以前ベジアーツホームページのブログでもご紹介しましたが、ベジアーツではレタスの苗を種から育てて大切に世話をしています。でも残念なことに、時として“天敵”に出くわしてしまうこともあります。
今日はそんな天敵のお話です。
少し前の出来事です。育苗班 農場長 俵山がいつも通り入念に苗の手入れをしています。
う~ん…いつもと変わらない風景に見えますが…?
では、こちらのハウスはいかがでしょうか?
…あれ?!
なんだか…苗が随分まばらですね…?!
種が上手く発芽しなかったのでしょうか?こんなに大量に??
いいえ、違うんです。
実はこれ、“天敵”であるネズミに食べられてしまったんです!!
それにしても、かなりの数の被害です……。
これにはさすがの俵山も暗い表情です…。
ネズミが食べたと言っても、「苗」を食べたわけではありません。
どういうことかお気づきでしょうか?
実は、ネズミが食べたのは「種」なのだそうです。種はネズミの大好物ですものね!
(「余程ベジアーツ特製の苗が美味しいんですね!」と思いましたが、残念ながらそういう訳ではないようです。笑)
まさかこんなに沢山種を食べられてしまっているとは知らずにせっせと世話をして、いざ芽が出てくるとネズミ被害に遭っていたということに気付くのだそうです。
種を植え、一生懸命世話をしているスタッフ全員にとってなんとも切ない事件ですね…。
今年はネズミ被害が多いそうです。例年より寒かったので食べるものが無く出てきてしまうのだとか…。
いつの間にか住み着いてみんなに可愛がられている猫の「シロ」にも是非頑張ってもらいたいですね!
『え?ボク?』 (雄かどうかは知りません 笑)
ひなたぼっこしている場合ではありませんよ!
自然が相手の仕事ですから時にはいろいろな事件が起きますが、でもいつまでも落ち込んで手を止めるわけにはいきません!
隣のハウスでは今日も元気に新たな苗がすくすくと育っています!
そして俵山がいつも通り心を込めてせっせとお世話をしています。
様々な事件を乗り越えつつ、みなさまに最高の野菜がお届けできますようスタッフ一同、より一層頑張りたいと思います!