株式会社ウィルゲート
株式会社ウィルゲート です。| HRMOS
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ウィルゲートでは「一人ひとりの『will』を実現する」というミッションを掲げており、これにはクライアント・ユーザーはもちろん従業員も含まれています。従業員の『will』の実現と、恒常的に事業成長ができる組織をつくるために、「成長を支援」「多様な働き方」「コミュニケーションの活性」「家族を大事に」の4つの観点で人事制度を設計しています。
今回ご紹介する部署や職種を兼任する取り組みは「成長を支援」を目的に始まりました。現在では社員の約半数が兼任をしています。
自身のメイン業務に関係するポジションとの兼任はもちろん、未経験の分野にも挑戦することが可能です。兼任は会社から一方的に通知するのではなく、本人の『will』も尊重して配属を決定しています。
ウィルゲートで兼任をしている向平と児玉に話を聞きました。
コンテンツ開発ユニット エディトル開発チーム 所属
開発本部ユニット 開発組織活性チーム 兼任
向平
ーーどのような業務を行っていますか?
メインの所属先であるエディトル開発チームでは、オンライン編集チーム構築サービス「エディトル」に関する新機能の開発や運用保守などを実施しています。事業部と連携しながら動くことも多く、「エディトル」のWebエンジニアとして日々業務を行っています。
兼任先である開発組織活性チームでは大きく分けて2つの業務を行っています。1つ目は開発室内の文化を醸成するという業務です。開発組織活性チームでは様々なイベントを企画・運営しており、その中に「AllHands」というイベントがあります。毎月1回、ウィルゲートのエンジニアが集まり、チームを超えた知見の共有やワークショップなどを行っています。2つ目は技術広報です。ウィルゲートでは「WILLGATE TECH BLOG(https://tech.willgate.co.jp/)」というブログを持っており、社外に向けて開発室の取り組みを発信する活動を行っています。
ーー業務を兼任することになったきっかけを教えてください。
私は2021年に新卒でウィルゲートに入社したのですが、最初の1年間はエディトル開発チーム専属で業務を行っていました。今年の4月になって上長から打診されたこともあり、開発組織活性チームを兼任することになりました。元々、開発組織活性チームの取り組みには興味があり、1年目の頃から開発組織活性チームが開催していたイベントなどにも積極的に参加していました。日頃から開発組織活性チームの取り組みに関わっていきたそうな雰囲気を醸し出していたので、上長が兼任を打診してくれたのかもしれません(笑)
ーー兼任によってどのようなチャレンジやスキルアップができましたか?
開発組織活性チームの業務では、開発室全体に向けて情報を発信することが多いので、コンテンツを考えるための企画力やファシリテーション能力を身につけられたのではないかと感じています。また開発組織活性チームでは、他チームのエンジニアともコミュニケーションを取る機会が多いので、さまざまな情報をインプットすることができています。
ーー複数のチームに所属するということは大変ではありませんか?
私の場合は、エディトル開発チームと開発組織活性チームのタスクの割合が9:1くらいの割合なので、そこまで大きな負担になっているわけではありません。しかし、兼任して間もない時はエディトル開発チームと開発組織活性チームの両方のタスクをしなければならないこともあり、タスク管理に苦労していた時期もありました。
最初は少し難しさを感じることもありましたが、兼任に関してはマイナスな印象を持つことが少なく、むしろメリットの方が大きいと感じています。
ーー兼任の魅力について教えてください。
兼任することで、通常の業務では経験できないようなタスクにチャレンジすることができています。通常のWebエンジニアの業務だけではイベントの企画や運営に携わる機会はほとんどないので、そういう点では兼任することで幅広い業務にチャレンジできていますね。色々な業務に挑戦することで、自分がやりたいことも見えてくると思うので、このような機会を提供してもらえることはとても嬉しいです。
ーー今後チャレンジしたいことを教えてください。
特定の部署に留まっているのではなく、将来的には色々な部署の方と関わりたいと考えています。ウィルゲート全体のイベントの企画・運営を行うエンタメチームやコーポレートデザイン室の採用部門などにも興味はありますね。
セールステック事業部 ライフメディアユニット 所属
ソリューションユニット Webソリューションチーム 兼任
児玉
ーーどのような業務を行っていますか?
メインの所属であるライフメディアユニットでは、主婦の友社さんと協業しているメディア「暮らしニスタ」でSNSマーケティングを担当しています。「暮らしニスタ」では数多くの主婦の方が暮らしに役立つさまざまなアイディアを投稿しているのですが、LINEやFacebook、TwitterなどのSNSでその記事を配信し、SNSを活用してメディアの売り上げを伸ばすための施策を担当しています。
兼任先であるWebソリューションチームでは、コンサルタントと二人三脚でクライアントのCV改善に取り組むアナリストとして業務を行っています。例えば、サイトの目的が会員登録の場合は、会員登録者が増えるような施策を考え、クライアントに改善案を提案するような仕事をしています。
ーー業務を兼任することになったきっかけを教えてください。
元々、幅広い業務に携わりたいという気持ちがあり、違う部署と兼任させてほしいという相談を上長にしていました。そのようななかで、体制の見直しがあり、会社側からWebソリューションチームとの兼任を打診されました。前職ではWeb制作を経験していたことも声がかかった理由の一つだと思います。
ーー兼任によってどのようなチャレンジやスキルアップができましたか?
サイトの改善という点では両方の部署に関わる部分でもあるので、片方の部署で得た知見をもう片方での仕事に生かすことができています。例えば、Webソリューションチームでクライアントの売り上げを上げるために考えた施策を、ライフメディアユニットでの「暮らしニスタ」にも活用するということもしています。また、最近になってWebソリューションチームでSNSコンサルを行うサービスが始まったのですが、ライフメディアユニットでSNSマーケティングの業務を担っているのでそこで培った経験を生かすことができるのではないかと考えています。
ーー複数の部署に所属するということは大変ではありませんか?
所属している部署が同時に忙しくなったりすると少し大変な部分はありますし、業務量のコントロールは非常に難しいなと感じています。現在は2つの部署を兼任して、それぞれ50%の比率で業務を実施しています。複数の部署の業務量を可視化するためのクラウドツールも活用し、業務量の調整を行っているので大きな苦労はないですね。3つの部署を兼任していた時期は、このようなツールもなく業務量のバランスをとることに非常に苦戦したことを覚えています。
ーー兼任することの魅力について教えてください。
私が考える兼任することの魅力は大きく分けて2つあります。
1つ目は、幅広い業務が経験できるという点です。明確にやりたいことが決まっている人はいいのですが、やりたいことが見つからないという悩みを持っている人も多いと思います。私もあまり自分のやりたいことがハッキリと決まっているタイプではないのですが、兼任でさまざまな部署を経験させてもらうことで、自分の興味関心の幅を広げることができています。そのなかで自分の強みや得意な領域が分かることもあるので、そういう部分は非常に魅力的だと思います。
2つ目は社内の多くのメンバーと関われるという点です。それぞれの部署にはそれぞれの特徴があって、良い部分も悪い部分もあると感じています。複数の部署に所属していることで他の部署の良い部分を自部署に持ち帰って共有することができています。それぞれの部署の良い部分も盗むことで、会社全体としても良い方向に持っていけるというのも魅力の一つですね。
ーー今後チャレンジしたいことを教えてください。
さまざまな部署を経験するなかで、Webに関わる仕事であれば何でも挑戦してみたいなと考えるようになりました。元々はあまりやりたいことがハッキリ決まっておらず、やりたいことを聞かれてもすぐには答えられないタイプでした。しかし、さまざまな部署を経験して、何となく自分が会社に貢献できる部分がわかってきたのではないかと感じています。今後も会社に貢献できるように、目の前にある任された仕事に全力を尽くしたいと思います。
今回はウィルゲートの部署や職種を兼任する取り組みについてご紹介しました。
メンバー自身が様々な経験を積むことは、会社全体の体制が強化されるだけではなく、メンバー自身の「will」が実現したり、新しい「will」が見つかるきっかけになったりします。これからもメンバーの『will』の実現と、恒常的に事業成長ができる組織を目指して取り組んでいきます。
(取材・文/小町 撮影・編集/柳)
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