当社の募集にたくさんのご応募をいただき、本当にありがとうございます。
当社のような、裏方に徹して表には出ていない無名企業の募集を、Wantedlyに掲載されたたくさんの優良企業の募集の中から見つけてくださって、本当に感謝の至りです。
あまりの予想以上の応募数で、なかなかお返事できていない方もいらっしゃいますが、どうか温かい目で見てあげていただければ嬉しいです。
さて、応募や面接での自己紹介で、「インドア派です」「アウトドア派です」と伝えてくださる方が多いですが、本日はこれについての話。
インドア派の人と、アウトドア派の人、どちらが採用に有利なのか?
これは会社によって、業界によって、業種によって、業務内容によって、全く異なることでしょう。
そこで、当社の場合のお話をさせていただきます。
当社は仕事で結果さえ出してくださる方ならば別にどんな方でもいいのですが、あえて有利か不利かを談じるのであれば、「アウトドア派のほうが有利」と言うでしょう。
当社は企画制作会社なので、企画を作って制作をしなければなりません。
高い企画力や制作力を持つためには、高い発想力と高い情報力が必要です。
では「高い発想力と高い情報力」はどうやったら鍛錬できるかというと、それはもう、世の中のあちこちに自分の足で行き、いろいろな人に自分の顔で会って、いろいろなものを自分の目で確かめていくしかないんです。
本をたくさん読みました、ネットでいろいろ見ています、というのは情報量がすごく多いと錯覚してしまいますが、「誰もがアクセスできる情報の山の中から、みんなと同じような情報の拾い方をして、みんなと同じような品質の情報だけを集積しているだけ」ということになるものです。
つまり、その人ならではの発想力や情報力がなく、情報の品質がスカスカで、その人から得られる特別なものは特にはない、ということになりがちです。
インドア派でも、例えば一つの作品の制作に部屋の中でかかりっきり、という人であればそれはすごい制作力になります。
でも、そこからさらに世に打って出る制作力を持つには、やっぱり外に出ていろんなものに触れていくようになるんですね。つまり、インドア派の企画者も結局はアウトドア派になるしかないわけです。
それなら、最初からアウトドア派でめちゃくちゃフットワーク軽いですよー、という人のほうが成長が早いかな、と思うのです。
ただ、インドア派が絶対ダメということではありません。
めちゃくちゃインドア派でとてつもない集中力でとてつもない制作力を持っている、という人であれば、一緒に作れるものはたくさんあります。
「このインドア派の人が、これからアウトドア派になったら、めちゃくちゃすごいだろうなあ」
という予感がビンビンする方は、すぐにでも仕事をご一緒したいのです。
だから、「私はインドア派なんで、これからもずっとインドア派で行きます。アウトドアが必要になることは絶対にやりたくないんです!」という方はちょっと当社には合わないかと思いますが、これからいくらでも行動していきますよという方は、ご安心くださいませ。
「書を捨てよ、町に出よう」という、有名な劇作家の作品のタイトルがあります。
これは至極至言です。
どんどん外を歩きましょう。どんどん外を見ましょう。いろんな人に会って、いろんな話を聞きましょう。
当社は毎日、『ビジネス発想源』シリーズという、ビジネスマン向けの日刊のメールマガジンを配信しておりまして、無料で読めますので、当社の理念や考え方を知りたい方、マーケティングや経営の基礎を知っておきたいという方は、ぜひご応募前に数日分でも目を通していただけると嬉しいです。
あなたと企画制作をご一緒できることを、心より楽しみにしています。
いろいろと楽しいものを作っていきましょう。お待ちしています!