就活生の皆さん、日々の就職活動お疲れ様です🌸
新卒採用では、早い場合は入社日の半年から1年前に選考を受け、働く先を決めることになりますよね。
そこで入社日を前にだんだんと気になってくるのが、「入社前の期待値と入社後のリアルのギャップ」がどのくらいあるのかという点。
今年の新入社員は、そろそろ入社から2か月が過ぎます。
一定期間働いていると、良くも悪くも自分の会社のことがわかるようになってきて、中には「あれ、入社前に思っていたのと違う...!」とギャップに悩んでしまう方もいるようです。
ギャップをなくすためには、選考の段階から会社や社員の「リアル」を知ることがカギ🔑ですよね!
今回は「リングロー採用ストーリー EP (エピソード) 6」と題し、リングローの選考フローを新入社員の実体験に基づいてについてお話しします^^(リングロー採用ストーリー 前回のEPはこちら👇)
実はわたくし、この4月にリングローに入社したばかりの新米社員なのですが、同じく新米の同期に「内定をもらうまでの選考、どんな感じだった?」と聞いてまいりました🌾
リングローの選考を受けたばかりの私たちから、選考フローにまつわる生の声をお届けいたします!
※人によっても、タイミングによっても、選考フローは異なってきますので、 リングローの採用の雰囲気をつかむ参考程度にご覧ください。
序章「就活に合わせられない自分がいた」
今回は、22卒の宮腰さんのお話です。
宮腰さんは東北地方出身、高校3年間サッカーをやっていたというアクティブ社員です⚽
いつも明るくまっすぐで、ちょっとした豪快さもあるおもしろい人だなという印象です(^-^)
仕事で電話している風の宮腰さんです(※いつもちゃんと仕事してます)。
そんな宮腰さん、リングローの内定が決まるまでに参加した選考は、全部で3プロセス6日間でした。
宮腰さんが内定をもらうまでの道のり
- 就活サイトで見つけたリングローに興味を持ち、ホームページからエントリー👣
- 1回目:池袋の本社で採用担当者と面談×2回 🏢
- 2回目(社長密着選考3日間):社長の隣で会議に参加 → 内々定が出る🌸
- 3回目(集学校業務2日間):山形県の長沢集学校で業務を体験
- 集学校での業務体験後、内定を受諾
ここまで同期5人の選考フローを見てきたのですが、実はこの宮腰さんのケースが一番ツッコミどころが多く、超大作になる予感がしています。ですので、長めの電車移動の時間などにおすすめです!🚃
宮腰さんがリングローにエントリーしたのは昨年(2021年)の9月ごろ。
その頃の宮腰さんは、就職に強いこだわりはなく「地元でフリーターとして働くのも良いかな」と思う一方、就活にいそしむ同級生を見ていると迷いもあったと言います。
そんな中、就活サイトでリングローを見つけたとのこと。
- 👩宮腰さん:
就活サイトのリングローのページには、「がっちりマンデー(生活情報番組)に取り上げられました!」とか「廃校活用してます!」とかって書いてあって、なんかほかの企業とは違うなという気がして。それでホームページの採用のところを見たら、「就活に物申したいこと」を書いて送れるフォームがあったから送りました。
これは...!!EP2佐原さん編でも紹介したエントリーフォームですね!
私の同期は8人中2人、つまり4分の1が「物申しエントリー」だったんですね。
「いや、なんだそのエントリーは!?」って感じですが。
- 👩宮腰さん:
就活って、妥協しないといけないとこもある。志望する会社の考え方に染まろうとしたり、就活自体も決まったルートがあったり、そういうのに対応するのが嫌だなと思って。「自分を偽ってまで仕事を優先するのか?」みたいな感じのことをフォームに書きました。でもまさかそれがエントリーに繋がると思ってなかった(笑)
「就活に物申したのに就活が始まる」という不思議なエントリー方法なんですよね、これ。
なにはともあれ、フォームを送ったあとに採用担当者から「面談しませんか?」とメールが届いたそう。
第1章「1日のうちに本社面談2回!?」
さて面談の日程が決まり、仙台から新幹線で東京の池袋本社までやってきた宮腰さん。
「志望動機が書かれたエントリーシートや履歴書はいりません!」と言われたものの、宮腰さんは自分のこれまでやってきたことを紹介すべく自作の自己紹介資料を持って行ったそう!意欲がすごい!
面談はその日の午前中に無事終わり、都内で友達と会っていたという宮腰さん。
しかしそんな宮腰さんに、採用担当のおもに人事の野村さんから一報が!!
- 👩宮腰さん:
野村さんから「新幹線代がもったいないから、東京にいる間にもう1回面談しませんか?」って電話が来て、結局午後にもう1回面談したんだよね。まさか1日に2回も呼ばれるとは思わなかった(笑)
2回目は野村さんと、おもに人事の小俣マネージャーも対応してくれた。小俣マネージャーも「本来の実力が発揮されるためには、今の形式的な就活じゃだめだよね」ってことで「社長密着選考」の話をしてくれて、おもしろそうだなと思った。
東京にいる時間をフル活用し、1次面談と2次面談を一気に通過した宮腰さんは、面談の時に紹介された「社長密着選考」なるものに進むことになります。
第2章:社長密着選考の洗礼「入社してないのに、こんな話まで聞いて良いの!?」
リングローの社長密着選考とは?
リングローの新たな選考方法です。選考方法は、3日間社長の隣に座るだけ。採用されるポイントは、素直な自分を表現すること。実際の様子は、前回の「EP5 丸山くん編」でもご紹介しています!
「社長密着」と聞いて戸惑いもあった宮腰さんですが、前向きな気持ちで臨めた部分もあったそう。
- 👩宮腰さん:
正直この2, 3年で、すごく鬱憤がたまってた。コロナがあって、大学にも行けなくて、しかも就活もあって。だから池袋本社に行っての「社長密着選考」はすごく新鮮で、緊張するけど楽しもうと思って。
いわゆる一般的な就活とは違うからそのストレスはないし、入社してからの期待値と現実のギャップもなくせるから良いかなとも思った。
そんな宮腰さんの「社長密着選考」は、10月の初めごろにスタート!
都内のホテルに宿泊しながら、池袋本社に3日間出社!朝から夕方まで、社長の隣に張り付いていたそう。
- 👩宮腰さん:
社員がたくさん社長のところに来て、大きな事業の話から人間関係とか雑談ベースの話まであって、「こんな話もするんだ!」と思いました。
「私まだ入社していないのに、こんな話聞いてて良いの?」と思ったんだけど、社長には「会社の良いところも、悪いところも見てほしい」って言われて。社長との距離の近さは、ほかの大手企業とかだったらなかなかないだろうなと思いました。まあ「それにしても距離近いな!」とは思ったけど(笑)
ちなみに社長密着選考は「社長の隣に座っているだけ」と言われていますが、実際には「3日間神経を張り詰めるので疲れる」そうです。やはり選考である以上、また社長が隣にいる以上、緊張するし、「何かアピールしなきゃ!」という気持ちになりますよね。
3日目が終わり、社長から実質の内々定をもらった宮腰さんでしたが、「宮腰さんの人生だから、内定を受諾するかは自分でしっかり考えてほしい」と伝えられたそう。
また、本社で働きたいのか、それとも地方の集学校で働きたいのかという点も確認されたそう。
- 👩宮腰さん:
ミーハー心もあって「東京で働いてみたいです」って言ったんだけど、いずれは集学校(廃校拠点)にも関われたら良いかなと思ってた。そしたら社長に「じゃあ、集学校行ってみたら?」って言われて。出身が東北だからか、「山形の長沢集学校が良いんじゃない?」って、その場のノリで集学校行きが決定した感じ(笑)
正直、集学校がどこにあるかもわかってなかったけど、行かなきゃわかんないなと思って、「行きたいです」って伝えました。
出ました!社長がよく使う「とりあえずやってみたら?」戦法ですね。
とにもかくにも、宮腰さんの就活ストーリは最終章に続きます。
最終章:山形で大根抜き「ここで働かせてください!」
長沢集学校とは?
リングローでは、全国各地にある廃校を、人びとが集いつながるIT交流拠点として再生する、「おかえり集学校プロジェクト」を展開中。長沢集学校は、山形県北部に位置する自然豊かな舟形町で、長年地域の方に愛された「旧長沢小学校」を再活用し生まれた、プロジェクト第一校目の集学校です。
宮腰さんが、山形県にある長沢集学校に行ったのは、11月中旬のこと。
集学校の業務は、大根抜きから始まったそう。
(選考中にアジ釣った同期がいたと思ったら、大根抜いてる同期もいたんですね...タフだな22卒)
- 👩宮腰さん:
畑作業やると思うから、汚れても平気な格好で来た方が良いよって言われて。学校についたら、「大根抜く作業がまだあるからやる?」って言われて、大根抜きしました。泥をホースの水で洗って昇降口に並べたんだけど、その大根がめちゃくちゃ立派で「こんなにデカいんですか...!?」って(笑)。
もちろん大根を抜き続けていたわけではなく、集学校に"ご来校"くださったお客様や、遊びに来てくださった地元の子どもたちの対応も経験。
お客様対応のない時間には、集学校の"校長"である甲州(こうしゅう)さんに質問や相談もしたそう。
- 👩宮腰さん:
甲州さんに自分の就活の状況の話を聞いてもらいました。「就活が本当に嫌なんです。嘘の志望動機とか言いたくない!」みたいな。そしたら「リングローにはいろんな経歴の人がいて30歳から働き始めた人もいるし、もし合わなかったらやめれば良いし」って話をしてもらって。内定者に対しても、嘘がないなと思いました。
あと「社長密着選考」で学んだ社長の想いが集学校で働く社員にも伝わっているのがわかって、「入社してもギャップがないんだろうな、この会社良いな」と思えました。
2日間の集学校体験を終え、家に帰る車の中で、宮腰さんは「ここで働かせていただきたいです!」と人事担当者に意思を伝えたそうです。
これにて、採用ストーリー宮腰さん編、ついに完結です!!
着飾った受け答えをするような就活にもどかしさを感じていた、素直で正直者の宮腰さん。
「社長密着選考」や集学校での業務経験を通して、
★リングローやそこで働く社員のありのままの声を聞けたこと
★入社後に感じてしまいがちな「期待値と実際に働いてみてのギャップが少なそう」と実感できたこと
この2つが重要なポイントだったようですね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
また次回の記事をお楽しみに^^
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