毎年、就職活動のシーズンになると、就職活動生たちから悲鳴のような愚痴を聞かされます。
「私は音楽大学だから、やっぱり一般の大学に比べて職種が少なくて……」
「私は女子大学だから、やっぱり共学の大学に比べると偏見の目で見られて……」
「私は文学部だから、やっぱり法学部や経済学部に比べたら就職は不利で……」
などなど。もう毎年毎年、ほんと耳にタコができるぐらい。
でも、安心してください。
学生の皆さんが思っているほど、そのあたりは大した問題ではないのです。毎年。
特殊な大学だろうが、一般の大学だろうが、良い人材は採用される。
共学の大学だろうが、女子大学だろうが、良い人材は採用される。
特別な学部だろうが、普通の学部だろうが、良い人材は採用される。
不利も有利もない。
企業の人事部もヒマではないので、学生の大学や学部なんかをいちいち気にする余裕はなく、ただただ「この会社にとって良い人材かな」ということだけを見ているのです。
もちろん、「いや、でも、私は良い人材と言えないと思うので……」という人は、そもそもこれとは別問題なので、それならなおさら大学や学部のせいにした愚痴は時間の無駄です。
学生の皆さんは、そんな愚痴を吐くことに時間を使うぐらいなら、「良い人材」としてのスキルを一つでも磨いておいたほうがいいです。
ちなみに、当社は企画制作会社なのですが、当社だったら特別な境遇にいる人というのは、ものすごーく歓迎したいところです。
だって、普通とは違う勉強をしている人、普通とは違う実践をしている人って、普通とは違う能力や感性を持っているじゃないですか。
だからいつも、「私は音大出身です」という方には、「わー、音大出身の方にやってもらいたい企画があって!」とワクワクします。
「私の大学は女子大です」という学生には、「わー、女子大の方に作ってもらいたい企画があって!」とウキウキします。
「私は文学部で勉強してきました」という学生には、「わー、文学部の方に携わってもらいたい企画があって!」とソワソワします。
自分が特別だ、特殊だ、普通とは違うと思っていることは全て、その人の「強み」になるわけです。
企画制作会社では、それを活かさないてはない! なんて思っているわけです。
「私はちょっと特殊な大学・学部なんで……」と愚痴ってしまいがちな学生の方、ぜひ当社にも遊びに来てください。ウェルカムです!
その代わり、そこまで言うからには、「なんだ、めちゃくちゃ普通の人たちと変わらない普通の発想力じゃん……」とガッカリさせないように!(笑)
当社は他所とは違う変な企画ばっかり作ってしまうので、自分は特殊だから、普通とは違うから、という方はぜひ一緒にお仕事しましょう。お待ちしています!