社員インタビュー_営業支援ツール開発事業立ち上げへの挑戦
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目次
前職経験
入社理由
入社後の取り組み_携わったプロジェクト①
入社後の取り組み_携わったプロジェクト②
現在取り組んでいる事業
今後の取り組み
記事作成者:山本凱世( Kaisei Yamamoto)
前職経験
私は新卒で東証1部(現プライム市場)の証券会社に営業として入社しました。当時、コロナウイルスの大流行や地政学リスクなど、世界経済が目まぐるしく変化する中で、お客様のニーズに合わせた資産運用のサポートを行っておりました。
営業活動を通じて、上場企業のニュースをお客様に伝えるだけでは物足りないと感じ、「自分が企業のニュースを生み出す側になりたい」という思いが強まり、転職を考えるようになりました。今思うと、この時の気持ちが「新規事業を立ち上げたい」という現在の状況に繋がっていたのかもしれません。
入社理由
転職活動を始めた当初は、転職の軸が定まらず、「企業のニュースを作る側になりたい」と漠然と考えていました。そんな時、とあるエージェントの方からプライマルを紹介していただきました。
その時のお話では、『新規事業のプロフェッショナル集団』『社員全員が自社新規事業立ち上げに挑戦する組織』『クライアントは大手企業』と、私の心を動かす言葉が次々と出てきました。「私がやりたかったことはこれだ!」と直感しました。前職では、営業活動に全力を注いでいたものの、新規事業にどれだけ通用するかは未知数でした。しかし、不安よりもワクワク感が勝り、プライマル株式会社への入社を決断しました。
入社後の取り組み_携わったプロジェクト①
入社後は、大手通信会社の業務効率化(RPA)サービスの拡販支援プロジェクトに参画しました。
こういった効率化のサービスを販売するには、IT・DXの知識が必須でした。しかし、前職ではPCにはほとんど触れず、営業活動に専念していたため、参画当初は知識の少なさに苦戦しました。
知識不足により、クライアントに対して『営業×DXスペシャリスト』として十分な価値を提供できていない自負があり、自身に対して憤りを感じました。このままではいけないと危機感を持ち、急ピッチでDXについて学び、入社1ヵ月後にはRPAツールのエンジニアスキルを身につけることができました。
その結果、当初は十分な価値を提供できなかった『営業×DXスペシャリスト』として、クライアントから信頼を得ることができました。クライアントからは「山本さんが一番早く信頼することができた」とのお言葉をいただくことができました。
新しい分野へ挑戦する仕事は大変ですが、逃げずに挑戦を繰り返せば、必ず成果が出ると自信を持てるようになりました。
入社後の取り組み_携わったプロジェクト②
その他、大手製造会社の社内新規事業立ち上げプロジェクトに参画した際、「AIを活用して新規事業ができないか」という相談を受けました。そのクライアントは元々AIとはまったく関わりのない企業だったので、ただ単にAIを活用するというテーマだけでは事業化が難しいと感じていました。そこで、クライアント企業が元々持っている強みを活かして、AIを絡めた新規事業案をいくつかご提案しました。
具体的には、車両に搭載されているカメラの録画データをAIで解析することで人や道路状況を認識させ、人流把握や道路状況データを別の用途に活用して販売する事業案が本格検討されることになりました。
クライアントは新規事業立ち上げのプロフェッショナルとして弊社に依頼してくださり、入社歴は関係なく、私にも高い期待が寄せられました。正直なところ、参画前はかなりの不安を感じていましたが、過去のプロジェクトの経験から企業の強みを活かす事業の重要さを痛感していたので、クライアントの胸にも刺さり私の提案した事業案が前に進んだのだと思います。
以前のプロジェクト経験を活かし、事前に調査やスキルアップを徹底的に行いました。特に製造業という未経験分野だったため、デスクトップ調査に加え、現地訪問や関係者への直接ヒアリングなど、地道な活動を重ねました。これらの取り組みの結果、クライアントが求める以上の価値を提供することができ、「プライマルさんにお願いしてよかった」とのお言葉をいただくことができました。このプロジェクトは現在も継続して支援中です。
新規事業立ち上げは、一見華やかでスタイリッシュな仕事のように思われがちですが、実際には多くの泥臭い努力が求められます。経験が少なくてもチャレンジする機会を与えてもらい、努力次第で成果に繋がるこの環境は、私にとっては最適な場所だと感じています。
現在取り組んでいる事業
現在は自社新規事業として、営業組織強化に活用できる営業支援事業(営業支援ツールの作成)に取り組んでいます。具体的には、簡単に営業管理ができるシステム、AIを活用したロープレの実現などを目指しています。
自身の経験や入社当初に参画したプロジェクトで感じた課題をもとに、この新規事業に取り組むようになりました。近年、さまざまな分野でDX化が進む中、必要な知識も広がり商品の営業がますます難易度を増しています。私自身も以前はIT・DXについての知識がなく、営業人材として十分に活躍できませんでした。本新規事業では、そういった人材でも十分に営業活動ができるよう、営業マンの知識を補填できるツールを目指しています。
今後の取り組み
挑戦中の自社新規事業立ち上げはもちろんのこと、現在はプライマル西日本拡大を目指しています。プライマル西日本オフィスは立ち上がって約3年ですが、まだまだ人手が不足しています。
人員拡大を進めながら、西日本エリアで弊社の名が知れ渡るよう活動しています。
引き続き、新規事業立ち上げのプロとして、クライアントと”ともに”挑戦し続けていきます。