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「仕事が楽しいなんて嘘だと思っていた私が、本気でそう思える理由」

はじめに

「仕事が楽しい」と言える人は、一握りの特別な存在だと思っていませんか?

社会貢献に特別な興味がなくても、誰かのために働く意義を見つけられる仕事があるかもしれません。今回お話を伺ったのは、総務・労務として国際NGO「ワールド・ビジョン・ジャパン」で活躍する遠藤頌子さん。転職を経て新たなキャリアを築いている彼女に、そのリアルな声を伺いました。


転職のきっかけとワールド・ビジョン・ジャパンへの想い

インタビュアー: まずは、転職のきっかけについて教えてください。

遠藤さん: はい。私は今年(2024年)の2月にワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)に転職しました。前職も国際支援に携わる仕事でしたが、次第に「自分が本当に支えたい人たちのために働きたい」という思いを強く持つようになっていました。


インタビュアー: それで、WVJに応募されたんですね。

遠藤さん: そうなんです。高校時代の恩師がアメリカのオフィス(World Vision United States)で働いていたこともあって、以前からワールド・ビジョンには親しみを感じていました。漠然と「子どもの貧困に関わる仕事ができたら」と思うようになっていたのですが、ここならその想いを形にできると感じました。


インタビュアー: 高校時代からの想いを実現されたんですね。その情熱が伝わってきます!


総務・労務の仕事を通じて見つけたやりがい

インタビュアー: 現在の総務・労務のお仕事では、具体的にどんな業務を担当されているのでしょうか?

遠藤さん: 主に給与処理や勤怠管理、ファシリティマネジメントなどを担当しています。年末調整やスタッフ職員の健康管理に関するサポートなど、業務は多岐にわたりますね。


インタビュアー: スタッフの方を支える業務がメインなんですね。特にやりがいを感じたエピソードがあれば教えてください。

遠藤さん: 一つ目は備品管理のフローを改善したことでしょうか。それまで、欠品したものを都度発注するというやり方でしたが、スタッフから「これはないですか?」と問い合わせを受ける回数も多かったんです。そこで、在庫管理から発注までのフローの見直しと半自動化に取り組みました。欠品状態に陥るということがなくなったので、スタッフが困ってしまう、ということが減ったように思います。

二つ目は、細かいことですが、印刷媒体に関することです。長年決まった業者さんへ依頼していましたが、手戻りが多く、難しさを感じる場面が頻繁に発生していました。それで、自分でリサーチしてコストやクオリティを比較し、新しい業者に変更する提案をしました。スムーズに決まり、自分の業務も効率化されてやりがいを感じましたし、このほかにも、自分が「改善できるのでは?」と感じる点を提案し、採用される(もちろん、提案内容やクオリティによって何度も練り直すこともあります)というプロセスを通し、「よりよい職場環境づくり」につなげられているという実感をもつことができています。

インタビュアー: 自分で見つけた課題を改善されたんですね!すごい行動力です。


職場の雰囲気とスタッフの魅力

インタビュアー: 職場の雰囲気やスタッフの方々について、どんな印象をお持ちですか?

遠藤さん: ワールド・ビジョン・ジャパンのスタッフは多様なバックグラウンドを持っています。でも、その違いを楽しむ文化があるんです。違う視点が議論を深めたり、アイデアを生むきっかけになったりしますね。


インタビュアー: その多様性を受け入れる雰囲気が素敵ですね。他に特徴的だと思う部分はありますか?

遠藤さん: 規模の小さい団体なので、スタッフ同士の距離が近いことです。例えば勤怠管理の際、勤務時間が短い日が続いているスタッフがいれば「体調を崩しているのかな」と気にかけることができる。人をサポートする仕事の中に、こうした心配りが自然と含まれているのが魅力ですね。



これからの目標とメッセージ

インタビュアー: 遠藤さんの今後の目標や挑戦したいことを教えてください。

遠藤さん: 労務の仕事にもっと精通して、組織内でエキスパートと呼ばれる存在になりたいです。担当となってから日が浅いこともありますが、自分の知識不足を痛感する場面も多いので、もっと学び、経験を積んでいきたいと思っています。


インタビュアー: 組織内のエキスパート、素敵な目標ですね!最後に、この記事を読む方に向けてメッセージをお願いします。

遠藤さん: 私自身、転職する前は「仕事が楽しいなんて嘘だ」と思っていました。でも、ワールド・ビジョン・ジャパンに来てから、本当に楽しく働けています。そのままの自分で心地よく働ける可能性を、ぜひ信じてほしいです。そして、国際支援に興味がない方でも、ここでは誰かの役に立つ喜びを実感できると思います。


インタビュアー: 遠藤さん、今日はありがとうございました!

遠藤さん: こちらこそ、ありがとうございました!


おわりに

遠藤さんの言葉からは、「働く楽しさ」を見つけたリアルな喜びが伝わってきます。誰かのために働くことの意義を改めて考えさせられるお話でした。国際支援やボランティアに関心のある方はもちろん、そうでない方にも新しい視野・視点・視座を提供する職場。それがワールド・ビジョン・ジャパンです。ぜひ、あなたもここで「自分らしく働く楽しさ」を見つけてみませんか?

また、ワールド・ビジョン・ジャパンの活動やスタッフの日常をもっと知りたい方は、ぜひ公式Instagramもフォローしてください!日々の取り組みや魅力的なストーリーをお届けしています。

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