまま何カ月も過ごすというのは、本人にとっては勿論のこと、ご家族にとっても大変不安だったのではないかと思われます。
日本へ来るはずだった日程に合わせてこれまでのお仕事も調整していたはずですし、8カ月の間に家庭の事情が変わったり、本人の気持ちが揺らぐということもあったかもしれません。
それでも約8カ月の時を経て、そして日本へ入国してからも約1カ月の待機期間を経て、こうしてベジアーツファームへと来てくれました!
初めてのことばかりで緊張の面持ちです。
ベジアーツファームには既に7人のベトナム人実習生達がいます。
分からないところは頼もしい先輩たちが通訳してくれるので安心です!
それでは早速、新しい手袋と長靴を身に着けてハウスへと向かいましょう。
みんなと一緒に作業に取りかかります。
作業にも仲間にも早く慣れて、楽しく過ごせるようになると良いですね♪
近日中に歓迎会の様子もご紹介したいと思います!どうぞお楽しみに♪