1
/
5

なにをやっているのか

支援地域の子どもたちとスタッフ(エチオピア)
被災者に支援物資を配布するスタッフ(ネパール)
私たちは、チャイルド・スポンサーシップ等により地域の貧困解決を目指す「開発援助」、災害・紛争時の「緊急人道支援」、問題解決のためにできることを市民社会や政府に訴える「アドボカシー」を活動の三本柱として、世界で活動する国際NGOです。 2015年度はアフリカ、アジアを中心とした世界31カ国で計121の事業を実施しました。 私たちが実施している事業は、"Child Well-being"(子どもたちの健やかな成長)を目的としています。具体的には、子どもたちが ●心身ともに健やかに成長し、 ●良好な社会・人間関係を築き、 ●尊重・保護され、 ●社会に参加する機会を持ち、 ●社会的公正を実感できる ことを目指しています。 約15年間という長期間にわたり地域に根ざした開発援助を行うチャイルド・スポンサーシップによる支援を中心に、現在約6万人の方と約2600社・団体の皆さまがワールド・ビジョン・ジャパン(WVJ)を通じて途上国の子どもたちを救うための活動に参加してくださっています。

なぜやるのか

ワールド・ビジョン・ジャパン事務局長 片山信彦
ワールド・ビジョン(WV)は、キリスト教精神に基づいて、貧困、紛争や自然災害などのために困難な状況で生きる世界の子どもたちのために活動しています。 人は誰でも、途上国、先進国、どこに住んでいても等しく一人ひとり同じ価値があり、愛される、大切な存在。それが私たちの根本にあるキリスト教精神です。 もの・お金・能力があるから困っている人を助けてあげる、というのではなく、援助する側、受ける側がともに変わっていくために活動するのです。私たちの働きは、実際に途上国の子ども、家族、そしてコミュニティが変わっていく過程を見ることができます。成果を目の当たりにすることで、自分自身も豊かになるという経験ができる仕事です。 WVはNGOとして、世界の課題、地域の課題を解決するために活動しています。NGOで働くということは、世界・社会に対する貢献の一つの形です。開発途上国で市民レベルでの活動を提供するというNGOの働きは、世界に対してだけでなく、日本社会においても今後ますます重要になっていくでしょう。私たちの理念をよく理解・実践し、貢献したいという気持ちを思ってくださる方が働きに加わってくれることを願っています(事務局長 片山)

どうやっているのか