インターンインタビュー(Hiyona & Aoi #2):20歳で外国人向け事業開発?!Wingsインターンが私に教えてくれたこと
現在国際基督教大学3年生で株式会社World Wide Wingsが運営する英会話学童の先生兼インターン生として2年ほど働いているひよなさん。
そして同じくWingsでインターン生として約一年働く青山学院大学二年生のあおいさん。
ーーどうしてWingsで働こうと思ったのか、そこで学べたことや得たスキルとは?
などなど、大学一年生からWingsで働くお二人にインタビュー形式で色々お話を伺いたいと思います!
Part 1では、ひよなさんが現在開発している「外国人向けの移住・定住サポートの新規事業開発」について紹介。Part 2では、具体的にどのようなプロセスを経て、このミッションを達成しているのか説明する。
ー 事業開発は0からのスタートだったということで、具体的にどのように困難を乗り越え、サービスを作り出したか教えてくれますか?
ひよな:「日本に移住し、働く方々が全員、日本に住むことについて不安なく来日でき、かつ日本での生活を最大限有意義なものにできること」を目的とし、Wings Life Supportを開発し始めました。まず行ったことは、サービスのユーザーである外国人従業員の方々のニーズを徹底的に分析し、上記で掲げた目的を達成できるビジネスモデルを構想しました。
ユーザーのニーズは「情報」「実務」「精神」の三つの要素に分解できると考えました(図3参照)。限られたリソースの中で、三つの要素全てに100%をかけるのは不可能です。よって、競合他者を分析することで、Wings Life Supportが提供できる付加価値を模索することにしました。その中で辿り着いた答えが、「実務」✖️「精神」。実務サポートを安価で提供しつつ、不安・孤独といった精神面の課題も解決できるサービスを提供することで同意しました。
(その背景は詳しくPart 1で話しているので、ぜひこちらも読んでください!)
では、どうやって「安価な同行サポート」かつ「不安・孤独を解消するサービス」を実現するのか。そこで大きな鍵となったのが弊社で働くWings Internのみなさんです。弊社の従業員の7割は外国人なため、経営補佐を行うインターンは必然的に英語を使いながら業務を行うことになります。よって、インターンの多くは「英語を使いたい・学びたい」と思って、働き始める方々が多いです。私の大学の友達でも同じような考えを持った日本人学生が多いため、このニーズはWings Internに限られたものではないと考えました。
そこで、私だけが外国人サポート業務を独り占めするのではなく、同様に英語習得を望んでいる多くの学生に門を開くべきでないか、と考えました。最終的に出来上がったのが「日本に移住する方」と「英語を積極的に学ぼうとしている方」を繋げるプラットフォームビジネスです(図4参照)。
ビジネスモデルの大枠が決定したところで、次は実装するための仲間を増やしました。Wings Life Supportが実現しようとしていること、その背景にある想い・価値観を複数のインターン生に熱弁し、共感してくださった方々を運営チームに招待しました。
ここまでいくと、残りはペルソナの具体化です。実際に、実在する弊社の先生とインターンをそれぞれのペルソナと置き、具体的なサービスの構築とその準備を行うことにしました。まだ未発表なサービスなため具体的なことは発表しかねますが、双方のニーズに応えながら、弊社が既に持っているツール・経験を活かし、それに各インターンの強みを加えることで、弊社の価値観に沿ったサービスを構築しています。
現在は社内従業員向けにトライアルを行っている段階ですが、近い将来本サービスの対外的なリリースを目指して、マーケティングや収益化に向けた議論を進めています。また、現段階では英語のみの対応が可能ですが、より多くのニーズに応えるため言語の幅も広げていきたいと考えています。
ー なるほど、たしかにお二人のプロジェクトとも学生では中々経験できないですね。それらのプロジェクトから学んだことは何でしたか?
ひよな:学んだことは多くありますが、ここでは「①利益を生み出す難しさとその意義」と「②『多様性と包摂性』とは」の二点を上げます。
まず、①利益を生み出す難しさとその意義について。私は大学で発展途上国の教育開発について勉強しており、今まで国際機関やNGOにて勤めた経験があります。これらの経験と今回の新規事業開発の決定的に違うところは「収益化」をする必要があるということです。限られたリソースの中で可能な限り顧客のニーズに応え、永続的に利益を生み出す仕組みを作り上げることはとても難しく、正直今でも格闘中です。しかし、この経験を通し、利益を生み出す意義を身を持って学ぶことができました。必ずしも全ての場面において利益を生み出すことが最善の解決策とは思わないものの、利益を生み出すということは更なる価値創造の可能性を拡充し、循環的・持続的な社会の発展に貢献できるということを学びました。
次に、②「多様性と包摂性」とはについて。大きな夢を語っているとバカにされるかもしれませんが、私はWings Life Supportが日本社会の「ダイバーシティ・アンド・インクルージョン」に貢献する事業に成長してほしいと思っています。日本の中でグローバルを作るため、この事業開発の過程で私はさまざまなバックグラウンドを持つ方々と対話をしてきました。その中で、「多様性を包摂する」ということは、人間は一人では完結しないことを認め、それを信頼できる人々の間で補い合う必要があるということを学びました。Wings Life Supportはその信頼を生み出し、育成し、成長させる「一つの大きなコミュニティ」になってほしいと思っています。
あおい:大学一年生ながら、CSOとして社会人に近いチームマネジメントを計画から実行に至るまで経験できたことで「0→1」「1→10」「10→100」の全てのプロセスに携われたことが自分にとって大きな学びになりました。
「0→1」の段階では現状の分析力や構想力が、また「1→10」の過程では他の人を巻き込むコミュニケーション力や実行力、そして「10→100」の過程では、自発性を引き出すマネジメント力が伸びたと実感しています。多様なスキル・ノウハウをもった人が集まったチームを統括するという貴重な経験によって「根本的な課題を洗い出し周囲を巻き込みながら実行する力」を伸ばすことができました。
今後は、構築したインターンチームの基盤をベースに、より確立した自治組織としてサイクルが回るよう、次のCSOであるひよなさんに引き継いでいきます!
ー では、お二人から見たWingsインターンの魅力を教えてください!
ひよな:「インターン各個人の自己実現に本気で取り組んでいる」というところですね。Wingsインターンでは自分の夢・目標を語り合うことができる環境が常にあります。それを実現するために必要なスキルや経験を獲得できる仕事を行うことができます。また、まだ明確な将来の目標が存在しない学生にとっても、さまざまな職種を経験する上で、「好き嫌い」を実感し、ともに将来を描くことができる環境があります。
決してWorld Wide Wingsは会社としてのメリットのみを考えることはありません。また、Wingsインターンも自らの成長だけに固執する人もいません。各個人の成長、インターン組織としての成長、そして会社としての成長のシナジー効果を常に産み続けることに関係者全員が本気で取り組んでいる環境があります。そこが最大の魅力だと感じます。
あおい:「興味に対して横断的に挑戦させてくれたり学ばさせてくれる環境」であることです。職場体験のみの短期インターンや、人件費を抑えるため雑用だけをさせるようなインターン先と違って、Wingsでは個人の興味に合わせて個人の成長が見込める仕事を主体的に獲得できます。その人のやる気次第で、まだ挑戦したことのない業務でも、たくさん学びたくさん試行錯誤させてもらえる環境が揃っています。そして切磋琢磨しながら互いに学び合える優秀なインターン生とスタッフが揃っていることもWingsインターンの自慢できる特徴であり、私がここに入って本当によかったなと思う理由の一つです。
ー 最後に、World Wide Wingsに興味を持ってくださっている方へのメッセージをお願いします!
あおい:入社して約一年経ちますが、本当に優しくて尊敬できる人が多く、日々学びがある職場なので今でも毎回の出社が楽しみなんです笑。去年の4月、思い切ってここのインターンに応募して本当に良かったと思っています。
私のように色んな業務を経験してやりたいことを見つけたい人、新規事業開発やマーケティングに最前線で関わりたい人、他の学生とは違うことにチャレンジしたい人、国際的な職場で仕事がしたい人などなど、当てはまる方一緒にぜひWingsで働きましょう!
ひよな:大学生の使い方は人それぞれだと思います。しかし、少しでもその数年間を自分の未来に投資したい、またそれと並行して今持っている実力を社会に還元したいと思っている方がいるのだとしたら、ぜひWing Internの一員になっていただきたいと思います。
みなさんの夢・成長を全力でサポートする環境がWorld Wide Wingsにはあります!