【代表インタビュー】不動産っぽくない不動産のトップが語る「身近な人の幸せを目指す」人生を変える方法とは？

仕事、働くことの意味について

仕事とは、働くとは、一体どんなことでしょうか？

収入のために、生活のために働く。

就職活動自体が、他の人もしているから。恥ずかしくて、働かないなんて選択ができないから。

ネガティブな理由、ポジティブな理由、いろんな理由があると思います。

でも、思い返してみてください。

生きていくためには、生活費としてお金が絶対に必要です。

お金を使うということは、今まで多くの場面でしてきたことだと思います。

お金を使う、その対価としてサービスを、商品を受け取る、という仕組みで世の中は動いております。

お金を使うことは、対価をもらえる、比較的楽しいことが多いと思います。

しかし、お金をいただくということは苦しいこと、大変なことが実は多い、これは間違いないと思います。

では何のために働くのか。

冒頭で申し上げましたが、生活のために、いや、自分の夢や目標のために、いや、趣味のために、いろんな理由で仕事をするという人がいると思います。

では、払う側には、どんな選択権があると思いますか？

お金を払うことは楽しいことが多い。

でも、たまに嫌な思いをすることはないでしょうか？

お金を払ってるのに嫌な思いをする、こんな店では、こんな会社ではサービスを受けたくない、そんな体験は少なからず皆さんあったと思います。

商品やサービスのレベルも、提供のされ方も人間は求めるのです。

今風に言えば、ホスピタリティ、日本風に言えば、おもてなしとでも言いましょうか？

実はサービス、商品だけではないということなんです。

また、人が働いて嬉しく思う瞬間は、

サービスを受けて商品を受け取った方から、「ありがとう、あなたでよかったわ」

そのホスピタリティやおもてなしを受けたお客様から、お金をいただいてるのにも関わらず「あなたでよかった」という言葉をいただけることなのではないでしょうか。

実は、仕事をする、働くという意味は、私はそういった言葉によって自分の存在価値を確認できる、自己承認を得られる場ではないかなというふうに思っております。

YouTuberでもいいです。

芸術、歌、絵画、彫刻、陶芸、何でもいいです。

スポーツ、サッカーや野球、バスケット、何でもいいです。

スポーツによって芸術によって、いろんな種類において、自己承認を受けている人が何%いるでしょうか？

恐らく頂点を極めた数%の人しか実は承認を受けていないという現状を、皆さんはご存知だと思います。

でも仕事は違います。

身近な目の前のお客様に精一杯のサービスをし、おもてなしをし、「あなたが担当でよかったわ」と、身近な環境で自分の承認を得られます。

承認欲求が満たされる瞬間が身近であるのです。

ですから私は、仕事は一番身近で自己承認を得られる道具だと思っております。

その承認された皆さんの心、体を道具にして、プライベートで幸せな生活を、満たされた心でプライベートを充実させていくために、必要な自己承認を得られるのが、私は仕事、会社、働くということの意味だと考えております。

渡辺住研の社風について

我が社の特徴ではあると思いますが、真面目な会社、愚直な会社だと思っております。
コツコツすることが多い、そんな会社だと思います。

ですから、比較的真面目に頑張りたい、コツコツ頑張りたい、そんな方には向いている会社なのではないでしょうか？

元々私がそういう人間だったかというと、全くそうではありません。

努力をしないで、成果が出たらいいなと若い頃はよく思ったものです。

でも、20代のときに会った見上げるような素晴らしい経営者は、みんな毎日コツコツ何かを続けて、それを10年も20年もやり続ける、そんな人たちばかりでした。

ある人からこんな話を聞きました。

「人生を変えるためには、いろんな逆境を乗り越えなきゃいけない。でも唯一、そんな大きい逆境を乗り越えなくても変えられる方法があることを、知ってるかい？」

そう言われたことがあります。

その方法が、「コツコツ続けることだよ」と。

我が社は大きく時代とともに変われるように、成長できるように、願いを込めて真面目に愚直にやっている会社です。

私の人生の言葉として、「準備は成果に比例する」

準備のし過ぎはないんです。

精一杯準備をし、おもてなしをし、従業員と飲み会をするだけでも、どんな料理がいいだろうどんな店がいいだろう、そんなことを考えて準備をする。

準備のし過ぎはない。

一生懸命準備をして準備をして、そのことでレベルを上げていく。

プロと呼ばれる人は、しっかり準備をする。

準備8割なんていう言葉もあるぐらい、準備は大切なものだと思っています。