軽井沢町の人口が2021年4月中に初めて、21000人を超えた。
4月1日時点で20963人だったが、5月1日までの1ヶ月で156人増え21119人になる。1年前からは425人増加している。
転入・転出を管理する町住民課の担当者は「(2020年に開校した幼小中一貫の)風越学園の影響は大きい」と話す。
また「テレワークの普及により移住を決めた方も多いかもしれない」と推測する。
過去10年の5月1日の人口で比較すると、2013年〜14年、17年〜18年のみ減少に転じているものの、他の年は全て増加となっている。(参照:軽井沢新聞)
昔から避暑地として発展を遂げてきた軽井沢だが、ここ数年は教育の選択肢や交通の利便性、リモートワークなども後押しし、今後も移住者が増えることが予想される。
■東京〜軽井沢 交通費
東京駅から軽井沢駅までの北陸新幹線の運賃は、片道6,220円。新幹線定期券代は1ヶ月で127,370円、3ヶ月で363,050円である。30日で割って1日当たりに換算してみると、片道2,123円になる。
またリモートワークが多く、東京への通勤日数が多くない方には回数券がおすすめ。指定席の回数券は6枚つづりで32,700円。
軽井沢駅までは自家用車を使う方が多く、駅の周りには町営の大きな駐車場が割安であるのでそこを利用する方々が多い。
■お買い物事情
大型スーパーは2軒あり、デリシア軽井沢店の営業時間は9:00〜22:00。
新鮮で品揃えが豊富なツルヤ軽井沢店の営業時間は9:00〜20:00で地元や別荘族の食生活を支えている。
発地市場には新鮮な地元の野菜や果物がずらりと並び軽井沢町農産物直売施設として人気がある。
若い世代の移住が町に活気を与え、仕事を創り、コミュニティが生まれ、利便性と豊かな自然のいいところが揃っている軽井沢町の需要は、各世代からの要望にこれからも応えていくことで益々続きそうだ。